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エリアの騎士コミュの週刊少年マガジン25号の感想

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「慶早大湘南」との試合の翌日、駆たち「江ノ島高校」サッカー部のメンバーたちは、同じく前日の緒戦を勝ち抜いた「武湘高校」との予選3回戦を戦っていました。前日の先発で疲れの残っている火野、工藤に代わり、先発のFWは、駆、高瀬、的場のスリートップです。
しかし、結構、苦戦しているらしく、駆は相手チームのメンバーにボールを奪われ、ゴールを取られてしまいました。後半開始5分で武湘が先制ゴールを決めて、1対0に・・・。観客席からも「武湘! 武湘!」「ゴールだ。武湘!」の歓声が沸きます。それに負けまいと、セブンも「ドンマイ! 1点くらい、どーってことないよー!」と駆たちを激励します。隣の公太が「カーッ。今のは、駆があそこでボール取られたせいだぜ。駆のドリブルが止められるの、今ので3、4回目だろ? なんか敵に読まれてるっぽいぜ。どーしちまったんだよ。駆。チャンスだからって得意じゃないドリブル突破、狙わねーで、DFの裏に飛び出す、いつもの動きを見せてくれよ」と駆に対する愚痴をこぼします。それを聞いたセブンは無言のまま。

「駆!」と荒木が駆にボールをパスします。「はい!」と駆がそのボールを受け取って、斬り込もうとしますが、その前に「武湘」の8番が立ち向かって来ます。ここで、駆が「今だ! あのフェイントを・・・・」と目を動かします。それを見た公太が「あーっ。また!」と文句を言います。8番のメンバーは「なにやってんだ? コイツ」と駆の行動に理解を示せない模様。駆は「取られたら、すぐにチェック。フォアチェックでプレッシャーを−」と頭の中でシミュレーションしながら、その8番をマークします。その8番は「ちっ・・・・しつけー」と嫌そうな顔をします。そして、DFが2人しかいないことに気が付きます。「後半で先制されてフォーメーションを変えてきたか。ってことは2−5−3?」と8番が「好都合だぜ。もう1点入れて、試合を決めてやる!」とシュートします。「引きすぎのDFと前がかりのMFの間が、間延びしてるぜ!」と9番がボールを受け取ります。・・・と、その9番の前に海王寺、織田が挟み込むように近付き、織田がボールを奪い取ります。「く・・くそっ。DFは手薄だったんじゃなかったのか!」と9番が悔しがりながら言います。そして、織田が「いけっ!」と的場のところにシュートします。的場はお得意のフェイントでマークをかわし、今度は高瀬に。高瀬も十八番のヘッドでゴールを決めようとしますが、キーパーに弾かれて、コーナーキックになりました。

「そろそろですね。火野くん。アップは済んでますか?」と岩城監督が聞くと、火野が自信満々の表情で「いつでもOKっすよ」と答えます。そして「20番 逢沢に代わって、9番 火野が入ります」と駆と火野の交代が告げられます。高瀬が「駆。あとは任せろ!」、的場が「絶対、逆転してみせるさ」と言い、駆も「うん、頼むよ」と答えます。更に、火野が駆の肩を叩きながら「任しとけ!」と言い、駆も「お願いします」と言います。セブンが無念そうな表情をし、駆の方を見て「・・・・かけ・・!」と声を掛けようとすると、駆が「・・・・くそ」と思いっ切り、悔しそうな表情を見せています。それを見て、セブンも言葉を失ってしまいます。
そんな駆の横に岩城監督がスッと座り「駆くん、交代は悔しいですか?」と聞きます。駆が「え? は・・はい。それは」と素直に自分の気持ちを表現します。岩城監督が「しかし、勝つためには仕方がない。キミのフェイントの癖は、もう武湘のDFに読まれてますから」と言い、駆も「はい」と率直に言います。続けて、岩城監督が「今日、我々が勝てたとしたら、次の試合は、もっとレベルの高い相手とやることになる。当然、フェイントの瞬間に、どうしてもボールを見てしまう悪い癖は、すぐにDFに読まれてしまう。それでも、駆くんはドリブル突破を仕掛けますか?」と問い掛けます。駆が驚いた表情で答えられないままでいると、岩城監督は「キミのFWとしての「売り」はストライカーとしての卓越した嗅覚です。それを生かして、DFの裏に飛び出す動きを狙っていくだけなら、十分に仕事ができると思いませんか?」と言います。駆が「・・・・・・でも、それじゃ逃げることになります」とやっと口を開きます。岩城監督が「・・・・ほう」と言い、セブンも無言のままです。駆が「オレ、中学ん時は左が苦手で・・・・それで左足を使うことから逃げてるうちに、まるっきり点の取れないFWになっちゃって」と言います。そして・・・生前の傑の「逃げてばかりいやがって。これ以上、恥をかきたくないから、マネージャーに逃げた。そうだろ?」の言葉が蘇り、駆が「オレ、もう逃げたくないんです」とハッキリと言います。「だから、次の試合も使ってもらえたら、また同じことやると思います。ドリブル突破でチャンスになると思えば、今日みたいに積極的に狙っていきたい」という駆の言葉を聞いて、岩城監督が「・・・・・・エゴイストですね。キミは」とやや厳しく言います。駆がすぐに「すいません」と謝り、セブンも困惑したような表情に。

