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エリアの騎士コミュの週刊少年マガジン52号の感想

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今回はかなりエキサイティングの内容でしたね。いよいよ「江ノ島高校」サッカー部伝統の代表決定戦のキックオフです。

火野からマコにボールが渡ります。データによると「江ノ島SC」の方が平均身長が10cm以上も高いそうですが、そのフィジカルで大きく上回る相手に対して「江ノ島FC」はどのように対抗して行くのでしょうか?
駆も「荒木先輩・・・・結局戻ってこなかったけど−でもきっとこの試合に勝てば帰って来るよね。その意味でもこの試合−絶対負けられないっ!」と最初から気合が十分に入っています。そして右サイド前方に向けて積極的なダイアゴナル・ラン!
「江ノ島SC」のベンチでは公太が「駆っ・・・・」と真剣な目で見守っています。その「江ノ島SC」は、不動と坂本修司(これで坂本のフルネームも判明)が駆をマークします。織田が「9番(駆)にパスを通させるな! サイドに追いつめろ!」と指示を出します。一方、マコはゆっくりとドリブルしながらチャンスを窺いますが、そのマコの前に現れたのは「江ノ島SC」のキャプテンの沢村。沢村はマコに「お前がトップ下とはな。荒木は結局戻らずか?」と話し掛けます。それに対し、マコは「心配いりませんよ。沢村さん、アイツがいなくてもウチの戦力は去年とは段違いっスから!」とボールをパスします。その相手は駆。ってか、試合中に個人的な会話をしていいのかよ?(笑) あと、沢村の顔ってよく見ると亡くなった傑の顔によく似ていますね。
駆はDF2人にがっちりマークされ、マコからのパスはインターセプトされるかと思いきゃ、MFの的場がパスルートに割り込み、ヒールで方向を変えました。そのボールを受けるのはFWの火野。
「ここまでは練習どおりですね」とセブンが言います。岩城監督は「ええ、駆くんのトリッキーな動きが敵DFの警戒を呼んでマークを引きつけ、逆をついて火野くんが手薄になった左サイドを突破する作戦ですが、ここからが問題です」と答えます。その問題というのは・・・「江ノ島SC」は実質上のワントップ、189cmのポストプレーヤー高瀬を残して、後は9人全員が自陣内に引いている。この密集体形を突き抜けてゴールを奪うのはなまじのことではないということです。岩城監督曰く「せめて、うちの左サイドにもう一枚攻撃カードがあれば、FCで一番フィジカルがある火野くんを中で使えるんですが・・しかし、ともかくここはチャンスです。ここで先制出来れば活路が開ける」。

その火野は「くそっ、早えな!」と言いながら、マコに「頼む、マコォ!!」と意表を突くショートパス。これを受けたマコがドリブルで切り込みますが「江ノ島SC」のDF陣がどんどん集結して厚みを増して行きます。何かを考え付いたマコは「いけえっ!」と群がるDFの頭越しにファーサイドを狙ったライナー性のクロスを出します。しかし、誰も反応していません・・・と思ったら、駆一人だけがこのクロスに反応していました。駆の勘の良さは凄いですね・・・。「江ノ島SC」のベンチで「よし!」と駆を応援して周囲から白い目で見られている公太には笑ってしまいましたが・・・。
マコは駆のゴール前の天性の嗅覚を買ったんですね。そして、それがウチの切り札にもなると。

駆が「よしっもらった!!」とボールをヘディングしようとしますが、その前にセンターバックの海王寺がヘディングクリアしてしまいます。「甘いぜ、一年坊」と捨て台詞を残して。駆は「か・・完全にフリーだと思ったのに」と悔しがります。岩城監督も「まずい!」と危惧します。何故なら、そのボールは織田に渡ってしまったからです。駆も「ダメだ、クリアされる!」と焦ります。織田がこのこぼれ球を大きくクリアしたかと思えば、そうでなくロングパスで高瀬にボールを渡します。セブンも「すごい・・・・あの位置から高瀬くんの動きを一瞬で察知して正確なパスを・・!」と驚きを隠せません。それを受けて岩城監督も「織田くんはこのチームのキーマンです。ピンチを一瞬にしてチャンスにつなげる彼の正確なロングフィードなくしてはこのチームの戦略は成り立たない」と言います。流石に10番を背負っているだけのことはありますね。

しかし「江ノ島FC」も黙ったまま見ている訳ではありません。的場、桜井、浜の3人が高瀬をマークして、クリアしようとしますが、そこは背の高い高瀬、圧倒的な高さで空中戦を制してしまいました。そのボールは、右サイドの八雲に渡ります。うーん「スクールランブル」の塚本八雲の顔が浮かんだ・・・まあ、そんなことはどうでもいいか(笑) その八雲をマークするのは三上。しかし、八雲はコーナーに追い詰められながらも強引にあげました。そのボールはまた高瀬に・・・と思いきゃ、高瀬はオトリで、ゴール正面の工藤がゴール目指してキックします。が、キーパーの紅林がかろうじてワンタッチ。

しかし、無情にもボールはゴール隅に向けて転がっています・・・。放送部の「SC、試合開始6分、先制ゴォ〜〜・・」の放送が入ろうとしたとき、そのボールをクリアした者がいました。それは何と「江ノ島SC」ゴール前から一気に戻って来ていた駆でした。す、凄い・・・。駆って意外と俊足?
紅林が駆に「ナ・・ナイスクリア!」と礼を言うと、駆ははあはあと息をつきながら「これで海にボール放り込んでリスタートっスね」と言います。紅林の脳裏にあのピーチでの練習が浮かび上がり「ああ、そうだ。次はオレらの攻める番さ!」とウィンクしながら言います。それを受けて、駆も元気良く「はい!!」と答えます。高瀬は「・・・・コイツ・・」、そして公太は「駆・・・・お前ってヤツは・・・・」と嬉しそうな顔をします。岩城監督も「よし!」と手を握り締めます。その横で、セブンが「ポジションを決めずに波打ち際からゴールまで攻守を入れ替えながらやる全員サッカー−そして砂浜ならではの恐れを知らぬ大胆なプレー。今の駆の奇跡的なクリアにはあの砂浜でのサッカーで学んだことが生きているわ」と感動します。あのピーチサッカーの練習は決して無意味なものではなかったことが証明された訳ですね。

「荒木さん、見てますよね。きっと、このスタンドのどこかで。勝ってみせますよ。オレたち、荒木さんがまたサッカーをやりたくてたまらなくなるような岩城監督の目指す「楽しいサッカー」で勝利をつかんで見せます」と気合の入った表情を見せる駆の横顔、とてもカッコ良かったです。
そんなスタンドである一人の男がそれを見守っていました。シューズが違いますが、ひょっとして荒木なのではないかと。

そして、ここからは大河の予想ですが、公太は近い内に「江ノ島SC」を辞めて「江ノ島FC」に入るのではないかと・・・。前の巻頭カラーで「江ノ島FC」のユニフォームを着ている駆と公太が一緒に写っている絵がありましたし。

とにかく、今回の「エリアの騎士」は感動しまくりだったなあ。

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