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〜自然の生きづく場所〜コミュの育てない

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ただ、手伝ってあげるだけ。

そう、青森のリンゴ農家の木村さんは言っていました。

何が最良か?

その人々で考え方の違いから、捉え方の違いから、価値観や倫理観の違いから人は精神的に成長していく。

本日、自然農法のリンゴ栽培の記録[この間、TVで放送された-プロフェッショナル〜仕事の流儀]を、農業短大の方からDVD録画をいただいて、見ました。

自然の生態系の循環が、そこには在り、生態系をうまく利活用した方法だと感じました。

雑草が茂り、それが枯れ落ちて豊富な堆肥となり、土を柔らかくして、季節を感じさせてあげて、大自然の恵みをいただく。

害虫は天敵が食べ、お互いのバランスをよく観察し、木村氏いわく「目が農薬であり、目が肥料でもある」と。

手で害虫を取り払い、益虫の食べ物である害虫は食べさせる。

機械が歩かず土を踏み固めない自然を大事にする[愛]のある気持ちで植物と接して、植物から取れる酢の殺菌効果で、十分に病気から守って上げられるほど、丈夫に生きている。

かつて、自分が経験したような思いを、木村さんはしていたのだと感じました。

死にたいと思ったとき、植物は必ず答えを出してくれた。

愛のある育て方とは、その主体となるものを手伝ってあげるだけ。

自分がするのではなく、手伝うだけ。

自然の枯葉や、落ち葉を使うことも、自然農法と変わらないのだと思う。

土の中の生態系[微生物、昆虫、ウイルス]、植物を取り巻く生態系[昆虫、細菌、ウイルス]のバランス[恒常性=ホメオスタシス]を考えてあげること。

そして、その主人公にとって最も善くして上げれるよう手伝ってあげることが、何よりも大切なんだと感じます。

最期に、木村さんは自分の職業を「りんご手伝い業」と言って笑っていました。

プロフェッショナルとは...

「技術と心がともなったもの」と。

野菜も、米も、果樹も、魚も、牛も、羊も、全て私達人間が食するもの。

私達の身体の一部となってくれる在り難いものだと思います。

高度経済成長の煽りで、できてきた化学合成農薬や化学肥料は、生態系を完全に無視した人間のエゴが生んだ産物。

今、その被害に苦しんでいる人が、日本はもとより世界中のあちこちに居ます。

そして、今この瞬間も訴え、必死に我慢し、普通の人が日々送れる普通の生活をできないで、それでも頑張って生きています。

私にできることは、自分が経験した薬に依存しない、そして、自然に近づけながらも、有機栽培から、いずれ自然栽培に変えていけるように手伝ってあげることです。

農家は、一生懸命栽培した農作物の売上で、日々の生活を送っています。

それをするしか収入を得る方法を知らないからです。

虫食いを嫌い、見栄えのキレイな農作物を好んで買う人、そう言った人々が数多く消費者に受け入れられてきた現状が、農薬使用を助長し、化学肥料で促成栽培された貧弱栄養の野菜を大量生産させている結果を生んできたのです。

誰が悪いとも、言い訳なんかできません。

あげく、苦しい思いで生きざるを得ない子供達が生まれてきてしまっているのです。

全ての人が、木村さんのように相手[植物]を思いやれる人たちばかりではないのです。

商社マンは、外国から安い農産物を毎日のように何百万トンと輸入し、それを欲しがる消費者が、この日本に居る限り、国内の自給率は高まりません。

むしろ、現状は下がる一方です。

あと、何年、木村さんの自然栽培リンゴを食べれますか?

そのあとに続いていける自然栽培農家がどれだけこの日本には居ますか?

担い手が、落ち込み、生産者が高齢化していき、今の空腹を満たすためだけに安価な外国産を使った外食を食べ続け、次世代を顧みない人が、この国には非常に多いのです。

それは、自給率が十二分に物語っています。

国内の農業を守り立てられるのも、消費者の手伝いにかかっていることを、私達生産者からお伝えできる事実だと思っています。

化学合成農薬、抗生物質、成長促進ホルモン剤、食品添加物、食品保存料、食品防腐剤、食品化粧剤、食品〜剤、...

日々、摂取しているもので、私達の身体は形成されています。

血液、皮膚、臓器、神経、細胞など全ての生きものは、遺伝子にしたがって日々生成されています。

それは、全て食事と言う口から入るものが、大部分を占めているのです。

もう一度、よく、日々の食事を考えるときなのかもしれません。

呼吸する空気、飲み水、食べ物、お風呂のお湯[殺菌剤としての残留塩素]、衣類に使う洗剤[皮膚から出る汗によって逆に浸透してくる漂白剤や合成界面活性剤]、洗髪剤、洗顔剤、歯磨き剤、仕事環境から来る体内汚染物質など。

普段の生活で浸透してくる皮膚への刺激と蓄積もまた、考えなくてはいけない重要な事柄ですね。

生活態度で、いったいどうしたらいいのかを、考えてみる好い機会だとこの21世紀になって思います。

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