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司馬遼太郎に触れる会コミュの年末に司馬さんに出会った!

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 年末の書籍整理中「文藝春秋7月号」/司馬遼太郎 日本のリーダーの条件 が目にとまりあらためて熟読しました。厳しい政治、経済社会環境のなかで新年を迎えるにあたり、う〜〜とうなるような文章に出くわしました。

 半藤一利、吉田直哉、田中直毅、関川夏央、磯田道史、四氏の座談会で進められていますが、最後の半藤氏の発言に注目しました。昨今、政治の状況が混迷を深める中で少なくとも司馬さんの伝えたかったことが集約されているのではないかと、、、、。

 再度、読み返しています。

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半藤 今日の議論の答えになるかどうかわかりませんが、最後にお会いしたのは、お亡くなりになるちょうど一年前です。そのとき司馬さんはこう言った。「これからの日本を何とかするためには、国民の八○パーセントが合意できることを日本人みんなで決めて、それをみんなして守っていくことにしたらどうだろうか」。
 私が、「そんな八○パーセントまで合意できるようなことってありませんよ」と言ったら、「いや、一つだけある。自然をこれ以上壊さないことだ。これだけは合意しようと言えば、日本人は合意するんじゃないか」と。つまり、自然を守ることで、日本人はおのずから足るを知る精神を学ぶ。それがこれからの日本を救うためのいちばんいい方法であると言っておられた。これが私の聞いた司馬さんの遺言なんですね。
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コメント(1)

「自然をこれ以上壊さない」総論の賛同は得られるかもしれないけれど、
自然の定義は難しいし、
範囲線引きはなお難しい、

「自然をこれ以上壊さない」的な精神の尊重ということであれば、総意は得られやすいかも。
人は自然を破壊しなければ生きていけないという存在であるところが難しい。
共生していけばいいんですが、

と、思いました。

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