だからジャパニーズイングリッシュでも何でも、とにかく話すことに重点を置くのなら語彙は必須。語彙を知らずに外国語なんて話せないし。大体、日本国民は"Nice to meet you"とか"How are you?"とか知ってますよ。誰でも知ってる。問題はそれがとっさにでてこないか、マニュアル的に"How are you?"--"Fine, thank you, and you?"しか知らないってこと。実際の会話にマニュアルはないんだから、そういうとっさの時にしっかり話せるようにしたいのなら、これって中学・高校教育を変えればいいのでは??もっと言えば、大学入試の方法を変えればいいのでは?センター試験から英語が消えて、その代わりに「英語面接」とか入れば、日本人は英語はなせるようになると思いますがね。そっちの方が、5教科7科目勉強するより楽じゃない??
よくニュースなんかで、小学生が"What did you do yesterday?"とか言ってて、そのレポーターが「きれいな発音ですね〜」とかコメントしてるけど、俺から言わせたら全然きれいじゃないんですけど、って感じ。(俺も発音うまくはないけど、音声学勉強したので。) 要するに、『小学生なのに、英語を話してる(または、少なくともマニュアル的な、何が好きですか、とか、私は〜がしたい、とかを言ってる)』=『すごい』なんですよ。それが、英語教育なのかな?って思う。間違いなく中学受験に英語が課される時代がやってきて、そうなったら「楽しい英語のお歌を歌いましょう」なんて言ってられなくない??もしそうなったら、子ども達はもっともっと忙しくなって、早いうちから語彙の勉強とか文法を学ばなくてはいけなくなって、役人が考えた「早期英語教育で、日本人は英語が話せるようになる」って考えは没落していくと思いますがね。