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忌野清志郎  RCサクセションコミュの清志郎は、志を残してくれました。

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すいません。コメントじゃ入りきれないんでトピックを作りました。
まずかったら削除願います。

清志郎。。
清いこころざしのおとこ。。
名前の通りでしたね。。

声帯を切除していれば、まだ寿命は延びたかもしれないのに。。
彼は、詩の力を信じて世の中を変えようとした。

あなたの肉体は亡んでも、志は受け継がれると信じます。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090526-00000107-san-ent
忌野清志郎さんからの手紙 闘病時、小児がん幼児にエール
5月26日7時57分配信 産経新聞


拡大写真
忌野清志郎さん(写真:産経新聞)
 ■「そして、遠く離れていても、いつも、いっしょにのんびりとがんばって行こうぜ」

 2日に58歳でこの世を去ったロック歌手、忌野清志郎さん。派手なメークと奇抜なヘアスタイルの一方で、小児がんと闘う幼児に直筆の手紙を送るという心優しい一面もあった。手紙を受け取った幼児の父親は「わが家の家宝として額縁に入れて飾っています。忌野さんの元気やユーモアを受け継いでいきたい」と話す。(竹中文)

  [フォト] 「完全復活祭」コンサートで熱唱する忌野清志郎さん

 20年来のファンだった宮崎県日向市の会社員、甲斐譲司さん(41)が忌野さんにファンレターを送ったのは、忌野さんががんに侵されていることを知った平成18年の夏だった。当時2歳だった甲斐さんの次男、賢太ちゃんは、前年に「小児がん」の診断を受けていた。甲斐さんは、闘病中の賢太ちゃんの写真を同封し、便箋(びんせん)に「賢太も頑張っていますので、清志郎さんも頑張ってください」としたためたという。

 忌野さんから小包が届いたのは、それから約1カ月後のこと。小包にはサイン入りのTシャツや本など、忌野さんのグッズがぎっしりと詰まっていた。直筆の手紙もあり、力強い文字で「君のおかげで勇気がわいてきたよ。これからは、いっしょにがんばろう! つらい時は君を想い出すよ。君がつらい時は、ぼくを想い出しておくれ。そして、遠く離れていても、いつも、いっしょにのんびりとがんばって行こうぜ」と励ましの言葉がつづられ、結びには「ぼくも、今、頭はツルツルボーズだよ」とあった。

 手紙を読み、声を出して泣いたという甲斐さんは「仕事をしながら、4時間かけて次男が入院中の病院に通っていた時期でした。体力も気力ももう限界だと感じていたのですが、手紙のおかげで元気をもらい、なんとか乗り切ることができました」と振り返る。

 昨年、忌野さんが復活を記念して東京・日本武道館で開いたコンサートには、妻と2人で足を運んだ。「忌野さんが亡くなったときは、息をするのも忘れてしまうくらい茫然(ぼうぜん)とした」と言うが、今は「忌野さんからもらった元気やユーモア、優しさを受け継ぎ、伝えていきたいと思っている」。5歳になった賢太ちゃんは今は自宅療養中で、忌野さんからの手紙は家宝として額に入れて飾ってあるという。

 忌野さんと手紙で交流したファンは全国各地にいたようだ。所属事務所の担当者は「ファンクラブにはたくさんの手紙やプレゼントが届きましたが、彼はそのすべてに目を通していました。返事を書くこともあったようです。仕事場で手紙を書くようなことはなく、プライベートな時間につづっていました」。

 忌野さんと交流があった歌手の加藤登紀子さんは、がんと闘った夫を看取(みと)っている。「コンサート会場などで何度か忌野さんと会いましたが、いつも静かにほほえんでいました。がんと闘っている人と手紙で交流していたと聞いて、あの笑顔や歌は、そうした『愛』によって作られたのだなと実感しました。昨年のコンサートでは、闘病中に階段が一段も上がれなかったことを打ち明けながら、ジャンプしていましたが、その姿に勇気づけられた闘病者はたくさんいたはずです」と忌野さんをしのんだ。


