兵庫・明石の歩道橋事故：市元幹部２人、有罪でも退職金 条例「勤務良好なら支給」
兵庫県明石市の花火大会で０１年７月、見物客１１人が死亡した歩道橋事故で、明石市は１７日、業務上過失致死傷罪で禁固２年６月、執行猶予５年が確定した元市民経済部長（６５）と元同部次長（６５）に対し、退職金計約６５００万円を支給すると発表した。
２人は０３年に定年退職したが、刑の確定前だったため退職金支給を停止。元部長は昨年４月、元次長は０５年２月に刑が確定した。
市条例は、執行猶予付き刑が確定した場合、故意もしくは重大な過失でなく、勤務成績が良好ならば退職金を支給できるとしている。
北口寛人市長は「事故は市と警察、警備会社の過失の競合で発生したことなど、さまざまな事情を考慮した」とコメントした。【酒井雅浩】
毎日新聞 2008年3月18日 大阪朝刊
兵庫県明石市の花火大会で０１年７月、見物客１１人が死亡した歩道橋事故で、明石市は１７日、業務上過失致死傷罪で禁固２年６月、執行猶予５年が確定した元市民経済部長（６５）と元同部次長（６５）に対し、退職金計約６５００万円を支給すると発表した。
２人は０３年に定年退職したが、刑の確定前だったため退職金支給を停止。元部長は昨年４月、元次長は０５年２月に刑が確定した。
市条例は、執行猶予付き刑が確定した場合、故意もしくは重大な過失でなく、勤務成績が良好ならば退職金を支給できるとしている。
北口寛人市長は「事故は市と警察、警備会社の過失の競合で発生したことなど、さまざまな事情を考慮した」とコメントした。【酒井雅浩】
毎日新聞 2008年3月18日 大阪朝刊
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