浅尾美和・西堀健実ペアコミュのペア解消会見（記事より）

浅尾、西堀ペアは０５年１０月に東京オープンで初めて結成された。
０６年から固定ペアとして組み始め４年。
キュートなペアアスリートとして２人の人気はヒートアップした。

その半面、国内ツアーでは２度の準優勝が最高成績。
ツアーではないが、優勝も昨年の全日本女子と今年のビーチバレージャパン
の２回だけ。ツアー１３度の３位が定位置で、世界ツアーでも予選敗退が
ほとんどと、ペアの実力に限界が見えていたことも事実だ。

８日に終了した世界ツアーのタイオープンで予選２回戦敗退に終わり、
決断した。大会終了後、所属事務所の曽根社長に２人の方から
「このままでは五輪に出られるペアではない」と解散を申し出てきたという。
数日の話し合いを経て解散を決めた。

１８日、都内で会見を開き、２０１２年ロンドン五輪出場を目指した前向きな
決断であると語った。
浅尾・西尾組はペアを組んだ５年間で一度もツアー優勝を果たせず、浅尾は
「なぜチャンスをものにできなかったのか、ペアを変えることで見えるかも
しれない」と、解散理由に成績不振を挙げた。

今後の２人だが、関係者によると西堀は浦田との新ペア結成が有力だ。
今年、ツアー１勝を挙げた浦田、楠原組は、楠原が今年で引退を表明して
おり、浦田は新しい相棒を探している。
浅尾は、インドアの元日本代表・菅山かおるとの夢のペア結成が期待
されるが「１００％ない」（曽根社長）。
来年デビューがうわさされるインドア元日本代表の宝来麻紀子とのペアリング
も、宝来のマネジメント事務所が否定した。
浅尾の新パートナーは宙に浮いた格好だ。

これまで、勝ち試合の終了後に目の横でピースサインをしていた
恒例の“勝利のＶ”も
「私とタケさんのオリジナルなんで、この２人でしかしません」（浅尾）
と、封印を宣言した。
また、お互いに対戦することは「ちょっと嫌」と語り、
別のペアを経験した後、