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世界軍事史コミュの太平洋戦史に見る組織と情報戦略

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●情報敗戦〜太平洋戦史に見る組織と情報戦略〜

谷光太郎氏の『情報敗戦〜太平洋戦史に見る組織と情報戦略〜』は、日本軍とアメリカ軍の情報戦略を比較し、論じているので参考になる。





『情報敗戦〜太平洋戦史に見る組織と情報戦略〜』の要旨



・トップが情報の価値を知り、情報に執念を燃やさない限り、貴重な良質な情報の入手は困難になる


・アメリカ海軍のニミッツ提督は戦時中、一貫して情報参謀のレートン中佐を手許に置き,戦局の節目でレートン情報参謀の情報分析に耳を傾けた


・アングロサクソンには政治家、外交官、軍人を問わず,情報を基礎に政策を考えるという思考態度が強い


・公開情報だけで9割は予測可能


・情報収集作業の第一は公刊資料だ


・トルーマン大統領は、「米国の秘密情報の95%は新聞その他の刊行物に発表されている」といった


・情報活動の根本は自発的な好奇心である


・「情報の仕事は教えてもらうのではなく、使命を感じて自分で学び、覚えていくのだ」(情報参謀 堀栄三少佐)


・伝聞情報ではなく自分の目で確認せよ


・都合の悪い情報にこそ真実がある


・情報は自分の力で手に入れよ


・名将と言われる人々はいずれも情報を重視した


・明治の陸軍は非常な努力を払って,清国やロシアの研究に励んで、豊富な情報量と質の高い情報分析を行っていた


・「最も重要な情報は、一般公開されている資料の中にある」(ウイリアム・ドノバン CIA創設者)


・イギリスが大英帝国として隆盛を極めた原因の一つに、質の高い情報機関の存在があった


・重要な情報はトップに直接伝える



※コメント


日本軍の幹部の方々もそれ相応のインテリジェンスの持ち主だったと思う。
またすべて、アメリカ軍が優位に立っていたとは思わない。
ただ、どの分野にも上には上がいるものである。どんなときも謙虚にならないといけない。

マッカーサー元帥は、占領軍総司令官として、吉田茂首相と会ったときこう話したという。

「自分は青年士官の頃、日露戦争に観戦武官として従軍し、大山巌や児玉源太郎、乃木希典をはじめ多くの将軍に会った。彼らにはそれぞれ人物に風格があった。40年ぶりに来日して、日本の将軍たちに会ったが、とても同じ民族であると思えなかった。」

知識も当然必要だが、人間としてどうあるべきか、精進したいと思う。



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コメント(3)

最近、思うのですが、太平洋戦争というのは、史上最大の艦隊戦だったのでしょうか?
軍縮条約の関係で第一次大戦の方が大規模だと思います。
一度の会戦での単純な船の数なら無敵艦隊とドレイク艦隊の総数の方が更に多かったと記憶しております。
レパントの海戦も軍船が多いですよね。

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