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リルケ/Rilkeコミュのリルケの翻訳は?難しいのか?

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ドゥイノの悲歌の翻訳で、しっくりいくものがないので、ずいぶん昔ですが、自分でアレンジして詩にしたことがあります。
ドイツ語から言葉にそって翻訳すると、リルケの言葉はなかなか日本語になじまなないのかと思います。ヘッセやシュトルムなどは詩では平易な言葉で深く語るから本当は抒情詩は翻訳不可能と思いますが、万葉集、古今和歌集や、漢文、近代文が織り込まれた日本語という言葉はたいていのものは雰囲気を移せるのだと勝手に思っています。本当に繊細な日本語です。

しかしリルケの詩は。新詩集以後はむずかしい。ことにドゥイノの悲歌は難しい。ぼくはいわゆる超訳してまたのですが、そうするとぴったりと来ましたね。はじめてドゥイノの悲歌がわかりました。
そして、そこにヨーロッパがあまりりにも深く根付いていて、これを日本語にしても概念が伝わらないのだと思ったりしました。

いずれにしても、あの仏典のような悲歌とオルフォイスのソネットは誰あkが超訳しないと伝わらないでしょう。ぼくの超訳は紙であったため残っていません。
第一の悲歌だけは入力していたためのこっていますが。
大事な自分だけのリルケになっています。

やっぱドイツ語ができないといかんですね。

コメント(17)

リルケ。この詩人は哲学的で宗教的で、日本人がだれもかかないような意味を言葉で並べる。
彼は何を見たのが。やはりみずからいうように、星々でいっぱいの空。神々でいっぱいの天。これにつきるのだろうか。それとともに風にかすかに揺れる枝や、日常のふとしたしぐさを深く悲しく歌い上げているのであろうか。
ドイツの詩とフランスの詩は、はっきり違いますね。なぜなんだろう。その言語が言語によって何を表現するか制約を受けたり、勧奨を受けたりするのだろうか。ドイツ人はランボーやバレリーのような詩を書かない。いやイギリス人も書かない。ということはフランス人だけ少し違うのか。
日本人もフランス人のような詩を書かない。明晰なフランス語。森に揺れるドイツ語。草木と山に震える日本語。日本語のカゲロウが日本文学にあふれていて、これだけの言の葉の質量があればリルケを翻訳できる日が来るか。ドイツ語で読めばいいようなものですが、そしたらそこまでの話ですから。
あの言葉が日本語にどうおさまるのかを考えるだけでも楽しいものです。これがゲーテのいう意味の世界文学なのかもしれない。
ドイツ語はできないのですが、リルケもバレリーも死を語る時にキリスト教的なものを感じさせないところが似ているように思われます。私にはそこに意図的なものが感じられます。私たちはキリスト教をあまり知りません。一度だけ南欧を観光ツアーで行ったのですが骸骨やミイラを見せる宗教だとは思いませんでした。彼らはそんな世界に住んでいるので、それが理解できなければ超訳もできないかもしれませんね。
一神教とは名ばかりで各地に聖人の骨や衣服にかけらを祭っている。ほとんど多神教世界です。ユダヤ教やイスラム教のほうが徹底していますね。あの曖昧模糊ととした実は多神教的に心をとらえつつ、建前は偶像崇拝禁止といういい加減さがヨーロッパの発展と分裂のもとなのかもしれません。
>>[4]

