１９５６年生まれコミュの柿の木のある家を買った時、

私の夫は、ミルクを買いに行くのも、車を買いに行くのも、家を買うのも同じ様に買い物する人です。

引越しの度に、まず、中古車を買いに行くのですが、1番近いディーラーに行って、最初に見た車に試乗して、動けば、値段交渉なしに、売値のままサッと買って、車買いにくとで開けて、2時間くらいで車に乗って帰ってくるという事を3～4回やってくれました。子供たちのミルクが切れたから買ってきてと言って買い物に行く、あの感覚と全く同じ！

家を買おうかと、二軒ほど売り家を見にいきましたが、夫曰く、
「僕たちのバジェトからいえば、せいぜいベッドルームは3っつで、どの家も、お風呂、リビング、キッチンがついてる。どの家も似た様なもんじゃない、あちこちみに行くなんて、意味ないよ。」
で、それからもう、売り家見にいくのはやめたんです．そうこうしているうちに、家の値段がどんどん上がって、もう、私たちには手が出ないねと諦めかけていた頃、
ある時、家族で御近所を散歩してると、御引越ししてる家があり、通りがかりに、「この家売りに出すんですか？ちょっと見せてもらってもいいですか？と夫がきくと、「どうぞ、勝手にみていいですよ」との返事。
玄関から真っ直ぐ突っ切って、直ぐに庭に出ると、大きな柿の木が目の中下に飛び込んで来たんです．「おお、良いねー、立派な柿の木だ！このうち買いましょう」と夫！。
もう、ビックリ！「うちには小さい子供たちが3人いるのよ、この小さい家には大小二つのベッドルームしかないのよ．いくら庭が広くても、テント張って外に寝るわけにはいかないでしょう？子供たちは、今は小さくても、すぐに大きくなるのよ！どうするつもり？」と、私が抗議すると、「庭が広いから建て増しすればいいじゃない」と、さっさと、この家買っちゃったんです！家の市場が1番高い時で、お金のない私たちは、建て増しするお金なんて無い！結局、2段ベッドの下に、ロールアウエイのベッド設置して、寝るときに引っ張り出すなど、本当に窮屈に生活し、子供たちが巣立つ数年前に建て増しし、子供たちに自分の部屋を持たせてあげることができました。

あの柿の木は、毎年たくさんおかきの実をつけ、たくさんの人たちを喜ばせて来ました。
今年も1000個ほど実をつけていますが、柿採りをする体力はもう私には無いので、欲しい人に取りに来て欲しいだけ持って帰っていただいています。私達は、高い所の柿をとりに来るリスが、私たちに為に歯形もつけずに落としてくれるので、それを毎日頂いています。

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 11月07日 09:37

おはようございます

ご主人、即断即決である意味頼もしいですね。
優柔不断よりいいと思います🤗🤗

おうちを柿の木で決めたのもまたまた素晴らしいではないですか。
楽しいご主人ですね。

でも今はそんなに沢山なってるのですね。
富有柿。なのですね。
美味しいでしょう。

我が家にも甘柿がありますが、赤くならないと半渋の感じなので、鳥が天辺の甘いところを食べてしまいます