未来創造堂コミュの第110回「みそラーメン」08/05/23

第110回（2008年5月23日23:00〜放送分）は、「ラーメンの未来を切り拓いた男たちの物語」。
スタジオゲストは 上地雄輔、優木まおみ。そのこだわりは・・・・

○ビックリマンシールコレクター&分解好き！・上地雄輔
小さいころに流行っていてコレクションしていたという「ビックリマンシール」を、今でも専用のアルバムに入れて、時々眺めたりしているという上地さん。ご自慢のコレクションがスタジオに登場し、シールがどれだけレアで貴重であるかなどを説明する。レアなシールは高値で取り引きされているということで、今回上地さんのコレクションを専門家に鑑定してもらうことに。さて、鑑定の結果は？どら焼き、あんまん、シュークリームなどは、生地（皮）、と餡（クリーム）を別々に分解してから食べるという上地さんが、「分解して食べる」を実演。スタジオに用意されたいろいろな「分解した和菓子」をみんなで試食する。

○インスタントラーメンの美味しさを追求する・優木まおみ
受験勉強が始まる中学生の頃から、夜食にお母さんがインスタントラーメンを作ってくれるようになり、インスタントラーメンの美味しさにこだわるようになったという優木さん。作り方やよく食べるというインスタントラーメンのランキングを紹介し、実際にスタジオで優木流インスタントラーメン作りを。インスタントラーメン作りは“命懸け”、“時間との勝負”と、茹で時間や、麺の硬さ、スープの量など、こだわりやポイントを熱く説明する。“命を懸けて”作った「優木流インスタントラーメン」のお味はいかに。

今夜のVTRは・・・
○ラーメンの未来を切り拓いた男たちの物語
今や全国各地の名産として愛食されている「ご当地ラーメン」。中でも、最も早く全国に広がり、「ご当地ラーメン」という概念を世に知らしめたのが「札幌みそラーメン」。その誕生の影には中国からやってきた「中華そば」を日本独自のラーメンにしようと奮闘した二人の男たちがいた。今夜は「ラーメンの未来を切り拓いた男たちの物語」
昭和26年。北海道は、新たなビジネスの場として注目を浴び、多くの企業が支店を出していた。その頃、札幌の「味の三平」というラーメン屋の店主だったのが、大宮守人。当時32歳。
その頃ラーメンは中華そばと呼ばれ、醤油か塩味。麺も中華料理で使われる細目の柔らかいものが主流だった。大宮の店の客の多くは単身赴任者。大宮は、彼らのために豚汁をサービスで出していた。ある日、客の一人が、「大将、豚汁に麺を入れてくれよ」言われる通りに作った豚汁麺をおいしそうに食べる客の顔を見た大宮は思いたつ。「そうだ日本人なら誰でも味噌汁を飲む。ミソの味は代々本人の味覚に刻み込まれているのだ。」単身赴任でさびしい思いをしている客に、ふるさとを思わせるようなラーメンを創りたい。「商売で一番大切なのはお客さんの顔を見ることだ」大宮は、味噌味という日本オリジナルラーメンの開発を思い立った。大宮は全国に数ある味噌の中から、自分の生まれ故郷、北陸で使われていた白味噌をチョイス。新潟県高田産の白味噌をベースに中華だしにあうスープをつくり、そして、具は、栄養不足に陥りがちな単身赴任者のことを思い、値段も手ごろな玉ねぎ、もやしといった野菜をひき肉、そしてにんにくとともにラードでいため、どんぶりの上に山盛りにした。しかし、大宮の目の前に大きな難題が立ちはだかる。それは、麺。味の強い味噌のスープに麺の存在感が負けてしまうのだ。大宮は弾力があり、歯ごたえのある麺を目指した。そして、そのために呼び出されたのが、本日のもう一人の主人公、当時21歳の西山孝之。製麺所の二代目、西山は大宮の命を受け、早速コシの強い麺の開発に乗り出す。そして、早速作った試作品は、うどんのように太い麺。早速試作品を大宮の元へ持ち込んだ西山だが・・「馬鹿ヤロー！商売で一番大切なのはお客さんの顔を見ることだ！」その太麺は、茹で時間が15分もかかってしまうのだった。「ラーメンは腹をすかせてパッと食うものだ。お客さんがそんなに待てるか！」新しいラーメンには、太すぎず、歯ごたえがあるという、相反する特徴をもつ麺が求められたのだ。味噌のスープに合う麺と取り組む日々。味噌ラーメン完成までの二人の挑戦は続いた・・・。

■出演者
木梨憲武
西尾由佳理（日本テレビアナウンサー）
ゲスト：上地雄輔、優木まおみ


-- up 08/05/23 12:51
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