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モバイルは「いきべん」mixi分署コミュの#15.ポイントビジネスの今後〜「つながる」ことの価値〜

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ポイントはバーチャルマネーとか地域通貨、小規模通貨といわれるだけあって、いろいろな意見や質問が飛び交う勉強会となりました。

そもそもポイントは、ブルーチップのような擬似紙幣から始まったので、ユーザごとに「購入履歴」を追っかけることによりサービスを差別化できるところからはじまったわけですが、
販促的意味合いを「値引きに持ってくるか」それとも「プライスレスな顧客還元」にもってくるかという議論がなされたのが前回の勉強会でした。

ポイント価値がユーザと企業が当価値に考えてるとするとたんなる値引きになりますが、
企業側が与えた価値をユーザがもっといいと思えば、後者になり、販促としては効力を発揮するわけですね。

で。今回は、ポイントの提携から垣間見れる企業の戦略についてみてみました。

簡単にいうと。
JAL・SUICA陣営と、
ANA・Edy陣営にわかれます。

JAL側はブランド価値をたかめようとしてわりとクローズな戦略をとります。
トヨタ、ヤフー、JTB、ローソン。
みんな一番手と提携し、同業他社はいれてません。


一方、ANA陣営は、ポイントをもっと流通させましょうという考え方。楽天やツタヤ、みずほ銀行、Gポイント、ネットマイルはこちら側です。


とはいえ。

ネットマイルは三菱UFJを通して、
Gポイントはグリーンスタンプを通して、
ツタヤはローソンを通して、
つながってます。

ANAの動きはポイント流通という意味ではとても意味深い動きをしてるのですが、考え方をかえると、ポイント交換業社に自分がなれるわけで、オンラインポイント最王手のネットマイルも競合になりうるところが、おもしろいです。

今後無視できなくなってくるのはツタヤのTポイント。
これはリアルポイントがフェリカを使って流通することを意味します。オンラインポイントというとやはり利便性からPCメインになり、ケータイでの流通はその10分の1ぐらいでした。

しかし、ケータイがおさいふ(つまりドコモの夏野さんのいう生活インフラ)になると、レジを通した瞬間にポイント提供とポイント還元がおこるわけで、リアルポイントの集約化と流通がおこりやすくなります。
ツタヤとローソン。これが日常リアルポイントの流通の起爆剤になるのは間違いないです。

一方、ネットマイルの動きは、
すでに300万人のユーザが、
1000以上のポイントを発行する加盟サイトから
ポイントをもらい、いろいろなリアルな場所で使えるという、
これもまた重要な存在。
彼らの莫大なマーケティングデータを背景にした
リサーチ事業(行動予測)もネットサービス企業には重要な存在になるでしょう。「ブランドの達人」という本も同社のデータをもとにしています。


いずれにしても、ポイントビジネスは、
ポイント獲得元の多様さ(ポイントがたまりやすい)と、
ポイント利用元の多様さ(使ったぞ感が高い)が、
両輪まわってはじめて、
ユーザと企業へ利用価値を生み出すものです。

というわけで今回は12人の参加者。
あとは9人で縁縁でかる〜く二杯でした。


■おまけトリビア。

ネットマイル(物産系)やGポイント(住商系)の所在地は、
神田錦町。ポイントのメッカといえます。

ネットマイルの場合、
PCユーザの男女比は55:45
モバイルの場合はその真逆。

ネットリテラシー(ビジネスより)と
モバイルリテラシー(生活より)の
男女の差が見受けられます。


■IT・モバイルの仕事。平日夜の粋な勉強会。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=880962

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