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多民族国家にならざるを得ぬ日本コミュの養子縁組、里子制度

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初めまして。mixi新参者です。
(海外生活が長いので、日本音痴になっていますので、お許しを。)
mixiの仲間と討論してみたいなあと思っていたのが、上のタイトルです。私は15年ほど前に南米ペルーから養子をもらいました。生後5ヶ月で家族の一員になった息子が既に13歳になりました。人種も国籍も異とする私達(主人、米人、私は日本国籍、息子ペルー人、後米国に帰化)が家族に簡単に成ることができ、そして、息子が成長していく段階でいじめられたりしなかったのも、米国社会にいたからだらと思います。ここでは、養子縁組を斡旋する制度や、養子・養女のいる家族のサポート体制が充実しています。里子制度も発達しています。
鑑みるに、私が日本にいたら、自分の子供を持つことができなかっただろうと思うのです。
皆さんのご意見を聞かせてください。

コメント(12)

こんにちは

重要な問題だと思います。

ずいぶん前ですが、北欧を旅行中、チコさんのような養子縁組をしていた家族をずいぶん見ました。そういうせいもあって、僕自身は、このようなシステムには非常に肯定的です。いろいろ難しい面はあるとおもいますけれど(特に日本では)、もっと普及してほしいと思っています。

さまざまな理由でこどもを持てない場合があるのですけれど、医学的に無理矢理解決させるような方法ではなく、今すでにあるいのちに、よりよいチャンスをあたえることができれば、と思っています。

あまり具体的な事例は(特に日本のは)知らないので、いろいろ教えていただけるとうれしいです。
私達が養子をもらうことを考え出したのは、15年くらい前ですが、そちらに目を向ける素養がありました。隣に住んでいた白人夫婦には5人子供がありました。長女が金髪の女の子。2番目から5番目までは年齢が分かりませんでしたが、アメリカン・インデアンの男の子、ベトナム人の男女、そして韓国の男の子。家族全員が揃うと人種の品評会のようで興味をそそられました。(金髪の女の子は、ご主人の姪と聞きました。)それなのに、軋轢が何もない感じでした。はじめに彼らに接したとき、感動しました。そして、周りを見たら、養子・養女はあちらこちらにいました。それどころか、未婚の(中年)女性が、養子(女)をもらっているケースも珍しくありませんでした。
そんな環境で、私達に子供がなかったので、人工授精に走らず、養子をもらうことにしました。手続きに数ヶ月かかりました。それから、エージェントを選んで、国を絞りました。私達は、当初から外国の赤ちゃんをもらうことに決めていました。その理由は、国内では時間が掛かりすぎます。5から7年待たなければならない。外国の赤ちゃんならずっと早い。私は、個人的な理由でペルーを選びました。それは、以前ノルウエーの友人が私がペルー人に見えると言ったことを思い出したからです。白人の子供を養子にした場合、私一人が少数民族で、自分が白人の子供を育てる自身がなかったことも否定しません。ペルーの子供ならば、私が快く受け入れられる気がしました。
息子が加わったので、早速サポート・グループを探しました。いました、いました。10万人の町に、国内・海外の養子縁組をしている夫婦はたくさんいました。その仲間に入って、月1度皆と集まって、親は雑談・懇談、子供達は遊びまわる機会ができました。子供15人くらい集まると、出身地は10カ国くらいありました。彼らが、違和感なく一緒に遊んでいるのを見るのは心が和みました。
アメリカでは、ずっと昔から(1850年くらい)東海岸で身内を失った子供達を鉄道で中西部に運んで、農場の人手不足を解消していました。そして、その子供達の多くは、農家で養子・養女になりました。ここは移民で成り立つ国。今でも多くの労働者が海外からやってくる。
日本ではバブル時代に、海外から多くの労働者を募った。ところが、国として彼らの受け入れ態勢が整っていたのでしょうか?日本の少子化問題は、国が真剣に取り組むくらいの大きな課題になってきていると思います。女性を家に縛り付けて、子供をたくさん産ませるよりも、既に生を受けた子供達を育むほうにも力を入れて欲しいと思います。そのためには、私達は何をすべきなのでしょうか?
ただの感想になってしまいますが・・・・

