ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

妖怪コミュの妖怪の本

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
妖怪関連の本でお薦めのものはございますか? 近代のは勿論、昔の妖怪の本で重要なものもお教え下さい。図鑑の様なものでも、論文の様なものでも結構です。

コメント(51)

かなり古い本で恐縮ですが、
「水木しげるの妖怪文庫」全四巻(河出文庫)
これは、小生の学生当時、民俗学の先生のお勧め本でした。
竹原春泉画の「桃山人夜話」。文庫本です。(角川ソフィア文庫)
カラーの図画と、翻刻、現代語訳付きです。
 このトピックが立ったのは2004年の9月なので、いまさら紹介もアレかとは思うのですが、それでもボクからもご紹介。


 古典文庫と言うシリーズがあります。
 残念ながら今では古本屋でしか手に入らないかと思うのですが、その古典文庫のシリーズの中に、『狂歌百物語』という上下2冊本があります。
 これ、元は江戸時代に発行された書物でして、幽霊や妖怪などの怪しなことごとをテーマにした狂歌を集めた本であります。
 古典文庫版は、その本の翻刻版であります。

 以下に、その収録作のいくつかをご紹介。



『鬼』
 似せうはとさとりし綱かぬきうちに 其手ハくはぬいはらきの鬼

『見越入道』
 箱根からこなたになしといはるれハ 関のひかしを見越入道
 入道か見越す一寸先ハやミ 六分もちちむ五分のたましひ

『ろくろ首』
  寝みだれの長き髪をばふりわけて 千尋にのばすろくろ首かな
  つかの間に梁をつたはるろくろ首 けたけた笑う顔のこはさよ
  六尺の屏風にのびるろくろ首 見ては五尺の身をちぢめけり

『雪女』
  雪女よそほう櫛もあつ氷 さす笄や氷なるらん
  夜明ければ消えてゆくへは白雪の 女と見しも柳なりけり

『船幽霊』
  えりもとへ水かけらるる心地せり 「柄杓貨せ」てふ船の声音に
  幽霊に貨す柄杓よりいちはやく おのが腰も抜ける船長
  恨めしき姿はすごく幽霊の 舵を邪魔する船の知盛

『海坊主』
  板ひとへ下は地獄にすみぞめの 坊主の海に出るもあやしな


 なかなか趣がございましょ。(^o^)v

 ちなみに、古典文庫については以前自分の日記に書きましたので、ご興味お有りの方はどうぞご覧下さい。

 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=421663370&owner_id=2746143





> 妖怪の場合には西洋のモンスターと比較することも考えています。

 ところで最近、『日本と西洋の妖怪比べ 妖怪伝説百話集』というタイトルの本が出ましたですよね。
 http://www.bk1.co.jp/product/2777599
 わたしゃ古本者なので、各地の古書店で仕入れた怪しげな妖怪本をたんともっとりますよ。(笑)
 面白そうなのは、自分の日記でも時々紹介しています。(汗)


 さて。ゆうなんさんは学校の図書館で『狂歌百物語』を借りられたとのコトですが、同図書館に古典文庫の『狂歌百鬼夜狂・他』があれば是非そちらも読んでみて下さい。こちらもよろしいですよ。


> 僕は『桃山人夜話』も古典文庫で読みました。

 古典文庫版の『桃山人夜話』ってことは、『怪談百物語』を読まれたのですね。ボクも持ってます。
 もちろんボクも、角川文庫版及び国書のハードカバー版を持ってます。こりゃもう病気ですな。(汗)

 古典文庫で言うと、妖怪からは微妙にずれますが、『本朝列仙伝』もいいですよ。漢字とカナ文字だけで書いてある本なので、多少読みにくいかもしれませんが、なぁ〜に、なれれば大丈夫ですよ。(笑)


 んでまぁ、もう1冊紹介です。
下山弘著・山手書房新社発行『魔の棲む江戸の物語』もお勧めです。
 ただ、これも絶版なので、図書館か古本屋でどうぞ。
 先に紹介した古典文庫とは違い、こちらはときどきではありますが、某大手新古本チェーン店でも見かけますよ。
古典文庫だと『異国物語』も面白いですよ。いわゆる「怪物人種」が絵入りで大量に紹介されてます。
toroia さんへ……。

