1982年スタートしたBIG BLACKのメンバーは David Michael Riley - Bass Melvin Belli - Guitar Steve Albini - Guitar ローランド製リズムマシーン - Drums となっており、本作は1987年発表の2ndアルバムです。 クラフトワークのカバーであるThe Model、チープトリックのカバーであるHe's A Whore、Drums担当のリズムマシーンのキレのよさが冴え渡るL Dopa、やかましいギター音が圧倒するFish Fryなど捨て曲なしの名盤です。
Dis/Small fry session 1&2
ミルウォーキー出身のDisです。昨今ではHip-Hop界隈を中心にDisるという単語が頻繁に使用されていますが、このDis、意味としては「侮辱{ぶじょく}、非難{ひなん}、酷評{こくひょう}、無視{むし}、失望{しつぼう}」となっており、また形容詞では「接続の切れた、故障した、壊れた、動かなくなった、プッツン状態の」という意味もあるようです。実際にこのdisの音もまさにその名の通りで、失望に満ちた感すらある淡々とした演奏、そしてボーカル、そのまま流れていくかと思いきや突然、ダムが決壊したように何かが切れ、プッツン状態へギアチェンジし、音が洪水のように押し寄せていく曲展開が印象的です。一見それはオルタナ/グランジで多用されたディストーションにも見えますが、よく聞くとdisの場合のそれはグランジ/オルタナとは異なり、突然ではなく、必然的な流れで押し寄せてくるのがわかります。そしてその必然の流れがdisの特徴であり、素晴らしいところなのです。。。っと自分流でロッキンオン風に紹介してみましたが書いててあまりにナルシストで気持ち悪いのでもうやめます。このdis、メンバーは Chris Fuller(現Sixto)、Chris ManfrinとCraig Hutler(現travis)の3人です。音は気持ち悪い上記の文の通りですが、言ってみれば最近のNewYear、silkworm、seamなどといった淡々としたボーカルと徐々に盛り上がるギターとドカドカとなるドラムによるミドルテンポな感じで、まさにUSインディーなかっこよさです。(引き合いバンドがずれてたらごめんなさい。)なお、disの曲は(http://www.mypalgodrecords.com/dis.shtml#)からも視聴できるようなのでよかったら聞いてみてください。彼らは"The Historically Troubled Third Album"というアルバムリリース後、突如解散したようなのですが、是非一度生で見たかったなと思います。なお、My pal god recordsのサイトにはにはdisのメンバーと大先生によるinternational specialists集団の写真もありますね。まるでキャンプ写真のような森の中で、みんな普段着でラフな格好なのに一人だけ皮ジャン完全武装で指をぽきぽき鳴らしている大先生は「場違い」の一言に尽きます。大先生にとってみればこれが普段着だから仕方ないですね。
Neurosis/Times Of Grace
お久しぶりでございます!サマソニ明けですっかり燃え尽きた感のあるSpoonでございます。皆さん如何お過ごしでしょうか?ここで、突然の大ニュースです!これまで大先生が封印されていた大黒様のライブも予定されているT&G25周年フェスティバルにちなみ、T&Gが怒涛のごとく、これまで見たこともなかったような貴重盤を放出しております!それがしのような「後追い知ったか低所得野郎」でも、かねてからほしかったlungs/headache/He's a Whore/IL Duke/Heart Beatなどを買えたのでありまーす!皆様、これは見逃さない手はないですぞ! 是非お近くのレコードショップへ! さて、久々の今回はNeurosisです。現在話題となっているカオティックコアの元祖とも言えるこの「じゅうきん」バンドは85年末にカリフォルニア州オークランドにて結成。オークランドの気候の特徴として、日本のように四季があるという事があげられますが、日本と異なるのが日向と日陰の温度が全く違うらしいのです。日向が紫外線が強すぎて、軽く火傷すらしかねない気候に対して、ちょっと日陰に入ろうものならセーターがなくてはならないくらい涼しいらしいのです。静と動を使い分け、時に激しく、時に繊細な表現を行う彼らにまさにぴったりな気候ですね。現在のメンバーはデイブ・エドワードソン、スコット・ケリー、ジェイソン・ローダー、ノア・ランディス、スティーブ・ボンティルの5人です。本作は1999年発表の6作目となります。内容は言うまでもなくとんでもない傑作。一切の無駄をそぎ落とし、さらにギター、ベース、ドラムだけでなくプログラミング音やバグパイプの音を入れる事により、さらに音をオリエンタルで深みのあるものに展開されております。特に前半山場のThe Last You'll Knowが個人的には大好きで、9分間、し・あ・わ・せ〜な体験ができます。とにかく、聞くのが疲れる音楽ではありますが、それを聞きとおしたとき、何かが見えると同時にあなたはNeurosis(神経症)の逃れられない呪縛にとらわれてしまうのです。そう、神経症は君だけじゃない!のです!
