8:00pm過ぎ。ステージ中央に椅子が用意され何事？と固唾を飲んで待っていると、観客の不安をダメ押しするかのように両脇をスタッフに抱えられたJohnnyが登場。おぼつかない足取りで崩れるように椅子に座り込む。その手にはシグネチャーのファイヤーバードは無く、ネックだけみたいな軽そうなギター,,,。まぶしい照明に照らされ顔面蒼白（これは昔から？）、やせ細った白い腕が震え続けているようで痛々しい,,,。Johnny登場に喜ぶファン達、その姿に当惑するファン達、そして期待と不安の大歓声,,,。と、まるで一瞬一瞬がスローモーの映画ワンシーンのようにショーがスタート。
一曲目が始まり、我々一同『・・・・・。』。
二曲目、ステージ上の姿そのまま、言わばよれよれ。
『あちゃ〜・・・。』『う〜む・・・。』
だがしかし、この落胆はその後の感動の前触れでしか無かった！
三曲目、『およ？』『おろ？』『そろそろお目覚め？』。数曲でウォームアップが終わると、あのお得意のベキベキ〜＆ベタベタ〜サウンドがうなり高速回転を始める。観客の表情にも『よっしゃ〜！』感が見て取れる。何か老齢の先発投手が四球連発の後にストライクゾーンを見つけた感じ。
曲間にもJohnnyは語らない。まるでギターに自分の思いの全てを語らせているかのよう。ショーは続き聴衆の身体にも熱い血が巡り始める。フロア客はダンスを始める。カップルで踊る者、周囲の目を気にせず恍惚とした表情で激しく腰をくねらせる肉感的な美女。酒と香水と体臭の匂い。Bluesと言えばそもそも酒と女と浮き世のダンス音楽。
Johnnyはハイスピードで飛ばしまくる。ショー後半ともなると、ダンス客を押しのけるかのように、熱狂的（？）なファン達がステージ前フロアを陣取り始める。大きく身体をゆするでも無く、ドライブ感のある図太いギターサウンドに魅入られたようにJohnnyの指先を見つめる観客。Johnnyのギターは後頭部と背筋の真ん中辺りを直撃し延髄を麻痺させる。まさに中枢神経に縦断爆撃を受けているような感覚に陥れられる。
最後の数曲だけあのファイヤーバードがお出まし！観客からどよめきに似た歓声があがり、興奮は最高潮に達した！
時間や場所を忘れて宇宙に放り出されたかのような浮遊間。魔力のギターサウンド。まさに恍惚の時間。
Thank you Johnny, 'till I see you next time!
一曲目が始まり、我々一同『・・・・・。』。
二曲目、ステージ上の姿そのまま、言わばよれよれ。
『あちゃ〜・・・。』『う〜む・・・。』
だがしかし、この落胆はその後の感動の前触れでしか無かった！
三曲目、『およ？』『おろ？』『そろそろお目覚め？』。数曲でウォームアップが終わると、あのお得意のベキベキ〜＆ベタベタ〜サウンドがうなり高速回転を始める。観客の表情にも『よっしゃ〜！』感が見て取れる。何か老齢の先発投手が四球連発の後にストライクゾーンを見つけた感じ。
曲間にもJohnnyは語らない。まるでギターに自分の思いの全てを語らせているかのよう。ショーは続き聴衆の身体にも熱い血が巡り始める。フロア客はダンスを始める。カップルで踊る者、周囲の目を気にせず恍惚とした表情で激しく腰をくねらせる肉感的な美女。酒と香水と体臭の匂い。Bluesと言えばそもそも酒と女と浮き世のダンス音楽。
Johnnyはハイスピードで飛ばしまくる。ショー後半ともなると、ダンス客を押しのけるかのように、熱狂的（？）なファン達がステージ前フロアを陣取り始める。大きく身体をゆするでも無く、ドライブ感のある図太いギターサウンドに魅入られたようにJohnnyの指先を見つめる観客。Johnnyのギターは後頭部と背筋の真ん中辺りを直撃し延髄を麻痺させる。まさに中枢神経に縦断爆撃を受けているような感覚に陥れられる。
最後の数曲だけあのファイヤーバードがお出まし！観客からどよめきに似た歓声があがり、興奮は最高潮に達した！
時間や場所を忘れて宇宙に放り出されたかのような浮遊間。魔力のギターサウンド。まさに恍惚の時間。
Thank you Johnny, 'till I see you next time!
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