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九条の会@mixiコミュの「九条は世界に誇れる」かどうかでは改憲は止められない

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刺激的なタイトルになってしまいましたが、以下の記事を見て、衆院本会議で「国民投票法案」なるものを推している側が「討論」していた時に語られていた認識の共通する部分が、既に世間の「空気」としてかなり浸透してしまっている
…既に九条や再軍備の是非は(大衆的には)「オマケ」であり、「古くなった憲法を変えることによって、『たぶん』マシな世の中になる」と言う根拠のない薄っぺらい「希望」に縋っている多数の人々の姿が目に浮かんで来るのですが。

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http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070503k0000m010106000c.html

憲法改正:改憲賛成51%、反対19% 毎日世論調査

 毎日新聞が4月28、29の両日実施した電話による全国世論調査で、憲法を改める方がいいかどうかを尋ねたところ、「改める方がよい」は51%になった。「改めない方がよい」は19%、「分からない」は22%だった。改正賛成の理由は、60年の歳月を経たことを挙げる人が8割近くと圧倒的に多く、「米国の押し付けだから」「自衛隊と9条のかい離」を挙げた人は共に1割に満たない。一方、改正反対の理由は「9条改正につながる」「議論が尽くされていない」が7割に達した。【須藤孝】

 毎日新聞が「分からない」を含めた選択肢三つの聞き方で行った調査で、改憲賛成が半数を超えたのは初めて。電話と面接という方法の違いで単純に比較はできないが、前回04年9月の調査では、改正賛成が46%だった。

 改正賛成の理由は▽「時代に合っていない」49%▽「一度も改正されていないから」28%−−の順に多い。別の質問と照らし合わせると、改正賛成の人の8割以上は、戦後の日本にとって憲法が「かなり役立った」「ある程度役立った」と評価している。具体的に不都合があるというよりは「時代に合わせて新しくしたらよい」という意識が働いているようだ。

 改憲を政権の目標に掲げる安倍晋三首相は「時代にそぐわない条文で典型的なものは9条だ」とし、また自民党の新憲法草案などは「押し付け論」を改正理由の一つに挙げている。しかし、いずれも改正賛成の人の考え方の大勢とはずれているといえる。

 一方、改正反対の理由は▽「9条改正につながるから」46%▽「議論が尽くされていないから」24%▽「積極的理由がない」16%▽「権利制限や義務規定の恐れがある」10%−−などの順。消極的に現状を肯定する意見も目立つ。「時代に合っているから」と積極的に擁護する人は2%にとどまり、憲法60年の年輪は改正反対の人にも共通している。改正の賛否を「分からない」と答えた人(22%)は、同一選択肢の過去の調査と比べると、80年代以降では最も少なかったが、改正反対はそれも下回った。
英文を読む英文を読む

毎日新聞 2007年5月2日 21時20分 (最終更新時間 5月2日 23時09分)
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この、「国民投票法案」なるものが衆院を通過したときとは正反対に表層的には見える世論調査には愕然としましたが、しかし、細部を見て行くと、「九条を広める」だけでは改憲に拍車をかける結果になるのではないかと戦慄しました。

「改憲すべき」と答えた51%の約八割…サンプルの四割に相当するでしょうか…が、「現行憲法は今まで役には立ってきたけど、古いから変えないとダメなんじゃないかと思う」と言うイメージ的な物によって、改憲に賛成していて、「九条は古い、又はそぐわない」と言う理由の人は51%の一割…サンプルの5%…にも満たなかった。
 これは、現実に起きていることとして、迅速かつ柔軟な戦略転換をする必要が、「九条を護る側」に迫られているのではないかと思うのです。

 つまりは、短絡的にいえば、「郵政ワンフレーズ選挙」と同じ状況に再び「世間一般」がなりつつある、それも、「憲法を変えれば今の窮状がよくなるにちがいない」と言う雰囲気に支配されることによって。

 これにどう対処していくか、今までのように「九条が必要なんだ、活かされていない」一辺倒では、我々に勝ち目は完全に、ない。そのことだけは確実だと思います。

…ということで、ここまでは問題提起です。
 「どうすれば九条やその他の基本的人権などに関する条文を変えないことの必要性を訴えることと、今の『時代の空気』を打ち破り、大半の人々が護憲を納得するように訴えかけることを両立させられるか」と言うお題を出してみたいと思います。

