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SFシネクラシックスコミュの『The Invisible Man Returns』1940年

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The Invisible Man Returns』1940年は『透明人間』の直接の続編で、前
作で非業の死を遂げた科学者の弟が、今度は無実の罪を着せられた富豪を救う
ために東奔西走右往左往十面埋伏の陣という物語。特撮の技術も進化しており
まして、実体化する時に血管からみえてくる絵が気持ち悪いこと。あの迷作、
バーホーベンの『淫靡汁』じゃなかった『インビジブル』(2000年)のビジュ
アルは明らかにこの映画からとられておりますな。

 警告、警告、このDVDのリージョンは1です。したがって日本国内のD
VDプレーヤーでは再生できません。警告、警告。

 ここはイギリスのあるところ、ジェフリー・ラドクリフ(ビンセント・プラ
イス)のラドクリフ屋敷。ラドクリフ炭鉱会社社長のラドクリフは弟のマイケ
ルを殺したという罪で投獄されていました。今まさに処刑されんとすという立
場の彼を心配する婚約者のヘレン・マンソン(ナン・グレイ)、ジェフリーの
親族であるリチャード・コブ(セドリック・ハードウィック)、ジェフリーの
お抱え科学者で炭鉱会社の中に実験室を持っているフランク・グリフィン博士
(ジョン・サットン)。コブはヘレンに「よし、わしの最後のコネを使ってみ
よう」電話してしばらく喋ったコブ、首を振って「駄目だ、コネとなる人物は
アフリカに行っているそうだ。これで望みは断たれた」

 そんな時、刑務所に向かったのがフランク。彼はジェフリーとの面会を希望
します。そして、フランクが帰っていった後、ジェフリーは忽然と刑務所から
姿を消してしまったのです。看守の証言。「ああ、私は彼と天気の話なんかし
ておりましてな、どうも最近はじめじめしていけないなんて言ってたんです。
それがどうしたことかふいといなくなっちまったんで。後に彼の服が残ってい
ただけなので」スコットランドヤードの警視サムプソン(セシル・ケラウェ
イ)は呆れて「そんなべらぼうなことがあるもんかい」と怒り狂います。

 その頃、森を進む怪しの気配。人の姿などないのに草が踏みしだかれ木の枝
がかささと揺れます。そして、姿の見えない何者かは印のつけられた木の下に
トランクを発見。我々はここから透明の手が中に入っていた服を摘み上げ、透
明の体に着せていく様をじっくりと見せられることになります。この透明人間
は誰あろう、刑務所から脱獄したジェフリーだったのですって、もう分かって
ますね。

 ジェフリーの脱走をしったコブ、ヘレンに「君は彼の行方を知っているのだ
ろう。私も助けたいから教えなさい」と迫りますがヘレンは首をふるばかり。
またラドクリフ炭鉱会社のグリフィンの実験室にサムプソンが現れ、次のよう
なことを言い出します。「あなたにはご兄弟がおられましたなあ。ジョン・グ
リフィン。彼は9年前、インドのハーブ、デュケオン(あれ、モカインじゃな
かったの)を使って人体を透明化する薬品を発明した。ところが、元に戻るこ
とができず、また薬の副作用で凶暴になり結局非業の死を遂げた。どうもお気
の毒なことですな」サムプソン、くわっと目を見開いてグリフィンを睨みつけ
ます。「あなた、ご兄弟の研究を引き継いだのではありませんか。この9年の
間に薬の副作用を克服し、また解毒薬を作ることにも成功した、どうです、そ
うじゃないんですか?」グリフィンは黙して語らずですが、ええ、だいたいサ
ムプソンの疑い当っておりまして・・・。

 透明人間となって刑務所から逃れたジェフリー、ヘレンと共に別荘に潜んで
いたのです。ところがここの管理人ベン・ジェンキンス(フォレスタ・ハー
ベィ)の犬、タウザーが何かの気配を感じたのかもう吠える、吠える。ジェフ
リーはあのクソ犬をどっかにやってくれとヘレンに言うのでした。あわれタウ
ザー、別荘から遠く離れた木に一晩中繋がれることになってしまいます。ジェ
フリーはたかが犬の鳴き声にこれほどいらいらする自分に恐怖して「ヘレン、
これはもしかしたら透明薬の副作用かもしれない」「大丈夫よ、グリフィンが
きっと解毒薬を作ってくれるわ」そんなヘレンの慰めも耳に入らないのかジェ
フリー、暗い顔で「私はマイケルに頼んだんだ。私が狂ったらチェーンでぐる
ぐる巻きにしてくれと」