有名な「ヨーロッパには雑草がない」という和辻哲郎の言葉がありますが、山川草木にも違いがあり、同じ種類でも違いがあるようです。翻訳の難しさかもしれません。ポルトガルで朝顔を見たのですが日本のものより紫が濃く出ていました。それともこちらの方が日本の本来の物で、日本の物の方が変化していたりしていることもあるでしょう。異質な世界観であるギリシア哲学(アリストテレス)とローマ法をキリスト教が受け入れたのは大変なことだと思います。寛容と言うのは態度ではなく思想なのかもしれません。
キリスト教をアリストテレスの論理学で神学なるものを作ったわけですね。キリスト教ってユダヤ教の宗教改革とぼくは思っているのですが、考えるとヨーロッパの根幹思想は、キリスト教、ギリシャローマ、ギリシャの学問とローマの法を巧みにキリスト教を載せて、上下卑賎にすべて適合するような宗教にした。
それを考えると大乗仏教などいい加減なものです。釈迦の死後500年もたって勝手に釈迦はこういったなど壮大なドラマを記述した。そしてあちことてんでばらばらに伝わる。そんな仏教が神道と道教っぽい日本に来て衝撃を与えて土着して・・・・・
思想というもので行くと死への対応、死への諦め、受け入れという部分は究極的には同じとも思うけど、日本とヨーロッパ、とくにドイツ、ルターの宗教改革以降の文化はまたややこしく、ほんとに翻訳とはとてつもない作業ですね。
そこで私的なリルケ日記という感想文に趣旨替えしようと思います。(笑)
確かヴァレリーは神なき神秘主義者というレッテルを喜んでいたといいますし、リルケの神は仲保者イエス・キリストを邪魔者扱いしてたので、キリスト教とは離れたものですね。両者に共通するのはキリスト教に囚われない宗教性みたいなところですか。日本人はたいして宗教に感心がないとか言われますが、宗教的な詩、散文はたくさんありますね。
>>[7] 日本には大乗仏教の変種が山盛りです。浄土真宗などほとんどキリスト教的な。法華宗に禅。これらのものは言葉として日滋養的に意識されませんが、死や限界状況に対したとき、体に染み付いてますね。そして、神社のおごそかさと、おまけに教会の厳粛さまで感覚でとらえる。
実は宗教的な国民ではないか。人格神など日本にいたことはないから、ヨーロッパとは違いますが。
近現代はキリスト教は、人間の制約になってましたね。神の前で人は平等を通り越して、彼らは、人は朴の前で平等と言ってついに、何を前にしなくても人であれば平等という概念にたどり着いた。基本的人権の誕生です。2000年かけて人権という概念にたどり着き、そこでは、神の役割がなくなった、そんな風に考えてます。リルケはまさにそのようなことを歌ったのだと。
リルケの天使とはなんだろうか。美=天使だろうか。それとも美も天使も人知を超えた完成した卓越したものだろうか。天使が一歩近づけば人間は蒸発するというのはまるで太陽が少し地球に近づけば、みたいな雰囲気を感じてしまう。しかし人間は感じれば気化するというのは、また不安定な、ものを表現しているのか。感情と感性は人間の中では成就しない。天使は感情的なのに完全だというのだろうか。その感情は人間の理性よりも神に近い。
理性も感情も不完全で動物と天使の間をふらつく。
しかし、神の救済はリルケにはない。そんなものはないのだとこの時代みな思っていたのだろうか。
天使と言う言葉で最初に思い浮かんだのはクレーの天使です。http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC+%E5%A4%A9%E4%BD%BFドウィノ哀歌の天使とはまるで違うと思いますが、なんで天使と言う存在に意識を向けたのかとても興味深く思われます。学生時代、現実離れしていた私に、先生が、「天使にならんとする者は獣になる」というパスカル(モンテニュー)の言葉を与えてくださったことを思い出します。そして、その先生の先生だった沢田和夫神父が天使を霊的実体なんて言うけれど、火星人がいれば彼らを天使と言ってもいいですねとか何だかわからないことを言っていました。
>>[10] 一神教なのに天使がうじゃうじゃ。アラーもユダヤも天使なんかいない。ユダヤにはいるにはいるがほんとに天使程度の役割で。
天使がなんだか神々的な様相を呈しているのはキリスト教だけですが、ゲルマン的な天使とか、ラテン的天使とかギリシャ的なものとか。チェコ的なものとか。
リルケ的天使はリルケだけの世界かもしれないですね。クレーの天使のような、穏やかさにどうしてもいたることのできない近代のヨーロッパの都市だったのでしょうか。
日々の些細な癖、習慣、見かけたレース細工、噴水、ふと思い出す昔の日々。
それを掘り下げるやり方は、シュトルムやヘッセとは違い、デーメルやカロッサとも違い、日本には類似のものがない。
このてのテクストを読んだら、なかなか日本の近代詩は合わない気がします。
リルケは手紙までもが詩のようなものですね。
人間リルケは、幸せだろうか。すくなくとも充実したのか。カろっさかが第一次大戦に従軍するときリルケを訪れた時、リルケはかろっさの詩を朗読したという。そして花瓶が落ちたのに、なにも気づかずに朗読を続けたという。この詩に対しる没我の人。カろっさがいうには真珠をとりに潜る。それがリルケ。だれもいかない深みにある真珠をとりにいくのリルケ。だからリルケは死ぬだろうと。
>>[11]

ベルリンにもコロンボという天使がいましたね。おかげで天使について調べたくなりました。
>>[14] 八百万の神々ならぬ八百万の天使たち。しかも聖人、聖女を加えると・・・・・ヨーロッパキリスト教は多神教ですね。偶像崇拝ありの。
カロッサが第一次大戦に出征するとき、リルケはカロッサの詩をカロッサに朗読した。途中花瓶が落ちて割れた、しかしリルケは気づかないように詩の世界に没頭し、そのまま読み続けた。
このようなリルケをカロッサは、深い海底に真珠を取りに行くものと言いました。真珠とりは負担に耐えられずからだがボロボロになる
皆さんお若い方でしょうか。わたしは67才です。大学2年のゼミでビッチリ1年間リルケに没頭してました。国会図書館まで資料探しに行きました。es ist Zeitですかね 写真は私のお宝リルケの若い日

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