Zao/The Fear Is What Keeps Us Here
ようやく入手しました!Zao(ゼイオー)!大先生の長い歴史の中でも名盤が多いと噂で持ちきりの(1人でですが!)2006年pro作品の中でも実力部門で有力視されているZaoです!(ちなみに大物部門はイギー&ストゥージズ、話題性部門はジョアンナニューサム、いい加減うんざり部門は mono)恥ずかしながら私は本作がZao初体験だったのですが、これがもーんのすごい音の迫力です!ニューロシスやAxCxに通ずる阿鼻地獄ボーカルとスピードかつ重厚な音圧。そしてその中に垣間見れるポップな曲群。1枚まるのまま一気に聞いてしまう素晴らしい作品です。Zaoは95年結成のバンドで現在は4人編成、本作は8枚目という、なんともリリース作品の多いバンドです(ベストもあるようです。)メンバーは3rdから参加のダニエルウェイアント(vo)4thから参加のスコットメリンジャー、今作から加入のマーティンルン(b/vo)、ジェフグレッツ(ds)という誰もオリジナルメンバーのいないという不思議なバンドで笑 出身は米ウェストバージニア州からです。当初は「とにかく神をたたえるため」という事でバンドがスタートしたゴッドバンド(not大山総裁)とのことです。いつも不明な大先生との共演の理由はなんと大先生のナオンがドキュメンタリーフィルムを作っててその作品に映像にZao を使用するさいに意気投合。「おい!このビッチ、実は大先生のコレらしいぜ!(小指を立てながら)」「ほんと!?俺大先生大好きなんだよ!プロデュースしてくれないか頼んでくれない?(できれば安値で!)」という事らしいです。本作を作る際参考としたのが、なんとMetallicaの「St.anger」らしく、依頼の際、「こういうスネアの音だけは絶対しないでください」という理念の元、作られたようです。(カンカンなってるからですかね?)最終的にその理念は叶い、超強力盤がこの通りできたというわけです。なお、日本版はブラックフラッグのカヴァー、「ブラックコーヒー」が入っております。
die!die!die!/DIE! DIE! DIE!
ご無沙汰しております。Spoon(27歳)です!皆様、秋も深まるこの季節、いかがお過ごしですか?当方はシカゴ行って時差ぼけで体調壊してついでに精神も壊してまた風邪引いて、咳が延々続いているのに秋の花粉症到来というなんともたまらん感じになってますよ!ケツ毛バーガー!!・・すみません。特に関係ないです。さてさて、今宵ご紹介する一品はdie!die!die!。読み方はディー!ディー!ディー!。thisをドイツ語であらわした、「何かを指す」という意味のバンドです嘘です。正しくはダイ!ダイ!ダイ!。死ね死ね死ね!です。まさに僕の今の気分にぴったりなので選びました。奇しくも先日購入した日野日出志先生の「地獄変」の主人公並に全ての民に死をもたらしたまえ!と願うバンドなのです。素敵じゃないか。本作は2006年リリースの作品です。そうです。 zao、cougarsに引き続き、大先生の総決算とも言うべき歴史的名盤を多発している2006年組の作品なのです。そして、このバンド、全くもって情報がないです。オフィシャルはおろか、レーベルサイト、google検索、全然見つかりません!いくつか見つけた情報ですとmyspaceにのっていた情報として、影響を受けたバンドThe Clean, Patti Smith, The Beatles,Flipper, Nick Cave,Boredoms,The Fall, The Smiths,HDU,Bailterspace,Double happy's,Joy Division,Minor threat,The Skeptics, the gordons,Bob Dylan,Neil young, Bad Brains, Led Zeppelin, Nirvana and the 3D's. Our Friends and family. PAST|PRESENT|FUTURE
普通すぎ!そして、まもなく日本版をリリースするユニオンの情報「20歳そこそこのニュージーランドの3人組によるデビュー・アルバム。」終わり。うーん謎に包まれたままです。とりあえず、かみそり系つんざきギター、甲高絶叫ボーカル、ニューウェイブ風のへんてこリズムとハードコアの素晴らしさを昨今のニューウェイブリバイバルにうまく消化した素晴らしい作品となってます。ブックレットを見る限り、これをたった3日間で録ったとあるのにまた驚き。末恐ろしいバンドです。
とにかく踊りたい、騒ぎたい、叫びたい人には大お薦めです。
2006年組として出ている個性としては大先生の得意系でパッと見平凡ですが、聞き続けるとこれがたまらなくなってきます。これもマジックなんでしょうねー。後の曲になればなるほどボーカルの声がかすれていくのもなんとも生でリアルでたまりません。
これまでAloha, Bangs, Cursive, The Hold Steady, Imperial Teen, Rainer Maria, Thunderbirds Are Now!, French Kicks, and The Walkmen,などとツアーをしてきたということできっとライブは大盛り上がりで楽しそうですね。機会があったら見てみたいものです!