 そのフランク(笑)、研究室で透明モルモットを元に戻そうとしています。
透明モルモットをベルトで板に固定して開発中の解毒薬を注射。おお、モル
モット見事に現れました。一瞬喜ぶフランクですが、それもつかのま、モル
モットはすぐに死んでしまいました。ため息をつくフランク。先はまだまだ長
い、ジェフリーが凶暴化するのが早いか解毒薬ができるのが早いか、「ふふ
ふ、死のマッチレースだな」なにカッコつけてんだか。

 翌朝、通り掛かったおまわりさんが森の中に繋がれてワンワン吠えていたタ
ウザーを発見。「どうしたのかね、お客でもきたのかね」と別荘にやってきて
しまいました。ベン、大慌てで「いや、そんなとんでもない、お客なんて、今
の時期に来るはずがないずら」「じゃあ、だったらタウザーを森の中に繋いで
いたのだ」タウザー、ジェフリーとヘレンがいる二階の部屋の窓に向かってな
おもワンワン。ワンワンワンワンうるさい犬だなあ。花咲爺さんのポチだって
こんなに鳴かないっての。不審に思ったおまわりさん、ベンを押しのけて二階
に登り部屋のドアをばんと開きます。そこにいたのはジェフリー、ガウンに手
袋、顔中包帯巻いておまけにサングラスという異様ないでたちですからおまわ
りさんびっくり。おまけにジェフリーに「これはプライバシーの侵害だぞ、巡
査、出て行きたまえ」びびって逃げちゃいました(笑)。

 おまわりさん、階下の電話ですぐに警察署へ連絡。サムプソン飛び上がって
「馬鹿、何暢気なこといってる、服脱ぐまえに捕まえるのだ」「大丈夫でさ
あ、レディがいますから、服なんて脱ぎませんよ」「いいからとっととつかま
えろ!」時代なりののんびりしたギャグ(笑)。この間にジェフリーはヘレン
に「私は逃げる、後で屋敷で合流しよう」どんどん服を脱ぎ包帯もとって完全
な透明になってしまいます。その様子を目を丸くしてみていたヘレン、ついに
うーんと失神してベッドに倒れ込むのでした。ジェフリーは彼女を残して窓か
ら逃げ出します。この後で部屋に飛び込んできたおまわりさん、「あ、あいつ
服脱ぎやがった」ベッドの上のヘレンをみて「ご夫人が卒倒する筈だよ」何細
かなくすぐりいれてんだか(笑)。この現場よりジェフリーの指紋が採取され
やっと彼が透明になって逃げたというからくりが暴かれるのです。

 ジェフリー、次にグリフィンの研究室に現れます。「フランク、私の正気は
あとどれくらい持つのだ」グリフィン、顔を苦しげに歪めて「それがわからな
いんだ、1日か2日か、あるいは一週間か」どうも頼りないですな、このうらな
りの先生様は。ここで突如現れたのが、最近リチャード・コブの引き立てに
よって夜回りから現場監督に昇進したといスピアーズ(アラン・ネイピア)が
現れます。彼は酒臭い息をグリフィンに吹きかけると「ひっく、もう先生もこ
の研究室もいらなくなったから、へへへ、荷物を纏めておくのですな、ひっ
く」なんとコブじきじきの命令で研究室が閉鎖されるらしい。スピアーズは驚
いているフランクを尻目にふらふらと研究室をでて会社の車で帰途に着くので
した。しかし、この酔っ払い、従業員一人跳ねちゃったぞ(笑)。幸いたいし
た怪我じゃなかったようですが、随分と乱暴な話ですこと。

 このスピアーズの車が突然故障します。ぶつぶつひっくひっく言いながら修
理しようとするスピアーズでしたが、その彼の目の前でエンジンのコードが見
えない何者かによってぶつぶつ引き抜かれてしまうのです。「ふふふ、スピ
アーズ、修理はできないよ」「わぁ、出たあ!」突然声をかけられて飛び上が
るスピアーズ、はれほれひれはれと逃げ出します。しかしその声は彼をどこま
でも追ってきて、「わたしはジェフリー・ラドクリフの幽霊だ」「ひやー、ナ
ンマンダブ、ナンマンダブ」「私は霧の中刑務所から逃げ出してのだが、うっ
かり底なし沼に落ち込んでしまったのだ。ずぶずぶ一センチ刻みに沈んでいっ
たのだ。酷い死に方だったぞう」「お、お助けを」「お前は何か隠しているだ
ろう、喋れば助けてやるぞう」スピアーズ、がたがた震えながら「はい、は
い、マイケルさまを殺したのはコブの旦那です。あっしは喋ると殺すって脅か
されたんです」あっさりと真相を白状して一目散に逃げ出すスピアーズ。息を
切らしながら自分の家へ逃げ込み、一安心したのですが、ジェフリーは許して
くれなかった。彼はロープを使って彼をぐるぐる巻きにしてしまったのです。
「じゃあ、スピアーズ、大人しくしていろ。私はコブと会う約束があるのだ」
スピアーズこれで映画のラストまで放っておかれるという・・・。

