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USBメモリコミュのデータ消失の危険性とその対策

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USBメモリはハードディスクのように回転する部分がないため事故がない限り半永久に使えると思われがちです。
しかしそれは大きな誤解でUSBメモリにも寿命が存在します。しかもその寿命は時にはハードディスクよりも短くなります。

ハードディスクはモーターが焼けたりプラッタが磨耗することでクラッシュします。
クラッシュは突然起こることもありますが大抵は故障前に調子がおかしくなってくるので事前にわかることが多いです。
USB等のフラッシュメモリは無数の細胞(セル)からできていて、中の浮遊ゲートという部分に電子を注入したり引き抜いたりすることで情報を記録しています。
電源を切っても情報が消えないのは浮遊ゲートが絶縁体で囲まれていて電子が逃げないようになっているからです。

しかし書き換えを繰り返すうちに絶縁層が劣化して電子が漏れ出しやすくなり、ついには穴のあいたバケツ状態になります。そうなると記憶できませんしデータが消失します。
耐えられる書き換え回数はSLCで10万回、MLCで1万回程度です。最近の安いUSBメモリはMLCが使われている可能性が高いので要注意です。
さらにファイルを開くだけでどこかが書き換えられたりするので実際の寿命はもっと短くなります。

私は今までにUSBメモリやメモリーカードをいくつも壊してきたのでどのように壊れるかをある程度知ってます。
経験的に故障の前兆が現れたことがなく、突然「このディスクはフォーマットできません」と出てきます。
ひどい場合には正常に動作しているように見えて保存しているファイルの内容が変な文字列で置き換わっているようなこともあります。
また、保存した日はちゃんと読めたのに3日たったらなぜか読めない、つまり時間がたつと記憶が飛ぶということもありました。

ハードディスクは10台以上使ってきましたが2台しか壊れた経験がありません。
しかしフラッシュメモリは7個中4個が壊れました。あまり使ってないのに壊れたものもあります。
もうUSBメモリは壊れる前提で使ってます。

では、私が実践しているお勧めの故障対策を紹介します。

Windowsにはブリーフケースという機能があります。書類をUSBメモリ等に入れて持ち運ぶための機能です。
正しい使い方はUSBメモリにブリーフケースを作成して持ち運びたいファイルをブリーフケースにドラッグするのですが、私はその逆を行っています。
原本をUSBメモリに置き、ハードディスクにブリーフケースを作成してそこに原本をドラッグ、コピーするだけです。
あとはUSBメモリの原本を変更したときにブリーフケースを更新すると自動的にハードディスクにミラーリングされます。
これでメモリが壊れても安心です。少なくとも完全消失することは避けられます。

USBメモリやSDカードを多用している人はぜひやってみてください。
ブリーフケースを更新するのが少々面倒ですが癖をつけておけば自然にできるようになります。

コメント(2)

数100kmじゃ全然足りません。
日本は地震の巣です。
気候も不安定です。
水爆三個落ちたら沈没します。

私はもしもに備えて大陸プレート中央の荒地に重要なデータのバックアップを置いています。
海外にはバックアップ専用のストレージを提供しているサービスがあるので検索してみるといいでしょう。
無料で100MBぐらい使える場所もありますし有料だと1TB利用できるところもあるかもしれません。
ただ、セキュリティがきちんと管理されている保証はないのでバックアップするデータは暗号化しなければなりません。

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