 へぇ〜、『異国物語』ってのは知りませんでした。
 ちょいと調べてみたところ、“「異国物語」(万治一)は、中国の「三才図会」を仮名文にした翻訳物であつて、世界の二百四十余国の地理風俗の紹介した本”とありました。
「怪物人種」が登場ってことは、『西鶴諸国話』や『山海経』みたいな本なんでしょうか?
 大変興味がございます。
先日図書館で見かけた本を紹介させて頂きます〜。

『ぞくぞく ぞぞぞ』
きゅーはくの絵本(5) 化物絵巻
ブレーベル館 発行 (2007年3月発行)
推薦 水木しげる

九州国立博物館所蔵の絵巻を絵本にしたシリーズの絵本です。
子供向けですが、巻末には絵巻そのものの紹介や妖怪の紹介も詳しくて興味深く読めます。
水木しげる先生へのインタビューも掲載されていて、石燕が活躍する前の貴重な物だと仰られてました。

新しい本なので、書店でも比較的見つけやすかと。
値段もお手頃で(千円+税)お勧めですー
「百鬼物語」という本と妖怪札が一緒になった物を見つけました。
妖怪札の質感も良く、絵もいいです。
安くはありませんがいいものを手に入れたと言う感じです。


 それって、コレですか?

http://www.keibunsha.net/select-shop/detail.php?item=684


 9,450円は確かに高い。でも、ボクも欲しいぃ〜!

拙著『日本化け物史講座』もレビューをこのコミュに
挙げましたので、ご覧いただければありがたい次第です。

版元でつけたコピー。
「ヤマタノオロチ・天狗・鬼・狸・口裂け女……古代から現代まで、 日本に現れた70種以上の妖しの者を、妖怪・幽霊・UMAのすべてを含みこむ「化け物」として読み解く、新・日本怪異史入門書」
http://www.rakkousha.co.jp/books/na_01.html
>『日本化け物史講座』
かなり広い範囲を扱っておらるようですね。これまでの妖怪研究の総まとめといったところでしょうか?
それでも目次をざっと見た限りではいくつか遺漏があるように見受けられます。それだけ日本のこの手のフィールドの裾野が広いということなのでしょう。
>24 偽史学博士 さん
「日本化け物史講座」 先日、購入して読み進めている最中です。

広く、浅く「化け物」が取り上げられており、それぞれの話を
年表順に並べて、歴史上の出来事と照らして説明されています。
ひとつずつの話は、今更聞くまでもない、よく知った話なのですが、
これが歴史年代順に並べるとこうなるのかと、新鮮に感じました。
ちょっと夢中になってます。

専門的な本にはない優しい語り口で読みやすいので、
このジャンルの入門書としても最適だと思います。
>25
toroia様

通史を書くことで、あらためて妖怪というものの奥深さを実感しました。

>26
三芳庵様

ご高覧・ご好評賜り、誠にありがとうございます。励みになります!!

『西鶴と浮世草子研究 Vol.2 〈特集〉怪異』という、CDが付属で付いている雑誌を購入してきました。
 付属CDには、“怪異物挿絵大全”と“武太夫物語絵巻”と“稲生小菊さんインタビュー”などが収録されているようです。

 http://www.bk1.jp/product/02940091


 実はこの雑誌。昨年の11月に発売しているので、このコミュニティに参加の皆さんは既に購入済みかもしれませんね。(汗)
 でもボク、ネット購入ってのがちょいと苦手でね、出来ることならば現物を見てから購入したいと考えていたら、今頃になっちゃったというわけです。(汗)

 ちなみに『日本化け物史講座』も現物を見てから購入したいと思っている為に、まだ買ってはおりません……。(^_^;)



