私は柊 蓉子。警視庁の女刑事。…新人だけどね
私は涼子の事務所を訪れていた。なぜかというと…
「…昨日のニュース見た？」
「あぁ。あの人気芸人の結婚会見？」
「…なんで私が神妙な顔してそんなこと話さなきゃいけないのよ…千代田区の、ＯＬが殺された事件よ」
「わかってるわよ、で何？また捜査協力？」
「ごめんね、毎度毎度…謎めいたのは涼子のほうが得意でしょ？」
「いいのよ、それで事件が早く解決するなら」
「ありがとう、わかってることもあると思うけど一応こっちがわかってることを報告するね」
私は警察手帳を開いた。
「殺されたのは遠野 佳苗さん、働いていたビルの屋上で、鈍器のようなもので頭を殴られて殺されていたわ。
死亡推定時刻は18時から19時の間。発見されたのは翌日だったわ」
「…帰る時に屋上に呼び出されて、殺されたってとこかな…」
「そうみたいなの。被害者は鞄を持って、コートまできていて、これから帰りますよって格好で殺されていたの」
「で、わからないことってなんなの？」
「その時、被害者の持っていたカバンのふたが開いて、入ってた書類が散乱したのね。その一枚にこんな文字が…」
私は涼子にその書類が写った写真を見せた
「なにこれ？……「ＴＴＴ」って書いてあるのかな？かなり歪だけど」
「これは被害者の血で書かれていて、おそらくダイイングメッセージだと思うの。だけどまったく意味がわからなくて…」
「うーん…容疑者は？」
「あ、容疑者リストがこれよ」
私は涼子にリストを見せた
竹下 可奈
被害者の先輩。多額の借金があり、被害者にそのことについて弱みを握られていたらしい
近間 沙由華
被害者の後輩。仕事があまりできず、被害者に執拗に叱られていたらしい
塘 那智穂
被害者の同期。以前被害者に仕事の手柄を横取りされたらしい
手島 響
被害者の会社の受付嬢。以前付き合っていた彼氏を奪われたらしい
「この４人が同じ会社で働いていて、動機があって、アリバイがないのよ」
しばらく涼子は考えていたが、顔をあげて私に言った
「蓉子。今にも死にそうな人が、暗号めいたダイイングメッセージなんて残すかな？」
「え？」
「たとえば「310」って書いて「佐藤さん」を連想させるとか。そんなまどろっこしいことしないでふつうに「佐藤」って書けばいいと思わない？」
「確かにねぇ…」
「「シュガー」って書いて「佐藤さん」を連想させると思う？」
「まぁ…犯人が立ち去った後なら「佐藤」って書いたほうがわかりやすいわね…」
「このダイイングメッセージも…イタズラで暗号めいたものになっちゃったのよ、本当はしっかりと名前を書いていたのに」
「え！？じゃあ…」
「この暗号が示す人はわかったよ……」
携帯onlyの人には優しくない問題でスイマセン(^^;)涼子と蓉子、第二弾なんかやっちゃっていいんでしょうか…うん、やってしまったものはしょうがないｗ
では問題。ダイイングメッセージが示した犯人は誰でしょう？
私は涼子の事務所を訪れていた。なぜかというと…
「…昨日のニュース見た？」
「あぁ。あの人気芸人の結婚会見？」
「…なんで私が神妙な顔してそんなこと話さなきゃいけないのよ…千代田区の、ＯＬが殺された事件よ」
「わかってるわよ、で何？また捜査協力？」
「ごめんね、毎度毎度…謎めいたのは涼子のほうが得意でしょ？」
「いいのよ、それで事件が早く解決するなら」
「ありがとう、わかってることもあると思うけど一応こっちがわかってることを報告するね」
私は警察手帳を開いた。
「殺されたのは遠野 佳苗さん、働いていたビルの屋上で、鈍器のようなもので頭を殴られて殺されていたわ。
死亡推定時刻は18時から19時の間。発見されたのは翌日だったわ」
「…帰る時に屋上に呼び出されて、殺されたってとこかな…」
「そうみたいなの。被害者は鞄を持って、コートまできていて、これから帰りますよって格好で殺されていたの」
「で、わからないことってなんなの？」
「その時、被害者の持っていたカバンのふたが開いて、入ってた書類が散乱したのね。その一枚にこんな文字が…」
私は涼子にその書類が写った写真を見せた
「なにこれ？……「ＴＴＴ」って書いてあるのかな？かなり歪だけど」
「これは被害者の血で書かれていて、おそらくダイイングメッセージだと思うの。だけどまったく意味がわからなくて…」
「うーん…容疑者は？」
「あ、容疑者リストがこれよ」
私は涼子にリストを見せた
竹下 可奈
被害者の先輩。多額の借金があり、被害者にそのことについて弱みを握られていたらしい
近間 沙由華
被害者の後輩。仕事があまりできず、被害者に執拗に叱られていたらしい
塘 那智穂
被害者の同期。以前被害者に仕事の手柄を横取りされたらしい
手島 響
被害者の会社の受付嬢。以前付き合っていた彼氏を奪われたらしい
「この４人が同じ会社で働いていて、動機があって、アリバイがないのよ」
しばらく涼子は考えていたが、顔をあげて私に言った
「蓉子。今にも死にそうな人が、暗号めいたダイイングメッセージなんて残すかな？」
「え？」
「たとえば「310」って書いて「佐藤さん」を連想させるとか。そんなまどろっこしいことしないでふつうに「佐藤」って書けばいいと思わない？」
「確かにねぇ…」
「「シュガー」って書いて「佐藤さん」を連想させると思う？」
「まぁ…犯人が立ち去った後なら「佐藤」って書いたほうがわかりやすいわね…」
「このダイイングメッセージも…イタズラで暗号めいたものになっちゃったのよ、本当はしっかりと名前を書いていたのに」
「え！？じゃあ…」
「この暗号が示す人はわかったよ……」
携帯onlyの人には優しくない問題でスイマセン(^^;)涼子と蓉子、第二弾なんかやっちゃっていいんでしょうか…うん、やってしまったものはしょうがないｗ
では問題。ダイイングメッセージが示した犯人は誰でしょう？
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