私は現在、オーストラリアに住んでいます。
町ではあきらかにバックグランドが違う赤ちゃんや子供を連れたカップルを見かけます。初めて見たときは、日本ではあまりありえないことなので驚きました。

これを可能にしているのは、もともと養子をもらうこと/里親になることがオープンになっている社会であることと、多文化の共存がよしとされる社会だからでしょう。

日本のことを考えると、国際養子の問題以前に、養子であることは隠すようなマイナスのイメージがあり、これから変えていかないとむずかしそうですね。

なお、個人的に、外国人犯罪が増加しているために外国人を好ましく思わないというより、外国人を好ましく思わないので、もっともらしい理由をつけるために外国人犯罪を取り上げている風潮があるように感じます。
Ardillaさん、
遅くなりましたが、お答えします。
「外国の子供を、里子に貰い受ける理由がいまひとつわからないので、、、」
まず、外国の子供は“里子”として貰い受けません。外国の子供は養子・養女として法律上親子の関係を樹立します。里子は、養育のために(家庭環境で育てるために)数ヶ月から数年預かることを言うので、養子とは別個です。それから、里子は米国においても国内に住む子供だけを対象にしています。保護局が親から虐待を受けた子供を引き離し、一時施設に預かる、また、身寄りがなくなった子供を、施設で預かる。その間に、里親を探します。里子から養子・養女になるケースもありますが、生みの親が縁を切らないという理由で、ボツになることが多いです。主人の従兄弟も幼い姉妹を3年くらい預かり、養女にする書類手続きを始めたのですが、生みの親が離縁状に署名してくれなくて、だめになりました。補足しますと、国際養子の場合、この種の問題はほぼ皆無です。子供がその国を出る前に、書類手続きが完了しているからです。

「離婚率も高い米国で、もし夫婦に何かあったら、子供はどうなるんだろうか?とか、つい考えてしまいます。 」
確かにアメリカの離婚率は高く、5割を超えています。数字だけ見ると、あなたの危惧はごもっともです。が、次の点を考慮してください。子供ができないために養子をもらおうと考える夫婦は、殆どの人が30歳を超えている。当然、結婚年数も長く、経済的に安定したカップルが多い。私は養子・養女をもらった夫婦を何百組も知っていますが、離婚したのはたった1組だけです。それも、妥当な理由があってのことでした。万一離婚しても、経済的に路頭に迷うことは非常に稀です。

「映画俳優たちが里子を育てているのをみて、ついかっこいいと安易に思う人も出てくるのではないかと懸念します。」
少なくとも、ここではありえないでしょう。すなわち、養子縁組を希望する人は、本当に子供を必要として、それなりの決意を秘めている人たちだからです。 芸能人の言動に影響されるのは、個人の成熟度の問題だと思います。子供を養子にするということは、ペットを飼うようなあいまいな心構えでは、決して出来ないこと、またそうであってはならないことです。一生のコミットメントですから。また、そのような生半可人の養父・養母を認可するような制度であってもならないのです。

「時々、南米の子供がかわいいので、里子にもらう話を聞くのですが、人身売買の問題が本当にクリアーできているのか、心配です。 ペルーではブラジルとの国境で、よく子供を誘拐されると聞いているので。。。。。 」
このコメントは、日本人から見て南米の子供が可愛いということでしょうか?可愛いとは、目がパッチリして、ハーフっぽいということでしょうか?米国に来るペルーの子供の8・9割がインデイオ系です。どちらかというと、モンゴル人に見えます。ですから、白人夫婦が養子にすれば、外見の差は一目瞭然です。人身・臓器売買の話は、私たちがペルーに行った時も聞きました。残念ながら、これは南米に限らず、アジア・アフリカでも行われています。私たちが特に気をつけたのは、米国内、または現地の施設・エージェントのバックグラウンド調査を徹底的にするということでした。彼等の評判を聞き、実際に養子縁組を完了した夫婦たちに電話したりして、信頼できるか確認しました。

