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分離派史学会コミュのウイスキー史話

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 ウイスキーは、大麦やライ麦などの穀物を原料とした蒸留酒である。基本的な製法は、原料を糖化させたあと酵母を加えて発酵させ、蒸留を繰り返して樽に詰めて熟成させる。原酒は無色透明だが、何年か熟成されるうちに琥珀色に変化し、ウイスキー独特の色と香りが生み出される。貯蔵年数は最低でも三〜四年、二十年以上熟成させた高級品もある。世界の主な産地はスコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本などが挙げられ、それぞれ特色ある風味を誇る。
 ウイスキーの語源は、アイルランドで使われているゲール語(ケルト系言語)のウシュクベーハと言われており、「生命の水」の意である。原産地はアイルランドであっても、ウイスキーと言えばやはりスコットランドであろう。スコッチウイスキーは、その種類と名品の多さで群を抜いている。
 製法の違いによりモルト、グレーン、ブレンデットの三種類に大別され、モルト・ウイスキーは大麦麦芽だけで作られる。燻煙されるために独特のスモーキーフレバーを持ち、蒸留方法は単式という古典的方法で、一樽ごとに味が違うという極めて強い個性を示す。グレーン・ウイスキーはトウモロコシやライ麦を原料に連続式蒸留器で蒸留されるもので、モルト・ウイスキーに比べるとマイルドな味わいが特徴的である。これら二種類をブレンドしたものがブレンデット・ウイスキーであり、現在世界中で楽しまれているウイスキーのほとんどがブレンデットである。その味と香りは、調合師であるブレンダーの力量によって大きく左右される。

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