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エリック・アンダースンコミュの番外編:トム・ラッシュのCD再発!

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長い間ほったらかしててスミマセン^^;)
しかも、今回はエリックの話題じゃないんですが
心優しきSSW好きのお仲間さんたちには分かって
頂けるんじゃないかと思って。お許し下さい。

先月24日、トム・ラッシュのコロムビア時代の
アルバムがなんと紙ジャケで再発されました。店頭で
見かけてホントにビックリしたんですが・・・(笑)
この余裕の無いご時勢に、頑張ってくれました
ソニーの担当者さんに深く感謝したいです^^)

トムはヴィレッジのシーンでも活躍してた歌手でして、
プレスティッジ、そしてエレクトラ時代の録音で
比較的知られている人です。それも、自作曲ではなくて
ジョニ・ミッチェルやジェイムス・テイラーの曲を
いち早く取り上げた事である程度認知されているんですが・・・
個人的にはこの人の正に”シミジミ”とした歌唱が
好きで、随分前にそれこそコツコツとアナログを買い
集めた覚えがあります。一般的にはコロムビアの4th
「Ladies Love Outlaws」が”SSWの隠れた名盤”扱い
されていたので、あの木彫りのジャケを見た事もある
方々も多いのではないでしょうか。

今回の再発は、その4thの前の時期にあたる3枚なのですが
コレ、個人的には大好きだったんですよね。しかも、
コロムビアの1枚目は海外でも再発出ているようですが
2,3枚目は多分世界初のCD化です。やるなぁ〜。

◎「TOM RUSH」(邦題:トム・ラッシュとニュー・フォークの世界)

1970年作。パーマにヒゲ。現在のトムの外見が確立された?
写真のジャケですが、中身は最もロックっぽいかも。実際、
一番売れたアルバムのようです。ギターのTrevor Veitchは
この頃から現在までずっとトムをサポートしているそうですが
結構サウンドに彼の趣向が出ている気もします。
JTやジャクソン・ブラウンの曲を既に取り上げていますが、
フレッド・ニールに加えデビット・ウィフィン、マレィ・
マクロクランなどのカナダ勢にまで視野が及んでいたのは
流石。でもそんなことを気にしなくても聴けてしまいます。
うろ覚えですが「Wild Child」は、はっぴいえんどの”ゆでめん”
好きな方は是非。ドラミングと音像が見事に元ネタになっています。

◎「WRONG END OF THE RAINBOW」(邦題:消え去りし虹)

これは71年頃かな?JTの2曲に加えジェシ・ウィンチェスター
など相変らずカヴァーもありますが、Trevorとの共作も
増えて、徐々にソングライティングに魅力が。特に冒頭の
タイトル・トラックなんかは”面悲しい”=ユーモラスなのに
どこか悲しい雰囲気がとても気に入っています。全体的に
カントリーロック色も出て、この3枚では一番聴き易い?
前作に続きデビッド・ブロムバーグも加勢しています。

◎「MERIMACK COUNTY」(邦題:メリマック・カウンティ)

72年作。前2作でオーソドックスな展開をしたのに少し
寄り道をしたくなったのか?いやいや、これこそ妙味。
1曲目「Kids These Days」は勝手に大推薦の異色トラック。
何故か?これが奇跡的にラップになっているんです(笑)
でももちろん、ルーの「ワイルド・サイド」みたいな
味わい。しかしトムの持ち味か、やっぱり少しユーモラス。
そうだよなぁ、タイトルって”いまどきのこども”みたいな意味?
エリック(・ジャスティン・)カズの「Mother Earth」も
陽気さが突き抜けていてこの人には珍しいテイスト。
ボブ・カーペンター、ジャクソン・ブラウン(定番曲)も
取り上げていますが、この作品もしっかり個性を積み上げて
来ている、そんな感じの1枚です。ジャケもメガネのおかげで
いつもよりもなーんか垢抜けていて(笑)イイです。

以上、つたない紹介ですが、興味を持たれた方は是非。

参考までに。中川イサトさんのトムへの想い
http://www002.upp.so-net.ne.jp/n-1310/room/tom.html

そしてオフィシャルHP。ここでも紹介して欲しいなぁ・・・
http://tomrush.com/

大変失礼しました。長文お許し下さい。

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