 さて、ラドクリフ屋敷、またコブがヘレンを問いただしております。「ヘレ
ン、君、彼の行方を知っているのだろう。教えたまえよ、悪いようにはしない
から、助けてあげるから」そこに現れた、ええ、透明人間に現れたという言葉
を使うのも何かおかしな話ですが、とにかく、ラドクリフが来た!「うお
りゃっ」透明の拳で殴られて鼻血をぶーっと噴出したコブ「なんだ、一体何を
するのだ」「つりゃ」今度は腹に蹴りが決まって先ほど食べた食事を全部えろ
えろと出してしまう。涙を流しながら苦悶しているコブの前に紙とペンが漂っ
てきて、「おら、コブ、お前の悪事を告白せんかい、警察に手紙を出さんか
い、すべて分かっているのだぞ」コブ、「ええ、こうなりゃやけだ」ああ、英
語ですからこの場合は「ええい、こうなりゃデスペレートリィ!」といいます
な。書斎の置物をラドクリフがいると思しき場所に向かって投げつけ、懐から
取り出した拳銃をずどん、ずどん。この銃声で屋敷を張り込んでいた警官隊が
駆けつけてきて、もう上へ下への大騒ぎ。

 サムプソンもやってきてコブに「まあ、どうぞ、落ち着いて葉巻でもおすい
なさい」そういうなり自分が吸っていた葉巻の煙をぷーっ。何もない空間に
ぱっと人の形が浮かびあがります。「そこだ、それ捕まえろ」さらに警官隊の
秘密兵器。屋敷中にガス噴射機で白いガスを振りまいたのです。しかし、透明
人間ラドクリフ、ガスマスクをつけた警官をぽか、部屋に引っ張り込んで制服
装備を奪ってしまったのでした。そして、ヘレンを抱きかかえ「このご夫人が
ガスを吸い込みすぎました。外へ出します」まんまと逃げてしまいます。後か
ら下着姿でしばられた警官が発見されて悔しがることしきりのサムプソン。

 おまわりさんたちったら、タンク背負って屋敷中に白いガスを巻いていくと
いう・・・、ここまでガスだらけにしちゃったらかえって透明人間見つけにく
くならないか(笑)。

 この後、グリフィンの自宅に逃げ込むラドクリフです。この頃から馬鹿陽気
になるラドクリフ、酒も飲んでいないのに小皿叩いてチャンチキおけさなどと
浮かれております。そのうちに、「わはは、お祝いだ、一杯きゅっとやろう
じゃないの」とか言い出してグリフィン、ヘレンと三人で夕食会。その席でも
「ぬははは、ぬはは」と笑っているラドクリフ、グリフィンがすまなそうに
「実はまだ解毒薬の目途がついてないんだ」と言っても平気の平左。「わはは
は、解毒薬なんていらない、いらない。透明人間は無敵だ、透明でさえあれば
私は独裁者になれるぞ」ああ、ついに狂ったか(笑)。グリフィンは彼のワイ
ンに睡眠薬をぽちゃん。そうしてタイコモチのごとく身をくねらせて「いや
あ、やっぱり透明は凄いね、たいしたもんだよ、透明さん、憎いね、大統領、
女だって、あら透明の旦那ってよってくらあ、ジェフリー、あんた、まったく
羨ましいよ、コンチクショー、透明に乾杯だ」とヨイショしながらたくみにワ
インを飲ませてしまいます。ばったり倒れるラドクリフ。グリフィンは約束通
り彼を鎖で拘束するのでした。

 しかしこのまま大人しくしているラドクリフではありません。彼はグリフィ
ンが持ってきてくれた水をばしゃん、彼の顔に引っ掛け襲い掛かります。そし
て、鎖の鍵を奪ってあっという間に逃走。この騒ぎを聞きつけて外を見張って
いた警官隊が突入してきますが、すべては後の祭だったのです。衣服を脱ぎ捨
て透明となったラドクリフはそのままコブの自宅へ。ベッドに寝ているコブの
ピストルを奪って(あっ、糸が見えた!)「おはよう、リチャード」仰天して
飛び起きるコブ。「うう、お前は姿は見えないがラドクリフだな」「そうだ、
手を上げろ、余計なことをしたらズドンと行くぞ」コブはリチャードに拳銃で
脅されて車に乗せられます。そして運転させられてついた先がラドクリフ炭鉱
会社。何も知らない従業員達が「おはようございます」と挨拶するのに、引き
つった顔で返事をするコブがいとおかし。

