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在家仏教協会コミュの「播磨・吉備路の旅」報告その2

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協会企画「播磨・吉備路の古寺を訪ねて法話を聞く会」(11/30〜12/2)の参拝先のメモと写真を連載するその2回目です。

■第2日目、晴のち曇り。

(4)天台宗・教信寺(加古川市野口町)。教信沙弥(きょうしんしゃみ。?-866)の庵跡。仏教史に表立って遺した功績はないものの、のちに称名念仏の先達として親鸞や一遍らが敬慕したことで、各宗が大切にしている人物。物証の少ない伝説の人はこうしてゆかりの地を直接訪れて在りし日のお姿を感じ取る努力が必要です。教信の首だけを刻した木像にけっして気味悪さはなく、むしろ荘重な雰囲気が漂っていました。

(5)天台宗・鶴林寺(加古川市加古川町)。聖徳太子の創建。文化財の宝庫。太子堂の煤で真っ黒な内壁には赤外線で見ると来迎図や涅槃図が描かれているのだそうです。汚れを拭い去ってしまう前に気づいた人は偉いし、それを黒いまま保存しているお寺も偉い。鐘楼では数少ない朝鮮鐘の甲高い音色を聞かせていただきました。宝物館に安置された白鳳の金銅聖観音立像は親しみ深い笑顔とポーズが素敵。

(6)天台宗・斑鳩寺(揖保郡太子町)。周辺には聖徳太子の田地があったといいます。聖徳殿で聖徳太子十六歳孝養像と対面。本物の髪が植え込まれ、衣は定期的に親王皇家から寄進されるそう。その鋭い表情と、たまたま境内で開かれていた骨董市のなごやかな雰囲気が対照の妙。

(7)曹洞宗・成興寺(津山市賀茂町)。門前には荻原守衛のブロンズ裸像が置かれ、本堂隣に保育園を併設して歓声の絶えない一風変わったお寺。ここへは境内拝観ではなくご住職・小倉玄照師のご法話を拝聴しに伺いました。仏法を踏まえた独自の教育論、健康論をたっぷりと。お話の結びは「朝起きたら水をコップ2杯飲みなさい」でした。ん?

【写真】
(5)鶴林寺境内。左が本堂、右が太子堂、中央奥が鐘楼
(6)法隆寺夢殿を模した斑鳩寺聖徳殿奥殿
(7)成興寺本堂でご住職による楽しいご法話を拝聴

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