 もうひとつ。
 本ではないので恐縮ではありますが、ネットにて“現代版・京都妖怪葉書”なるものを発見いたしました。
 出来るコトならばこれもネット買いはしたくないので、置いている店舗を探したいっす。

 http://www.unicreates.jp/contents/youkai/index.html

『日本化け物史講座』、立ち読みしてみました。
誤植……UnidentifiedがUnidetifiedになっていました。
それとmonstrumはラテン語なのでモンストラムではなくモンストルムです。

内容は多岐に渡っているようなのでレビューするにもそれなりに準備が必要かと思うので、ここでは「遺漏」をいくつか。
たとえば縄文・弥生時代の化け物。考古学的知見からもすでにいくつかの「化け物」(山姥とか)が想定されていることが知られています。吉田敦彦『縄文の神話』や田中基『縄文のメドゥーサ』などが参考になるかと。それと江戸時代のUFOを扱っているのに近代以降のUFOや宇宙人が扱われていないのが少し疑問でした。このあたりは木原善彦『UFOとポストモダン』が面白く扱ってますね(スカイフィッシュは和製英語ですし……)。それと近現代は心霊写真もかなり人口に膾炙しているからもう少し扱って欲しかったな、と。また『和漢三才図会』を多く引用しているのに江戸時代における辺境の怪物種族(南蛮、紅毛含め)の扱いが薄いのも気になりました。などなど……

とはいえ、この分量でこれだけの水準を達成したというのには正直感服します。大人の初心者にまずおすすめできる一冊だと思います。

 トピックんところで、ゆうたろ さんが河鍋曉斎の妖怪ブランドのコトを書かれておられたので、それならばと、こちらでは、その河鍋曉斎が主人公として登場している本を1冊ご紹介いたしましょう。


 1995年に光栄より発行された、橋本純 著『百鬼夢幻 河鍋暁斎妖怪日誌』。

 非常に出来の良いストーリー展開で、ボクのお気に入りの1冊です。
 残念ながら現在は絶版なので、図書館で借りるか、古本屋を捜すしか読む手だてはないのですが、苦労してでも捜して読む値打ちのある本だと思ってます。


http://www.bk1.jp/product/03027345

 さすがは国書刊行会! よくぞこの『狂歌百物語』を出してくれました!
 もぉ、速攻で購入しましたっ!! \(^_^)/

ホラー苦手っ子ならば私のレビュー見に来てください。

子供用ホラーレビューしています。

クイズしつつ妖怪に触れ合える本です。
はじめまして。

近代デザインと妖怪を多少、無理矢理に関連付けてレポートを書こうとしている者です。

漠然とですが、昔から現代への妖怪アーティストの歴史や流れ・影響、妖怪を使った商品デザインの歴史、妖怪をキャラクターデザインとして考え、昔と今のデザインの変貌や新たな現代妖怪と昔の妖怪のビジュアル・特性の違い等について…などについて書こうと思ってます。


参考になりそうな本がありましたらお願いします。
最近私が読んだ本ですが、日野巌著『動物妖怪譚』とかどうでしょう。
内容は、妖怪それぞれが載っている文献をあげて、考察しています。
ちょっと読みにくいかもしれませんが、一つの妖怪について調べたい時にいいです。
動物妖怪について書いてあります。
制作に携わった者の手前味噌ですが、
『日本の図像 神獣霊獣』(3,800円)
が、ピエブックスから発売になりました。
今見ても新しい、ふふっと笑ってしまうような、
霊獣やいろんな妖怪が一堂に会しています。
絵巻や日本の絵に興味がわく一冊です。
よろしければごらんください。

http://www.piebooks.com/search/detail.php?ID=1141

________________________________________日本人が畏れ、敬い、培った「この世ならぬもの」たちへのユニークな感性

河鍋暁斎、伊藤若冲、歌川国芳らさまざまな絵師が描いた神獣霊獣、鬼や民間伝承の神々・付喪神・あやかしの類いをバラエティ豊かに紹介します。
『図解雑学 日本の妖怪』小松和彦:編著
http://www.natsume.co.jp/book/index.php?action=show&code=004747

