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地球ゴマコミュの絶賛!地球ゴマ

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はじめまして、MIXIに「地球ゴマ」のコミュがあるのは知りませんでした。
私は名古屋在住の科学オモチャコレクターのおっさんです。

独自に地球ゴマの存続を模索しながら活動していました。コミュがあるのは嬉しいです。

とりあえず、自分の日記に書いた文章を転載します。


絶賛!地球ゴマ
皆さんは「地球ゴマ」をご存知でしょうか?
古くからあるオモチャなので「昔遊んだことがあるよ!」という方もいらっしゃることでしょう。後で詳しく述べますが,このオモチャは作られてから80年以上の歴史があり,今でも入手することができます。
それはさておき「地球ゴマ」はその精度の高さゆえ様々な楽しい回転遊びが出来ます。
物持ちがいいのは我が家の「家訓」?で私が子供のとき買ってもらった「地球ゴマ」やその他のオモチャも少なからず残っています。しかし当時と全く同じものが今でも入手できるのはこの「地球ゴマ」以外にはあるのだろうか?そう思ってオモチャ倉庫の数あるコレクションを見渡してみても皆無のような気がします。
 時代を超越して「不思議が楽しいオモチャ」の金字塔に輝くオモチャ、それが「地球ゴマ」。私はそう思っています。
地球ゴマで科学を感じることができる
「遠心力応用科学教育玩具」と説明書にうたってあるとおり、様々な回転運動のモデルとして活用できます。基本的には「ジャイロの原理」という物を応用したコマです。ジャイロの原理は、19世紀のフランスの物理学者フーコーが発見した、「高速で回転するコマ(の軸)は、宇宙空間において、常に一定の方向を指す」というものです。例えば「ななめで回り始めればななめのまま回転する」ということでこれは地球の自転のモデルとしても使えます。そしてこれは今でも飛行機や船などが自分の進行方向を知るために使われています。コマをモーターで高速回転させ、最初に北を向けてやれば、北を向き続けるという訳です。

地球ゴマの歴史
オモチャというのはその発案者や誕生した年などは不明なことが多いのですが、そんな中「地球ゴマ」は異彩を放っています。作っているのは名古屋市にある「タイガー商会」で、創始者の社長加藤朝次郎さんが,時計職人だった腕を生かして独立し1921年から商品化して販売をはじめたとのことです。今から80年以上も昔から全く同じものを作りつづけているのです。とてもよく回るコマで、その精度は5ミクロン(1000分の5ミリ)まで正確なのだそうで、ここまで来ると立派な工業製品です。出荷のピークは昭和3〜40年代で世界にも輸出され,戦後の日本の外貨獲得にも大いに貢献したそうです。
昔は「曲芸のできるコマ」として祭りの縁日などでも売っていたという話を聞きました。中には曲芸するコマだけ本物の「地球ゴマ」を使い実際に売る品は精度の悪いニセ物を売っていた怪しげな店もあったとか。真偽のほどは定かではありませんが、ニセ物が出るほどの人気商品であったことは間違いなさそうです。

地球ゴマの存続について
 そんな地球ゴマですが,ピーク時には比べようもありませんが職人さんは4人おられて連綿とその製造はつづけられております。しかし二代目の社長さんの加藤武さんが数年前なくなられて,経営の危機にあるらしく,あと1年ほどで「タイガー商会」をたたんでしまう計画らしいです。「製造権」を買い取れば存続できるかもという噂も聞きましたが,それは夢物語です。署名したってどうしようもないし近々なくなるのは避けられない様子です。近くで見つけたら今のうちに一つでも二つでも入手しておくことをおすすめします。私も少しならお分けできるものを持っています。

タイガー商会
464−0029
名古屋市千種区豊年町17-15 ?052−711−7111


以上です。最近ではこれを書いてから、中日新聞、東海ラジオの朝の番組でも取り上げられました。


2011年が大正100年と言うことで岐阜県明智町の大正村が「大正時代のもの」を募集しています。5月の連休にしっかり地球ゴマを宣伝してきました。

場所も名古屋からさほど遠くないので、何とかここで顕彰してゆく方法はないかと模索しています。

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