コメント(11)

 確かな問題提起です。
 これまで日本の支配層が突破してきたのは、その本質が国民に支持されたからではなく、その戦略・戦術に国民が騙されたからだと思います。
 そういう意味では、「雰囲気的支持」が多く、「信念に基づいた確固とした支持ではない」こと、けれども「やりきれない現状をなんとか打破して欲しい」国民感情を、非常に巧妙にすり替え、むしろ諸々の事柄を改悪してきた〜国民大衆から収奪して、多国籍企業など大企業の利潤増大と米国の利益に貢献する日本国になる方向造りをしてきたのだと感じています。

 これに対し、一般国民の受け取れる情報の偏りも手伝って「どうしたらいいのかわからないが、先行きの不安をなんとか解決したい」気持ちや、「日本は情けない国ではないのだから、国際的立場を良くしたい」とか「自分の暮らしはまあまあだから、何か役に立つ貢献をしましょう」というような高見の見物的発想で、熟考しないで、根拠の希薄な軽い結論を出してしまう、そんな風に思います。
 (ここ数十年の日本人の)どこか無責任な考え方が、支配層に巧く利用されてきたのでしょう。
そういえば、「無責任時代」を造ってきたのも支配層の戦略だったのかもしれませんね。

 遠回りなようでも、資料など事実に基づいた勉強や情報交換(真実の流布)と、ひとり一人が良く考えようという呼びかけや、お互いの意見を理解しあえるような議論を重ねていく中で、平和的・建設的な方向を導いていくこと、そんな地道なことが大切な気がします。

 自由民権運動に代表される日本の近代思想、民主的な動きや「植木枝盛の憲法草案」など、先進的な日本の財産を広く国民のものにしていくことなどが大事なのではないでしょうか。
 
 敵の術中にはまらないような賢さが欲しいです。
改正賛成の理由の8割の「60年の歳月を経たこと」に対して論理的に反駁することは簡単です。どんなに歳月を経ようとも変える必要がなければ変えなくて良いのですから。長年変えられていない規則の例もたくさんあります。宗教的な戒律なんかは何千年も同じままのものがあるでしょう。

でもそんな反論は何の役にもたたないというのが人類皆兄弟@泥船さんの問題提起ですよね。実際、イメージ的なものには論理的な反論が通用しないので、無茶苦茶難しいです。
地道に個々人が情報を広めていくというのが長期的に見ると一番強力なんですが、もう時間があんまりないような気もしています。

イメージを操作する側をなんとかするというのが一番効果的だと思います。実現可能性を無視して言うと、一番効果があるのは自民党を基本的人権尊重、平和主義な党にすることです。まぁ、無理ですよね。
もうちょっと可能性があるところだと、ここ数年で周到に力を削がれていったように思える自民党内でのハト派勢力の力を回復させること。それと、本質的には護憲派であるはずの公明党にはっきりと護憲側であることを言わせることでしょうか。ただし、公明党が護憲を言い出すと自民党と民主党で改憲される可能性が大きいので、それはそれで厳しいのですが(まぁ公明党がどうしようが、改憲に関しては自民党と民主党が手を組むでしょうけど)。
どうやってそんなことができるのかという具体性に欠ける案ですみません。
国民投票になった場合、その結果を左右するのは
熱心な改憲論者でも、護憲論者でもなくて
普段は憲法の事など考えることもなく、
たまにテレビで扱う内容を見て
なんとなくわかったような気になったり
マスメディアに頼らずに自分で真実を知ろうと
努力する気も全くなく
 というか
メディアで流される情報が全てだと
疑う気を起こしたこともない
そんなフツー(?)の人達の
投票日の気分なのかもしれない。。。
残念なことですが(u u)

私自身つい数年前まではそんな一人でしたから
よくわかるのです(- -;)