学術的なアプローチから
漫画や映像と言った通俗的なアプローチまで
とても分かりやすく妖怪のことを解説されております

また東雲騎人さんやオダナヲコさんのイラストが
とても雰囲気が出ていて素敵です

現在表紙画も描かれている
東雲さんの個展が開催されております
原画も飾ってありますので
お時間とご興味ございましたら本に個展にと楽しめるかと
○東雲騎人『妖怪風流』
7月27日(月)〜8月2日(日)迄 です
12:00〜19:00(最終日17:00)水曜日定休
東中野 ビタミン・ティー
http://www.vitamin-tee.com/
すみません、またしても自著の宣伝です。

===========
『もののけの正体―怪談はこうして生まれた―』
新潮新書 756円

鬼、天狗、見越し入道、豆腐小僧、水の精、コロボックル、キジムナー、アカマタ……妖怪たちの誕生の秘密!

鬼に襲われた、天狗に出くわした、河童を目撃した……ほんの数十年前まで、多くの日本人が、妖怪や幽霊など「もののけ」の存在を信じ、体験や伝説を語り継いできた。もののけたちはどうやって生まれてきたのか。日本の怪談や奇談の数々から民俗学的な視点で、その起源の謎に迫る。日本古来の妖怪や魔物をはじめ、江戸時代の化物、琉球地方や蝦夷地のアイヌに伝わるもののけも多数紹介! 日本人の恐怖の源泉を解き明かす。
http://www.shinchosha.co.jp/book/610381/
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4106103818
==============
朝日新聞書評
http://book.asahi.com/paperback/TKY201009280268.html
産経新聞書評
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/100919/bks1009190941014-n1.htm

皆様、なにとぞよろしくお願い申し上げますm(−−)m
日本の妖怪、ではなく大陸のお化け関係ですが、
中野美代子さんの著作などはいかがでしょうか。

西遊記の秘密 - タオと煉丹術のシンボリズム(福武書店、1984年/岩波現代文庫、2003年)
など、西遊記を中心として分析した著作の多い方です。

中国の思想やおばけは、日本のお化けや陰陽道のルーツとなっているわりとあるので、その辺りに興味がある方には、参考になるかもしれません。
本当に基本中の基本なので誰も書かれていないのかも知れませんが。

角川ソフィア文庫「鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集」

なんて駄目ですかね?
石燕の但し書き程度の解説しか書いていませんので、読み物というより小さな画集ですかね。

石燕の妖怪画が好きなので、たまに眺めてニヤニヤしてますw
立風書房・ジャガーバックス「いちばんくわしい日本妖怪図鑑」

佐藤有文さんの創作と思われる妖怪とかも居て、
中々面白いです、はらだしとかw
何か一部の妖怪マニアからは非難を受けたとか聞いたけど・・・駄目ですかね?
私は好きなんですが・・・
決定版日本の妖怪。妖怪95体を徹底解説。宝島社から580円+税。カラーで見やすくて綺麗です。
どっかにあるけどタイトル判らない。水木しげるのとか、松谷みよ子の。
妖怪最強王図鑑 (最強王図鑑シリーズ)2017/12/26
絵:なんばきび 監修:多田克己

子供向けのバトル物シリーズの1冊。内容は、何体かの妖怪をトーナメント方式でたたかわせ
最強妖怪を決めるというもの。完全にお遊びですが、監修は有名な妖怪研究者で、
知識総動員で本気で遊んでるみたいですw
なるほどこうくるかと楽しめるし、妖怪に興味あるお子さんがいる方もぜひ。
そういえば。過去に衝動買いしてしまった本が。母からはバカにされたけれど。ま、ぼちぼち読んでます。
本棚の奥から出てきた。聞いたことのない出版社だから、たぶんマイナー。
天狗について、霊学霊術の大家宇佐美景堂氏が「現代に生きる天狗」と言う本を半世紀近く前に著してた。
少し切り口の違う妖怪関連の本としては面白いかもしれません。

ログインすると、残り18件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

妖怪 更新情報

妖怪のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング