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DUBSTEP ダブステップコミュのKode9 オープンレクチャー@東京芸大馬車道校

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管理人さま告知失礼します。
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近々の告知になってしまって恐縮ですが、Kode9ことSteve Goodmanの日本ではおそらく初?のオープンレクチャーを、東京芸術大学大学院の馬車道校舎にて行います。日程が明後日とせまっておりますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。わからない点があればお気軽にメッセージかメールにてご連絡ください。
http://permutationcity.blogspot.com/
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スティーブ・グッドマン aka Kode9 オープンレクチャー :
"Sonic Warfare : sound, affect and the ecology of fear"

5/28 (thu) 19:00 ~ 21:00 入場無料 (開催時間は多少前後する可能性があります)
場所 : 東京芸術大学大学院映像研究科 馬車道校舎 大視聴覚室
http://www.fnm.geidai.ac.jp/info/access.html
(会場は上野ではなく、横浜の馬車道校舎です。上記リンクにてご確認ください)

Kode9 ことSteve Goodmanは、Sonar FestivalやMutekといった国際的な電子音楽のフェスティバルに参加する気鋭のDJ/コンポーザーであり、また最良のdubstepレーベルのひとつHyperdubのオーナーとしてUKベースミュージック・カルチャーを牽引する存在でもあります。

しかし、同時にイーストロンドン大学のSchool of Sciences, Media, and Cultural Studiesで音楽文化論の講義を持ち、研究ユニットCCRU (Cybernetic Culture Research Unit)をベースにジャーナリストのKodwo Eshunらとともに活動する他、今年の11月にはMIT Pressから"Sonic Warfare : sound, affect and the ecology of fear"という都市論/カルチュラル・スタディーズの方法論によるサウンドシステム/音楽文化研究の本の刊行を控えているリサーチャーでもあることは意外に知られていません。また彼はサウンドアート・コレクティブAudintのメンバーでもあり、昨年は"Unsound System"というサウンド・インスタレーションを発表したりと八面六臂の活躍をしています。

今回はDJ Kode9としての来日公演に際して、文化的ミームの一形態としてのAudio Virus、Sound WeaponやSound Warfareなど、彼の多様な活動のバックグラウンドとなる特異なコンセプトとその実践との結びつきについて、出版を控える"Sonic Warfare"での議論を中心に語ってもらう貴重な機会となります。平日の夜ではありますが、関心のある方はぜひふるってご参加ください。
(*なおレクチャーは英語で進行します。)

Kode9 Official Site :
http://www.hyperdub.com
http://www.myspace.com/kode9
http://www.myspace.com/hyperdub

お問い合わせ :
hnzhtr(at)gmail.com
http://permutationcity.blogspot.com/
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以上よろしくお願いいたします!

コメント(11)

Steve Goodmanのオープンレクチャー、明日となりました。少しずつフィードバックをもらっていますが、参加したいという方はお気軽にメールください。詳細など折り返し連絡させていただきます。

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"Sonic Warfare"本のリンクを貼っておきます。こちらも要チェックです。概要を簡単に翻訳しておきます。
http://mitpress.mit.edu/catalog/item/default.asp?ttype=2&tid=11890

Sound can be deployed to produce discomfort, express a threat, or create an ambience of fear or dread―to produce a bad vibe. Sonic weapons of this sort include the "psychoacoustic correction" aimed at Panama strongman Manuel Noriega by the U.S. Army and at the Branch Davidians in Waco by the FBI, sonic booms (or "sound bombs") over the Gaza strip, and high frequency rat repellants used against teenagers in malls. At the same time, artists and musicians generate intense frequencies in the search for new aesthetic experiences and new ways of mobilizing bodies in rhythm. In Sonic Warfare, Steve Goodman explores these uses of acoustic force and how they affect populations.

