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ヨーゼフ・ホフマンコミュのウィーンのモダン建築

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左:
分離派館。(Sezession)(ヨーゼフ・マリア・オルブリヒ)

分離派の象徴的建築。
バロック建築群の中にあると、キッチュにも思えて来るから不思議だ。

中:
マジョリカハウス(majolika haus)(オットー・ワーグナー)

立体的装飾の多いウィーンの古建築の中で観ると、妙に軽くて、薄っぺらに観えてしまう。


右:
芸術家の家。(kunst haus)。(フンデルト・ワッサー)
 
時代はぐっと現代に近くなるが、こうなると、最早、「野蛮」とさえ言いたくなる。
重厚で厳格なウィーン建築の中での、狂い咲きの花。
しかし、この建物に身を置くと、実に、ほっとして来るから嬉しい。









 

コメント(7)

はじめまして。私は、今、大学4年生です。卒論では、ウィーン世紀末美術をやります。
この前の御正月に、ウィーンに行ってきました。フンデルト・ワッサーの芸術家の家も見てきました。フンデルト・ワッサーは、19世紀末の建築の影響をどの程度うけているのでしょうか?
大福さん。はじめまして

〉19世紀末の…
というと、まずアール・ヌーボー。ジャポニスム。絵画で言えばインプレッショニスムなどの短期的、過渡期的な造形が思い浮びます。

同時期、一方では、既に機能主義的。合理主義的。さらに幾何学的形態などの意味でのモダニズムが台頭して来ている訳で、これらは、装飾という観点で、前者の装飾的傾向に対して、後者は装飾の排除。を主張していた。
ここで言うところの「装飾」と言う概念も、甚だ不明瞭なものだとは思いますが、この19世紀末の二つの傾向は、それぞれ、ある意味で、対極に位置する訳です。

そこで、フンデルト・ワッサーに関して言えば、後者の所謂機能主義的な意味でのモダニズムではなく、むしろポストモダニズムの範疇におさまる芸術家ではないかと思われます。また、ワッサーは日本文化にも関心を示し、伝統的な木版技術を日本の職人の手を借りて自分の版画作品を幾つも制作している。その点に於いては、ワッサーという芸術家の中に、世紀末のエキゾチズム。ジャポニスムにもつながる何かがあったのではないかとは言えないでしょうか。

しかし、更に歴史の尺度を広げて解釈するのなら、欧米に於ける近代の重大事、産業革命に始まる文化的変化をとらえた時に、この二つの相反する傾向を含めた意味で、広義の「モダン」とひと括りにできるのではないかとも考えるのですが。

結論としては、本人が19世紀末建築を、どのように解釈していたかは、推察する事しか出来ません。言える事は、前にも書きましたが古色蒼然たるウィーン市の中にあって、フンデルト・ワッサーの建築は、目を疑う程の、ビビッドな色使いからして、正に「異色」ではありました。
ま、古くから知っているつもりになっているフンデルトワッサーの家は、それなりにわかるのですが、オットー・ワグナーのマジョリカハウスには、これまでの建物の外装概念をはるかに超えた面白さ、凄さ軽さを感じます。
これから、じょじょにでいいですから、すぎさんのこうしたたくわえものをご紹介いただきたいものです。
ての字さん

では、オット−ワーグナーのカイザーバード水門監視所はいかがですか。
カラーリングといい落ち着きといい。この佇まいはよろし。
しかし、わたしが現地に足を運んだ時は、洪水直後で、ドナウ川は、なみなみと注がれたカフェオレしてました。;

参考までに下をピックアップさせてもらいます。
http://images.google.co.jp/imgres?imgurl=http://homepage3.nifty.com/archi-jpg/a_map/austria/image/kaiserbad/amap_ka03.jpg&imgrefurl=http://homepage3.nifty.com/archi-jpg/a_map/austria/kaiserbad.html&h=360&w=480&sz=31&tbnid=JWZB0eCd1UpSYM:&tbnh=94&tbnw=126&hl=ja&start=5&prev=/images%3Fq%3D%2B%2BKaiserbad%2BWatergate%26nojs%3D1%26svnum%3D10%26hl%3Dja%26lr%3D%26ie%3DUTF-8%26inlang%3Dja%26sa%3DG
ありがとうごじざいます。
そうとうなもん(洒落ている場合じゃないか)ですね。
奥の建物の屋根の看板までも計算しているのですかね。
カフエオレドナウが見えない分、なにやらすっきりさわやかで
よいです。
ての字さん

後ろの建物。って…
恐らく監視所建設当時は、二つとも無かったのではないか?と 
わたくし的には、むしろ、単独で存在して欲しい建築かと思うのですが。
当時の、もっと素朴な風景など、想像してしまうのです。
そうですよね。
時代的に違いますよね。でも、後から出来た建物、
その上の看板までも支配してしまうような美的存在感を
感じたものですから。

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