JAKS/HERE LIES THE BODY OF JAKS
久々の更新です。ペース遅い?だって、それはJaksの素性書いてあるサイトがないんですもの!!ごめんなチャチャチャイニーズ!(虐殺!)
・・いや、しかしですね。やっと大先生関連がリリースされ始めます。まずは上記のIGGY and The Stooges。なんとこれは陰力魔人から34年ぶりのリリース!こりゃすごいです。何がすごいってやはり還暦になるイギーですよ。陰力魔人のリマスタリングのミキシングの時、「おい!全部レッドメーターまででかくしろ!レッドメーターはなんのためにあると思う?そこまで音を出せ!ってことだ!」という無茶苦茶な理論で全部の音を最大にした男ですからね。楽しみです。
それからThe Forms、んでもってcinemechanica!とりあえずこの二作は大傑作になるでしょう。The formsは特に涙ものの超傑作。是非皆さん聞いて、大先生の反映を祈りましょう!
さてさて、他の話が長くなりましたが、本題のThe Jaksです。
The locustやsome girls、そしてEx modelも在籍していた31G recordからリリースした本作、多くの方はこの3バンドからどんなバンドかは予測ついているかもしれません。そうです、なによりジャンクなのです。ただし、ただのジャンクじゃありません。ジャンクな中にも適度な硬質さと遊び心、そして絶叫をバランスよく織り交ぜた非常に素晴らしいバンドです。
本題に戻りますが、本作no pocky for kittyは作品としては2枚目となり、1991年リリースです。本作ではギターのJackはすでに抜けており、替わりにJames Wilburがギターを弾いています。クレジットを見るとrecoreded April21-23とあり、たった3日で作り上げられたようですね。しかもクレジットには残念ながら大先生の名前は一切なし。who sat in the right chairとあります。簡素なジャケットに必要最小限なクレジットに対し、音の方はキラ星のごとく輝いている曲ばかりで素晴らしい名盤だと思います。特にその後のSuperChunkの個性を決定づけるかのごとくちりばめられたSeed Toss、Punch Me Harde、Throwing Thingsなどの名曲などが素晴らしいです。音についてはやはり時代性からか少しこもった感がありますが、ドラムの手数の多いタムの音はマイブラッディバレンタインの初期ドラムと通ずるものもあると思います。また、come pick me upなどの最近の作品に比べるとまだまだ荒々しく突っ走る感が垣間見れて非常に新鮮です。なんとなくですが、自分たちのオリジナリティを模索しながらも確固たるやりたいことを表現しようとがむしゃらな感じが音に出てて、どんどんと何かに向かって走り続けたいという気持ちが非常に感じられる作品だと思います。
この後、hyper enoughやCursed Mirror、Keeping Trackといった数々の名曲を世に繰り出しておりますが、現在は2004年にリリースのDVDを最後に活動休止中です・・Portastaticもまぁよかったけど、早くとっとと復活しやがれこの野郎!
久しぶりの更新となりますが、今回は前回、前々回とは異なり、まだ比較的新しいバンド、Made Out Of Babiesの登場です。ニューヨークはブルックリン出身のこのバンドは、自ら影響下にあると公言しているように、Jesus LizardやMelvinsのフォロワーという明らかにわかりやすい音作り。しかし、彼らはそうにもかかわらず、他のフォロワーとは一線を置く、素晴らしいオリジナリティを持ったバンドなのです。構成はMatthew Egan/drums、Bunny/guitar、Cooper/bass guitar。そして、何より最もこのバンドのオリジナリティそのものといえるJulie Christmas/vocalsの4人です。
さらに驚くべきニュースとして、ボーカルのJulieはBattle of Miceというバンドも行っております。メンバーは
Julie Christmas (Made Out of Babies)/Vocals
Josh Graham (Neurosis, Red Sparowes)/Guitars, keyboards, and vocals
Joel Hamilton (Book of Knots)/Drums
Tony Maimone (Book of Knots, Pere Ubu)/Bass
Joe Tomino (Fugees, Dub Trio, Peeping Tom)/Drums
というスーパーバンド!個人的にはMade out of babiesの方が気に入りましたが、結局こちらでも彼女は女性ということに反発しているのでも文句を言っているのでもなんでもなく、むしろ周りの男性がどれだけ自分にとってメリットをもたらすか
を常々考えるだけなのかもしれないです。