そのとき、グラウンドから大声が沸き、火野がシャツを上げて腹部を見せています(笑) どうやら、火野がゴールを決めたようです。岩城監督が「おっと、同点だ」と言い、駆に「交代で入った火野くんがシュートを決めてくれましたよ」とにこやかに言うと、駆も嬉しそうに「やったーっ。残り20分で同点だー!!」と腕を上げながら喜びの表情を見せます。それを静かに見守る岩城監督。そして「公太くん、出番ですよ」と公太に声を掛けます。公太が「え? は・・はい。やたっ。また出られる!」と喜びます。そのとき、セブンが岩城監督に「岩城監督。駆を次も使ってやってください。今、駆はストライカーとして目覚めかけてるんです。交代させられて、あんなに悔しさを表に出してる駆って、私、初めて見た」と言います。岩城監督が黙ったままでいると、セブンが更に「昔は無理して、自分を納得させようとしてみたり、がっくり落ち込んじゃったり。でも、その駆がああやって、まだ燃え残ってる闘志をむき出しにして悔しそうに・・・・」と言うのを遮るように、岩城監督が「誰が使わないって言いました?」と言います。セブンが意外そうに「え?」と言うと、岩城監督が「今後、使う気がなければ、この試合だって使いませんよ」。セブンが驚いたように無言でいると、岩城監督は「彼には、もっともっと悔しい思いをしてもらうつもりですよ。それでも、今みたいなワガママを貫き通すことができれば、彼は本当に欲しい1点が取れる。真のストライカーに化けるかもしれない」とキッパリ言い切ります。その後に「その前にチームが負けてしまわないように、采配には気をつけないといけませんが」と苦笑しながら言います。セブンはまだ何も言葉が出ない様子。岩城監督がまた真顔に戻って「ストライカーはエゴイストであるべきなんです。ゴール前でフリーなのに、シュートを打たずにパスするFWなんかには、私は育てなくない。だから、少なくともストライカーに限っては、試合の中でフォア・ザ・チームなんて、彼らの年齢では考えるべきではないと私は思ってる」と自分の意思を明確に示します。
「うおおおおーっ!!」と気合い十分な公太に「いけいけいけぇー! 公太ー! サイド突破だーっ!」と応援の声を掛ける駆を見て、岩城監督が「ベンチからの応援は別としてね」と断った上で「今は、まだ彼らが多少、欠点をさらけ出してしまっても勝てる相手です。そういう試合で、楽に勝っても意味がない。先のことを考えれば、試せることは、どんどん試していくべきなんです。少々のピンチなら、むしろ糧にして成長していけるチームですよ。彼らは」と言います。

そのとき「フリーキック」のアナウンスが入ります。真剣な表情をしている荒木と織田。「チャンスだ」「これを決めれば逆転だ!」と浜、桜井がそれぞれ言います。お、桜井の台詞4回目(笑) 駆も「荒木さん」と真剣な表情で見守ります。そして、織田と荒木の連係プレーで、何と荒木が凄いバナナシュートを披露します。怯える「武湘」のメンバーたち。そして、ゴールが決まりました! これで2対1で逆転したことになり、荒木と織田が肩を組み喜びます。駆も八雲と共に「すげえっ。逆転だぁ!!」と嬉しそうな表情を見せます。ベンチからは「行け行け。江ノ高!!」、観客席からも「押せ押せ。江ノ高!!」と歓声が飛びます。セブンも嬉しそうな顔になり、その後ろで、岩城監督が「まだまだですよ。このチームは。まだまだ強くならなきゃいけない。きっと強くなります。私はそう信じています」と言います。
最後に的場がゴールを決めて、試合終了。これで「江ノ島高校」が3対1で勝利しました! 的場、グッジョブ! しっかし、的場ってよくみんなから可愛がられることが多いなあ。また、マコたちから頭を押さえられてるよ(笑)

最後のところで、「武湘」の8番と9番の名前が判明しましたね。それぞれ、田川、守屋です。次号は残念ながら休載です。

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