 そうして連れ込まれたのはスピアーズの自宅。スピアーズ、後手に縛られ、
首に縄をかけられて小さな椅子の上に立たされております。少しでも動けばが
たん、椅子が倒れて首がキュウとなる仕掛け。その彼をみて立ち尽くすコブ。
「ほら、何をしているスピアーズの猿轡を外すのだ」、コブが震える手で言わ
れた通りにすると、スピアーズが叫びだしました。「旦那、あんたがレンチで
マイケルを殴り殺したのだ。あんたはあっしに金と地位を約束するから何も喋
るなと言ったんでやしょ」コブ、スピアーズの足の下の椅子を蹴り飛ばしてし
まいました。スピアーズ、ぶらーん(笑)。コブは電気を消して、「ほら、ど
うだ、これでわしも透明になったと同じだ」それから続くくんずほぐれつの
取っ組み合い。がたんどたんどてぽきぐしゃという音を聞きつけて集まってき
た従業員たち、「何だ、スピアーズは何と喧嘩しているんだ」「おおかたピン
クの象でしょ」

 コブ、家から逃げ出します。彼を追って群集をかきわける透明人間。この奇
妙なおっかけっこに工場は騒然となります。警備の警察官たちも集まってき
て、透明人間がいると思われるあたりに拳銃乱射。しかし、ジェフリーには当
らない。コブ、石炭をタンクに運び込むための台車に隠れます。この台車、
ロープでどんどん引っ張られてタンクの上へ、そこで回転して石炭を落とす仕
掛けとなっております。これでこれからどうなるか分かりましたね(笑)。そ
う台車に隠れたコブにジェフリーが飛び掛って「おい、ここでみんなに告白す
るのだ。私がマイケルを殺したと、さあ、言え、言え」ズダーン、銃弾がジェ
フリーを襲います。解放されたコブですが時すでに遅し、台車がくるりと回転
して石炭とともにタンクの底にまっさかさま。「びわーっ」コブ、瀕死の重傷
を負ってしまいました。そしてようやく心を入れ替えたコブ、ヘレンに「わし
がマイケルを殺したのだ。同時にジェフリーに罪を着せてこの会社を我が物と
するために・・・、ぐふっ」ドラクエの一場面のように絶命します。

 その頃ジェフリーは荒野を彷徨っております。彼は銃創の出血と餓え・寒さ
に弱りきっていました。彼は案山子に向かって「なあ、案山子さん、服を貸し
てくれないか、寒くってたまらないんだ。おれは人殺しだけど、案山子さん、
怖がらなくてもいいよ。服が欲しいだけだから、おっと、この帽子も貸しても
らうね」案山子の服があっちへよろよろこっちへよろよろ。そして、ジェフ
リーはラドクリフ炭鉱会社に戻ってくるのです。

 直ちにグリフィンによって傷の手当てがされ、従業員諸君の好意によって輸
血が行われるのですが、ラドクリフの容態は回復しません。内出血が酷く輸血
が間に合わないのです。「くそ、手術さえできれば彼の命を救えるのに、でも
透明な体をどうやって手術しろというのだ」頭を掻き毟るグリフィン。彼はつ
いに決意します。「未完成の解毒薬を使おう。危険だがこのまま彼を死なせる
よりましだ」あああ、顔を覆うヘレン。しかし、その時奇跡が起こりました。
ラドクリフの体が見え始めたのです。まず太い血管、大動脈、大静脈が見え、
次に毛細血管、骸骨、顔、頭髪、そしてついに現れたビンセント・プライスの
顔。グリフィンは呆然としてつぶやきます。「輸血された血が解毒薬となった
のだ」「ああ、あなた」とヘレンがラドクリフにすがりついたところでエンド
マーク。でも、結局この後手術しなけりゃならないんだよね(笑)。

 すばらしい、面白い。透明人間というインチキきわまる素材を使って見事な
ミステリーに仕立て上げております。苦悩する透明人間、やたらにはしゃぎ回
る透明人間を演じ分けたヴィンセント・プライスにも拍手。ああ、面白かっ
た。

 モノクロ・スタンダード、モノラル音声。『透明人間』よりさらに画質が向
上しておりまして、文句のつけようがありません。音質も良く、こんなDVDな
ら私は一万枚買いたい(買わないけど)。英語字幕つき。Invisible Man -
The Legacy Collection (透明人間/Invisible Man Returns/Invisible
Agent/Invisible Woman/Invisible Man's Revenge)のセット。UmvdのDVD。

             JZT07733 エロの冒険者
       HOMEPAGE http://homepage3.nifty.com/housei/
      SFシネクラシックス 輸入DVDでみるSF黄金時代(笑)

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