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未来創造堂コミュの第122回「レストランバイキング」08/08/15

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第122回(2008年8月15日23:00〜放送分)は、「西洋料理の未来を切り拓いた男の物語」。
スタジオゲストは杉田かおる、大東俊介。そのこだわりは・・・・

○"アジの干物の食べ方"&"食べ物"にこだわってます!・杉田かおる
ロケで出会って以来のお気に入りだというアジの干物をだして、いつもこの店の干物を取り寄せているという杉田さん。杉田流・アジの干物の食べ方を披露し、みんなに食べ方講座を。また人一倍食べ物にこだわりがあるという杉田家の「お取り寄せノート」も紹介。「食べ物の嗜好と男性のタイプは相関関係がある!」と、杉田さん独自の理論も語る。

○プラネタリウムの世界にはまってます!・大東俊介
プラネタリウムにはまっているという大東さん。既存の施設を回るのではなく、自分で星空を作ることにこだわっているという。独自のプラネタリウムつくりのポイントを解説。オリジナルプラネタリウムの魅力を語ります。試行錯誤の結果、大東さんの部屋にはすごくキレイなプラネタリウムができているということで、スタッフが大東さんの部屋に伺い、自作のプラネタリウムを撮影。VTRで紹介する。そんな大東さんのために、超最先端のプラネタリウム「メガスター」がスタジオに登場。みんなで体験する。

今夜のVTRは・・・
○西洋料理の未来を切り拓いた男の物語
フランス料理が誇る美食ガイド、ミシュラン。その東京版に、世界の人々は驚愕した。本場パリのレストランですら貰うことが難しい"星"を、日本のフレンチレストランがパリに次ぐ56個も獲得したのだ。そんな世界が認めるフレンチを、戦後、牽引してきた一人の料理人がいる。フランスの名門、ホテル・リッツで学び、帝国ホテルで日本初の食べ放題レストラン「バイキング」を始めるなど、本格的な西洋料理を広め、世界レベルに高めた伝説のシェフ・・・。今夜は、西洋料理の未来を切り拓いた男の物語。
昭和31年、花の都・パリ。「土間で飯を炊く日本人に、フランス料理がつくれるのか」辛辣な言葉を浴びせられながらも、笑顔で仕事を続けるこの男こそ、本日の主人公、村上信夫、35歳。村上はフランス料理の修業のため、帝国ホテルからホテル・リッツまでやってきたのである。リッツといえば、19世紀末、フランス料理を芸術の粋まで高めた、かのオーギュスト・エスコフィエが料理長を務めた名門であった。
村上には、幼い頃の色あせない想いがあった。それはまだ12歳のときに勤め始めた浅草の洋食屋で見た『帝国ホテルで宮様方の晩餐会』という新聞記事であった。晩餐会とは、フランス料理をナイフとフォークで優雅に楽しむものだという。だが、村上の頭に浮かぶハイカラな料理は、オムライスやエビフライといった洋食ばかり。実は洋食とは、明治時代以降、西洋の料理を、日本人が見よう見まねで作ったもの。本来の西洋料理とは、似て非なるものであった。「一体、本物の西洋料理とはどんな食べ物なのか・・・?」
村上は西洋料理への憧れから、ついに世界最高峰のリッツに辿り着いたのだ。さまざまな料理が、すべて至高の味。「この味を早く日本人に食べてほしい!」そんなある日、村上は生涯忘れることのできない言葉を料理長から告げられる。「今を大事にしろ。今できる最高なものを目指すのだ。」この言葉が、後に村上の料理人としての人生を大きく変えていくのだった。
帰国後、村上は「帝国ホテル」新館の全てのレストランを統括する総料理長として迎えられた。プレッシャーのかかる村上にいきなり厳しい現実が立ちはだかる。食材がないのだ。まだ海外渡航すら自由化されないこの時代、トリュフもなければフォアグラも満足に手に入らない。料理人たちは途方に暮れた。「これじゃ本場の味なんて作れない・・・」逆境に立たされた村上の脳裏に、あの言葉が蘇る。「今を大事にしろ!今できる最高なものを目指すのだ!」と。村上は真剣に素材と向き合い、トリュフの代わりに椎茸を、フォアグラの代わりに鶏レバーをよくこしたものに、バターとブランデーを加え、本物そっくりの味を創り出しのだ。
時を同じくして村上に運命的な仕事が舞い込んだ。ホテルで新しいことをやってみたいと考えた当時の経営陣が、日本初の食べ放題レストランをつくれというのだ。村上がお手本としたのは北欧の伝統料理「スモーガスボード」。魚の燻製や酢漬けといった冷たいオードブルを、好きなだけ食べるスタイルの料理だ。「これは多くの人に本場西洋の味を知ってもらうチャンスだ!」
ところが、周りの料理人たちは、「大量に作って、出したまま置いておくとは、一流ホテルのやることなのか」と批判した。西洋料理の伝統的なマナーでは、注文を受けて、一人ひとりに作りたてを出すのが常識だった。それでもめげず、突き進む村上になお、試練が襲う・・・。西洋料理が多くの人々に浸透し、お馴染みのバイキングスタイルが完成するまでの村上の挑戦は続くのだった・・・。

■出演者
木梨憲武
西尾由佳理(日本テレビアナウンサー)
ゲスト:杉田かおる、大東俊介

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