音は居心地の悪さや、驚き、恐怖などの雰囲気 - いわば悪い振動(bad vibe)をつくりだすためにしばしば動員される。この種の音響兵器(Sonic weapons)には、パナマの怪人マヌエル・ノリエガに対する米国陸軍や、1993年の米ウェイコのブランチダビディアン事件の際のFBIによる「音響心理学的矯正装置」の使用、ガザ地区に鳴り響くイスラエル軍のジェット機の衝撃波音(sonic boomあるいはsonic bomb)、そして高周波音によってモールにたむろするティーンエイジャーたちを「駆除する」セキュリティ装置なども含まれる。しかし同時に、音のこのような性質は、アーティストやミュージシャンによって新しい美学的な経験や身体をリズムにゆだねるための方法としても追求されてきた。Sonic Warfareの中で、Steve Goodmanはこのような音響的な諸力の使用法がいかに人々の情動にはたらきかけてきたかを探究する。

Most theoretical discussions of sound and music cultures in relationship to power, Goodman argues, have a missing dimension: the politics of frequency. Goodman supplies this by drawing a speculative diagram of sonic forces, investigating the deployment of sound systems in the modulation of affect. Traversing philosophy, science, fiction, aesthetics, and popular culture, he maps a (dis)continuum of vibrational force, encompassing police and military research into acoustic means of crowd control, the corporate deployment of sonic branding, and the intense sonic encounters of sound art and music culture.

これまでの音/音楽文化と権力との関係性に関するほとんどの理論的な仕事には、見失われてきた部分があるとGoodmanは指摘する。それは周波数の政治(the politics of frequency)とも言うべきもである。この概念を提示するために、Goodmanは音の力に関する思索的なダイヤグラムを展開し、ひとびとの情動の調整のためにいかにサウンドシステムが動員されるかを精査する。それは哲学、科学、文学、美学そして大衆文化まで幅広く横断することで、振動の諸力の(非)連続性をマッピングすることでもある。警察と軍による音響的な大衆操作手法の研究や、私企業の音によるブランディング事例などをつぶさに調べ、そしてついにそれらがいかにサウンドアートや音楽文化における音響的な実験と遭遇する結びついているかまでを網羅する。

Goodman concludes with speculations on the not yet heard―the concept of unsound, which relates to both the peripheries of auditory perception and the unactualized nexus of rhythms and frequencies within audible bandwidths.

論を結ぶにあたり、Goodmanは未だかつて誰も提示してこなかった"unsound"という概念について考察を加える。それは聴覚的知覚の外縁部と、可聴範囲内におけるリズムと周波数の知覚との潜在的な結合、それぞれに関連する概念だとされる。
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最後の"unsound"に関しては、本人の話を聴いてみないとよく理解が出来ないですが。そういうお楽しみも含めて、当日は興味深い話が聴けると思います。関心のある方はぜひどうぞ。
> masayuki さん
ありがとうございます。

一点全体の注意事項として書き忘れていましたが。
建物の夜間管理上の問題で、会場への入場は18:45〜19:10とさせていただきます。少し余裕をもってご来場いただけると大変助かります。よろしくお願いします。
> masayuki さん

あいにく雨降ってしまいそうですが、ご来場お待ちしています。ちなみに芸大馬車道校舎は東急東横線の馬車道駅の6番出口を出てすぐです。
Steve Goodman公開レクチャー無事終了しました。直前の告知にも関わらず、お足下の悪い中参加して下さったみなさま、どうもありがとうございました。

急遽僕の逐次通訳つきという形で変則的に進行しましたが、近刊"Sonic Warfare"の話を軸に音響兵器使用のドキュメンタリー映像や映画、最近流行りのMosquitoなどの音源も交えつつ、最後には彼自身の関わるサウンドアート作品"Unsound System"の紹介もあったりと、充実した内容だったのではないかと思います。また今後今回のレクチャー内容は随時上記ブログで紹介していこうと思います。

また、今回の話の軸になったKode9ことSteve Goodmanの"Sonic Warfare : sound, affect and the ecology of fear" は米MIT Pressより11月刊行とのことなので、ぜひチェックしてみてください。あと改めて言うまでもないですが、今日が名古屋Domina、明日は渋谷MODULEでのKode9のDJです。Funkyなども織り交ぜつつ前回来日時とはまた異なったプレイになるとのこと。

ではでは失礼します。
名古屋より

DJ素晴らしいプレイでしたよ
ほんま最高でした!
本日は渋谷moduleでのプレイです
期待して良いと思いますよ〜
Kode9@Module行ってきました。FunkyからDnBまで幅広くプレイしてましたね。

ブログにレクチャーの内容前半をアップしていますので、興味のある方はチェックしてみてください。
http://permutationcity.blogspot.com/
Steve Goodmanレクチャー後半レポートアップしました。
http://permutationcity.blogspot.com/

> masayukiさん
先日はどうもでした。
Ghost Armyのリンク参考にさせていただきました。

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