マサチューセッツはノースハンプトン出身のアメリカの良心的バンド、Cordelia's Dadです。「パンクとフォーク」というある種、両極端な音楽からな影響の元、1987年に結成されました。(メンバーの居住地の違いにより一旦バンドは活動休止、その後20周年として本年再結成しております。)メンバーは当時学生であった Tim Eriksen (bass, vocals), Peter Irvine (drums), Tom King (guitar)の3人です。本作の音の感じは、アメリカのトラッドやカントリーをベースとしたアパラチアンフォーク(アングロアメリカントラッドフォークもあるようです)を基調としており、こぶしが利きつつも、せつなく進む節回しにバイオリンやアコースティックギター、バンジョー、打楽器が勇として鳴り響きます。なんでも、本作の一つ前、1996年発表のRoad Killにて彼らはロックサイドとの決別を宣言したらしく、大きな方向転換として発表した本作で、”大枠としての”アンダーグラウンドロック畑をひたすら歩いてきた大先生を起用したというのは、なんとも面白い話です。当然のごとく、本作は絶賛の嵐。彼らの作品の中でも重要な位置を占める一作となっております。
近年のJoanna Newsomや、大先生とのコンビで、名作を生み続けるSongs:Ohia(magnolia electric co.)をはじめ、(少々趣は変わりますが)Dirty ThreeやLOW、Nina nastasiaなどを見ても、大先生とフォークは非常に良い相性の中、数々の名作を生み出しますね。最小限の音一つ一つを重要に鳴らすという大先生のこだわりが成せる業なんでしょう。最高です
さて、話は変わり、今回はdianogahです。本作は2000年リリースとのことで、もう7年も前の作品なのですが、僕はようやく昨日買えました。
出身はシカゴで、1995年に結成。メンバーはKip McCabe, Jay Ryan and Jason Harveyの3人なのですが、特筆すべきとしてなんと本バンド、2ベース1ドラムのバンドなのです!(ギターを弾いたりもしてますが・・)
大先生とのコンビは1stのAs Seen from Aboveからとなっており、前述のdisや、個人的に大好きな90daymenの曲も入っているMy Ohio Action Pal, Boy Gold God 300というコンピレーションにも楽曲を提供しております。
2002年にMillions of Braziliansというアルバムを出しているものの、そこからオリジナルのリリースはなく、ライブも細々とマイペースで行っているようですね。(2007/10/19、20にウィスコンシン州でライブの予定のようですね。)
楽曲については、一言で言えばポストロックではあるものの、やはりシカゴ。一筋縄ではいかない特色を持っており、轟音や勢いな感じではなく、淡々と糸を紡ぐ様に進んでいく音の中に緊張感を持たせながらも時折入るトイピアノの音などが、一見地味ではありますが、じんわりと響く独特の音をだしております。特にロールを基調としながら、軽快に進んでいくドラムが良いです!
少しだけHoney for Petzi風でもある曲、My brother wore brownなどは本当ツボな方も多いと思います。
70年代後半からニューヨークを中心にアンダーグラウンドで発生したNo waveシーンの中勃興したバンド、Utです。本作は1989年の作品となり、No waveシーンとしては新たな世代へ移り変わっていく過渡期的な状況だと思うのですが、大先生はこの年、なんと名盤Jesus Lizard「Pure」、Pussy Galore「Dial M for Motherfucker」などをプロデュースしております。
まず、バンドのThe Cape Mayの紹介ですが、バンドはカナダはカルガリー出身です。
作品としては2005年に1stアルバム「Central City may Rise Again」を新興レーベル、flemish eye recordsよりリリース、本作は同レーベルからの2作目となります。
メンバーは現在3人で、Clinton St. John (vocals, guitars,harmonica)、Jeff Macleod (drums, guitars, keys, backing vocals)、Matt Flegel (bass, guitars,accordian)となっております。
なんでもカルガリーでは「NEXT BIG THINGS」という太鼓判も押されておるようで、非常に期待が大きいのですが、その実力を裏付けるかのように2006年のNina nastasiaのツアーのバックバンドを兼ねた、カップリングツアーも行ったとのことで、大先生のみならず、多くの関連アーティストからも支持されているということがわかります。(もしかしたらNina繋がりでJim Whiteとも繋がりがあるかもしれませんね。)
さて、年も明けたうるう年(オリンピックイヤー)一発目のアルビニ作品(Pro含む)は、ガソリンハートです。
一言でいうなればアルビニ大先生ミーツグーグードールズ(もしくはジンブロッサムズ!)というなんとも水と油な組み合わせ!
マイスペースによるとメンバーはLouis DeFabrizio, John Fortson, Jeff Irizarry, Joey Bradshaw, Andy Simonds, Rick Calvo, Justin Toland,Adam Garbinski,Nick Eberhardt,Ed Lamosa,C.J. Mask,Erich Jackson
と、なんと12人!?という、ほんとか嘘か、なんとも大所帯。
音の方はというと、全くもって12人は必要ありません!極端な話3人いれば十分な音です。