「国内の養子縁組に時間がかかる>それは、じっくりとその子を育てられる環境のご夫婦か慎重に検討されているので、仕方ないかな、と思います。だからこそ、海外の養子縁組は怖いのです。。。」
このような大切なことに慎重に取り組むのは当然で、そのために時間が必要ならば構いません。また、社会の受入れ態勢が確立していないことも、然り。ただ、私が言いたいのは、国際養子も選択肢としてあって良いのではないかと思うのです。日本がグローバル化の趨勢に逆行するのは、難しいでしょう。Ardillaさんの危惧される点こそに焦点を合わせて、改良していくべきではないでしょうか?
チコさん

私はまだ未婚ですが、子供が出来そうな年齢のうちに結婚できないか、もしくは結婚しないかもしれないが子供は欲しかったので、養子について経験をお聞かせ頂けてとてもためになりました。
いずれにしても、国内・外を問わず自分の受け入れ態勢や子供の人生を重く受けとめて、自分にできるかどうか見つめなおさなければという点で学ぶ事ができました。
ありがとうございます。
お断りしておきますが、国際養子はあくまでも一選択肢であって、それをヤミクモに推挙してはいません。私たちは、米国人の養子・養女縁組の道を求めました。第一ステップとして、養父母になるための教育課程を修了しました。その時点で、国内で養子をもらうことが可能か調査したところ、健康な(白人の)赤ちゃんは平均7年待たねばならないと言われました。(それも、保証できない。)それでは、混血でも良いからと言ったところ、これが驚きでした。アメリカでは黒人は、ネガティヴに別格なのです。肌の色とか、ちり毛とかが他の人種より濃く現われやすいということもあるのでしょうが、4分の1黒人の血が混ざっていると黒人の子供と看做される。ところが、白人とアジア人の混血児は白人と看做される。まるで、論理が立っていませんが、それがアメリカの養子縁組の通例になっていたのです。また、私たち夫婦は民家がポツポツとしかない田舎に住んでいました。「黒人は田舎に住みたがらないので、推薦できない」とも言われて、唖然としました。5歳から7歳くらいの子供は、身体的・精神的に問題ある子が多く、共働きの私たちには養子にする自信がありませんでした。そうなると、残された手は国際養子だったのです。
国によって養父母の年齢制限が異なります。多くの国は35歳が上限。ところが、中国は下限が35歳。また、30年位前は韓国が一大輸出国だったのですが、ソウルオリンピック前に、韓国政府が子供を外国に養子に出すのは国辱と判断し、それ以降、韓国からの子供の数は激減しました。中南米からの養子縁組は80年代は多かったのですが、今は中国とロシアが2大養子提供国になっています。
息子はアンデス山脈のとある町で生まれました。私たちがそこに行った15年前でも、町から町への移動は、バスでしないようにアドバイスされました。また、その頃、子供が誘拐され臓器が先進国に売られているというニュースが記事になり、ペルー国民が国際養子に敏感になってきました。それで、ペルー政府も国際養子を減少させる方向に動き出しました。ですから、当時と比較すると、ペルーの養子の数はずっと減っています。誘拐・臓器売買の問題ですが、私たちのレベルで出来ることは、一に教育、二にも教育。貪欲に知識・情報を得て不透明な部分をなくすことだと思います。余談ですが、当時、インディオの文盲率は高く、山に住んでいる原住民は町の銀行に講座があっても署名が出来ないので指紋で代用してました。田舎に行くと、昼間から父親は呑んだくれていて、6・7歳の女の子が自生えの蜜柑を旅行者に売り歩いていました。話が飛躍しますが、今でも(特に第三)世界各国で女性が家庭内暴力の犠牲になることが多いのです。それを減らす一番の方法は、彼女たちに教育の機会を与えることです。
移民問題ですが、アメリカは移民で成り立っている国ですから、200余年も移民問題=>人種問題とガップリ四つです。法律で枠を決めていかないと収拾がつきません。日本の移民問題(受け入れ側として)は歴史が浅いですが、真剣に取り組むべき問題です。

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