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リルケ/Rilkeコミュのパリのリルケ―カンパーニュ・プルミエール街17

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リルケはアベ・ド・レペ3番地の後、鬱っぽくなってきたので
太陽を求めてイタリアへいく。ヴィアレッジョで海辺の藁葺きの家を借りて
読書と海水浴と執筆にいそしみ、時祷詩集の第三部を書き上げる。

すこし元気になってパリに戻るが、また何度も風邪を引いて鬱になり
もうヴルプスヴェーデに帰ることに。
やはりパリは肌に合わないのかもしれない。結局1年弱のパリ滞在であった。

そのあと夫婦でローマに行き
それからまたスウェーデンに滞在し、、、、と転々として
定まることを知らない。まさにボヘミアン状態である。

時を経て1905年 ロダンから「秘書になってほしい」と手紙をもらい
再びあのパリへ
住まいはパリ郊外のロダン邸があるムードン。
しばらくは秘書の仕事に忙殺され、またロダンに関する講演旅行でとびまわる。
この仕事はもしかしたらリルケが著述以外で初めて稼いだサラリーマン時代だったのかもしれない。でも肝心の詩を書き、マルテを書く時間がない。
リルケにサラリーマンが勤まるはずは無く、ロダンの機嫌をそこねてクビになる。
その後しばらくカセット街の安宿にいるが、また旅ガラスだ。
ベルギー ベルリン プラハ ウィーン カプリ ローマ。。。。。。

人生を旅に例えたのは芭蕉だが
旅が人生のようなリルケ
どうやって生活を? 

ともあれ またパリに戻って来るのが1908年5月
10年ほど前にベルリンでゲオルゲの朗読会において知り合った女性画家
マチルデ・フォルメラーのアトリエに住まわせてもらうことに。
それが このカンパーニュ・プルミエール街 17番地

場所は以前の住まいから歩いて10分ほど南へ。
ほとんどモンパルナスといっていい。
あの有名なモンパルナス墓地の裏のしずかな通りだ。(写真1)
当時はもっとがらんとしていたんじゃないかと思う。

行ってみると驚いた。
17番地には建物がない! 表札の奥は小道になっていて
小さい家が 両側にA B C D.....と続いている。
これがリルケの住んだ当時からそうなのか どうか僕にはわからない。
光がさしこむレンガ作りの何となく画家のアトリエ風の1軒屋は いまはクリニックになっている。(写真2)

リルケが画家のアトリエからこの小道を歩き、再びパリの生活を始めた気持ちを考えてみる。
それは再びロダンと向き合うためだ。
リルケはここに落ち着き早速ロダンに手紙を書いている。
「なにはさておき、ただ私はこうとしか考えていないのです―私の模範である、あなたご自身の巨大なものに再び会ってみたいということです。」

ところでその女性画家のマチルデは ベルエポックの美しい人である。(写真3)
リルケとはどういう関係だったか 深くは知らないが
たくさん手紙のやり取りをしていたらしく それだけで本が出ているくらい。
彼女と一緒にセザンヌ展に行き、有名なセザンヌ論の手紙をクララに書いている。

(どなたかマチルデのことを知っている方は教えてください。)


カンパーニュ・プルミエール街 17番地
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode=&q=%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AB17%E3%80%80%E3%83%91%E3%83%AA&sll=36.5626,136.362305&sspn=51.552417,114.169922&brcurrent=3,0x0:0x0,0&ie=UTF8&hq=&hnear=17+%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AB%E9%80%9A%E3%82%8A,+75014+%E3%83%91%E3%83%AA,+%E3%82%A4%E3%83%AB%EF%BC%9D%E3%83%89%EF%BC%9D%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E5%9C%8F,+%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9&z=16

コメント(2)

rubyさん 
そうです。左側に番地が書いてありましたよ。
これです。
当時からそうなのかわかりませんが、このあたりをリルケを歩いてたとおもうと感無量ですね。

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