謎は全て解けた！！かも。コミュの早押しクイズの謎

　お久しぶりですm(_ _)m
　今回は実話を問題にアレンジしてみました。
　『バレンタインデーの謎』
　http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=50475768&comm_id=86706
　『ホワイトデーの謎』
　http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=51308169&comm_id=86706
　の、微妙なスピンオプになってますが、あまり関係は無いです（汗。
　実話とはいえ、答えは１つに絞れる…と思っての出題です。
　もしかしたら有名な話かもしれませんので、出来ればgoogle先生に頼らず答えてもらえると嬉しいです（汗
　相変わらずイージーですが、分かった方はメッセージをどうぞ♪

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【問題】

　「早押し機械は…と。大体6000円かぁ。完全に予算オーバーじゃないの」
　図書室のパソコン画面を前に、腕組みをして唸っているのは、とある高校の“クイズ同好会”の会長・高野美咲（たかの　みさき）。
　クラブとは違い、同好会のため、学校からの予算は一切支払われない。メンバー同士の会費が全て。そのため、予算は常にカツカツ。予算のやりくりは、会長の美咲の手にすべて委ねられていた…。
　「あれ？どうしたの美咲ちゃん？なんだか険しい顔をして」
　そう言って割り込んできたのは、同級生の小早川司（こはやかわ　つかさ）。整った顔をしているものの、変わった性格のため、“惜しい人”の烙印を押されている人物。興味が沸くと、何でも首を突っ込む、悪い癖があった。
　「あぁ、ウチのクイズ同好会で早押しの練習をしたいんだけどね…。専門の機械を買おうとすると、まぁ、6000円。安くても5000円前後なのよ」
　「どれどれ。なるほどね…確かに5000円辺りが底値みたいだね」
　「だからと言って、手を上げて答えるのも何かね。ほぼ同時に上がったら、順番の判定のしようが無いし」
　「なるほど、早押しの練習が出来れば良いわけだね。押した順番がしっかり分かるように」
　小早川の問いに、美咲は頷く。
　「そうね」
　「で、予算はいかほど？」
　「安ければ安いほど良いわね」
　あけすけな言葉を美咲は口にする。
　「じゃあ、105円で調達してこよう」
　小早川はあっけなく、そんな事を口にした。
　「え？」
　「学校の向かいに１００円ショップがあるだろ。そこに確か、早押しの練習が出来るものが売っていたはず…」
　「え？え？」
　「今は放課後…まぁ、こっそり行けば先生にもバレないかな？ちょっと、調達してくるよ」
　「あ、あのさ。本当に早押しが出来るものが、100円ショップに売っているの？」
　「まぁ、105円で買えるものだから、早押しはちょっと窮屈な感じがするかもしれないけど、そこは勘弁してよ。順番だけはしっかり分かるようになるからさ」
　小早川はそう冗談めかして話を打ち切ると、そそくさと図書館を後にした。
　そして、１００円ショップに飛び込むと、あっけなく早押しの練習ができるものを買ってきたという。

　さて、問題。
　小早川が買った物は一体何だろう？もちろん、本物の早押しマシーンは売っているはずはないのだが…。