本当は一人一人が真剣に我が事と考えて
熟慮した上で投票に行って欲しいけれど
それは多分むずかしいでしょうね

以前、ベネトンという会社が新聞の一面広告で
本物の兵士が着用していた血のシミが黒く残る
軍服を掲載したことがありましたよね?
反戦キャンペーンであったのか
話題を集めるたけだけだったのか
その両方だったのか真意はわかりませんが
確かかなり話題になったと記憶しています。
私自身もパっと見て、すごく衝撃的だったのを
覚えています。

九条の会で広告をうつという時には
バカバカしいとは仰らずに
そんな方法が票を得るのに一番有効かもしれない
と思います。

おそらく多くのフツーの主婦、若者は新聞などお堅い系の
活字は目にふれても熟読しようという所にはいません。
パっと見て、わかる
長くとも5分、いや3分でわかる内容で訴える
そんな手法が護憲を勝ち取るという目的のためには
有効なのでしょうね。

だからあれほどの小泉さんキャンペーンの成功が
あったのだと思います。

的外れな書き込みであったら失礼しました。
>「改憲すべき」と答えた51%
と言った人たちは、今の日本に不満がある。そして日本を悪くしているのは憲法だ、という安倍政権が小泉政権から受け継いだ敵を作る運営方法の型にはめられている気がします。

小泉政権が抵抗勢力を「敵」にしたように(しかも実際は敵でさえなかった)、日本人にとって現行憲法を「敵」にしている。

真の敵は政権与党なのに、その罪全てを憲法に、まさに濡れ衣を着せている。

政治が悪いのは憲法のせいではなく、政治運営を担う政権与党の責任だと国民に気付いてもらうしかない。
憲法問題だけでなく、先日の「東京都知事選」でも感じたのですが(僕は東京都民ではありませんが)、「どうして実際に投票にまで行く人々が僕から見るともっとみんなの為の政治を行ってくれそうに感じられる人に投票しないのだろう?」「ひどい目にいくらあっても何も感じないの?」「政治なんて誰がやっても同じだと思っているの?」というような事を感じてしまいます。

地方選挙でもそうです。在職中にいろいろな問題で「有罪」の判決を受けて辞職した人が再び選挙に出て当選したりすることがあります。「みそぎ選挙で信任されたから無罪になるの?」
どうして、そんな人たちに投票するんだろう?個人的にお世話になった見返りですか?

「今の生活がなんとなく重苦しく、60年たった憲法を変えれば何か良くなるんじゃないか?」というのはまったくの誤謬だと思います。それを地道に伝えていくしかないのかなあ・・・
いやいや、そこまで深刻なんですか・・・ピンチですねぇ。

「国の交戦権を認めない」がなくなって、じゃぁ「国の交戦権を認めます」にでも改憲されたら、人をいっぱい殺しても罪にならんし、どんどんやりなさいって国が奨励するのと一緒でしょ? そういうことでしょ? ヤですよ、そんなの。誰が望むの。


対策として、相手のフトコロに飛び込んでみるようなのはいかがでしょう。
つまり、おそらくこんなふうに改憲されるだろうていう予測案を2、3つ誰かが作成するんです。こう改憲されるとこんな未来になりやすいですよ、ていう、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)みたいなスタイルで発表してそれを世に問う。てのは効果的なはずです(すでにあったらごめんなさい。)


あと、「日本の青空」ていう映画を観ることも、地道ですが大切だと思います(私の今日の日記に書きました) 
勇気ある今イケイケの女性タレントさんとかで、護憲派っていないんですかねぇw
そんなねぇちゃん達には、憲法にも興味ないってかorz

アンパンおやじさんのコメントに関して(都知事)申上げれば、
団塊世代のオバちゃんが、子どもが埋めなくなったら女ぢゃないと公言されても、
許している人が多いですからねぇ…そう言う神経も、
理解出来ないし、したくないから、
きっと国民間の意識も乖離が激しいのでしょうか^^;

ゆらままのご意見には同意ですね♪
やはり、資本があまりある向こう側は、
CM等の宣伝を大々的にやるでしょう…^^
こちらも読売新聞かなんかに、1頁丸々掲載するのに、
カンパを集めて宣伝するっきゃないか!!!
お金がないのに、賛同するなってか〜w
YOU TUBEにも、このトピの具体案等を活用させて頂きたいと思います…★
明日集まって論議します!!!

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