川崎市地域教育会議コミュの学力低下って

子ども達の学力低下が叫ばれていますが

でもよく考えてみると、学力に関してはいろんな疑問がわいてきます。
　★そもそも「学力」って何のこと？テストで良い点を取ること？
　★それとも、もっとこう基礎的な何か？
　★生きる力の基礎になるようなもの？
　★学力は果たして本当に低下しているのか？
　★皆さんはどんな時にそれを実感しているのか？
　★低下しているとしたら、どんな悪影響があるのか？
　★低下していることは良くないこと？
　★では、どうすればいいのか？親は？学校は？
　・・・などなど、皆さんはどの様に思いますか。

■学力低下が言われるようになったのは？
いつから「学力低下・学力不足」が言われるようになったのか・・・

文藝春秋の「日本の論点２００７」によりますと、
「ゆとり教育路線の青写真が明らかになった１９９０年代の後半から
　始まった。京都大学の西村和雄教授らの『分数ができない大学生』
　などの著作が火付け役となり、大学生、小中高の児童・生徒が国語
　や理数系科目が出来ないというデータが次々発表されていく。また
　詰め込みか、生きる力かといった教育方針、私立学校との学力格差、
　学力の定義などをめぐって多くの議論が並行して進められた」

■２つの国際調査

「子供の学力低下」を印象づけたのは、２００４年１２月に
公表された２つの国際的な学力調査だと言われています。

◆経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）が実施した調査（ＰＩＳＡ）では、
高校１年の「読解力」が２０００年の８位から１４位、
１位だった「数学的応用力」も６位に。

◆国際教育到達度評価学会（ＩＥＡ）の調査（ＴＩＭＳＳ）では、
中学２年の数学と小学４年の理科で平均得点が前回より１０～９点も
下回りました。

　※ＯＥＣＤの学力調査（ＰＩＳＡ）は生活への応用力重視。
　　ＴＩＭＳＳは基礎知識が対象。

こうした結果を受けて、当時の中山文部科学大臣が「ゆとり教育」を
見直す方針を表明しました。

■安倍政権も教育再生

安倍政権が進めている教育改革でも「子供の学力向上」は大テーマ。
「教育再生会議」の第１次報告（先月２４日に公表）でも
「学力向上」は１番最初に記述されています。

●「ゆとり教育を見直し、学力を向上する」と題して
授業時間の１０％増加、基礎・基本の反復・徹底と応用力の育成、
薄すぎる教科書の改善を提言しています。
また、全国学力調査を新たにスタートさせて、学力の把握・向上に
活かす。伸びる子は伸ばし、理解に時間のかかる子には丁寧にきめ
細かな指導を行うとも。

■論点整理

「子供の学力」について、皆さんはどうお考えですか？
★皆さんがどんな場面で「子供の学力不足」を実感しているのか？
★学力不足が深刻であるなら、どうすればいいのか？

　教育再生会議でも「学力向上」は重要なテーマ。
　あなたは、今の子供の学力不足は深刻だと思いますか？』

コメント(2)

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[1] mixiユーザー 03月28日 23:30

難しいですよね。
「子どもの学力」というテーマは・・・
早く覚えて早く忘れる積め込み学習の弊害もあります。

授業時間を増やして、知識偏重の学習を受けた子どもが、いわゆる有名大学に進学していますが、真の学力がついたとは思えません。

常識問題も解けない大学生が増加しています。
受験科目の関係で、数学の基礎も分からない大学生も・・・
学校の授業を軽視して「塾」で頑張った結果がこうですから。

「総合」学習への批判もありますが、私は、問題を残しつつも、意味のあるものであると思います。

続きは、また後日に・・・

[2] mixiユーザー 03月31日 22:48

高校の教科書検定についての記事がありました。

内容に格差を付ける傾向があるとのこと。

小学校で習う約分から始まる教科書もあるとか。
６分の４の約分とか。

漫画を多用した教科書も出るとか。

学力が低下した理由は何でしょうか。
教科書のせいですか。
教師の怠慢ですか。
総合やゆとり教育のせいでしょうか。

もっと本質的なところに問題がありますよね。

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