キヨシローが応援していたのは、こんな子供達です。
自分の身を省みずに。。。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3131719
カズは小学一年生。
 人一倍元気で優しい、人前では調子の良い、でもほんとは少し恥ずかしがり。
 「クレヨンしんちゃん」が大好きな男の子。母の事を『りょうちゃん』と呼ぶほどの、お母さん子だった。


 この時「余命2ヶ月」。


 『小児がん』を患っている。







 主治医も最善を尽くした。
 こうゆう状態での選択肢は2つ。




 「今まで通り(あるいは今まで以上の)治療をこのまま病院で続けるのか、一秒でも長く家族と過ごせる時間を作るか」

 圧倒的な答えは後者。






 無論、カズの家族も病院を後にした。






 家族はカズのために、ありとあらゆる楽しい事をした。
 毎日笑顔で過ごせる様、楽しく遊んだという。





 「余命2ヶ月」をとうに過ぎ、カズも2年生。
  3ヶ月ぶりの学校。
 クラスのみんなもカズの帰りを待っていた。
 「カズ、会いたかったぜぇ〜」


 運動会にも元気いっぱいの様子で参加。
 みんなとは2回しか一緒に練習は出来なかったけど、一人で家で頑張ったダンスも、なんとかみんなについていけている。





 「カズの前では絶対に泣かない。だって母ですもん。」





 そう話していた母の目に光るモノ。



 一生懸命、踊るカズ。
 徒競走も玉入れも、みんなと一緒に頑張る、カズ。

 その笑顔もまた光り輝いていた。






 カズには夢があった。
 「妹が欲しい。」

 大好きな「クレヨンしんちゃん」を見てそう思ったのだという。





 そんな願いを叶えるかの様に、母の体には新しい「命」が宿っていた...。(後に女の子を身篭っている事を知る。)

 






 病魔は小さな体の希望さえも飲み込みながら、少しずつ少しずつ、蝕んでゆく。





 父母は医師に病院へ呼ばれ、血液内の細胞レベルでの病気の進行が進んでいる事を告げられる。



 「宣告後も元気でいれたから....少し夢を見ちゃいました。」









 カズも次第に元気がなくなり、入院。
 自分ひとりの力では血液中の酸素を作り出せなくなり、一日何度も輸血、抗生物質の注射をする毎日。呼吸もままならない。






 2006年12月7日。
 病院内でクリスマスパーティー。
 看護婦さん、看護師さんが病院にいる子供たちの為に開いてくれた。

 みんながひとつの部屋に集まる中、カズはベットから離れる事が出来ない。歩く事さえ出来なくなっていた。

 そこにサンタに扮した先生。
 「○○せんせぇ〜。」
 
 「メリークリスマス、カズ。いい子にしてたか??」


 袋にはカズの欲しかったおもちゃの大きな包み。

 無邪気に包みを破るカズ。
 「ありがとぉ〜。」

 
 父も母も自然と笑顔になっていた。





 「少し早いクリスマス。ほんとのクリスマスの日には、もっと素敵なプレゼントをあげるの。」と母。

 母は臨月を迎えていた。






 「カズ、お母さんのお腹には何がいるんだっけ??」

 「『はな』ちゃん。」



 「生まれてきた子には、『はなこ』と名づけるんだってカズは言うんです。」
  
 





 
 その2日後。2006年12月9日。
 
 事態は急変。
 カズ、危篤状態。




 意識は朦朧としている。
 抱きしめながら必死で呼びかける父と母。

 「カズ! 聞こえるか!!」



「うぅ〜....。あぁ....」



  言葉にもならない、叫び。
  命の淵を彷徨いながら、尚必死に生きようとするカズ。




  カズは無意識にある行動をとる。




  自分の右腕の袖をまくり、何度も何度も前へ出すのだ。



  
  それはしんどくなった時に打つ、抗がん剤の注射を待っている仕草。

 その腕には何度となく打たれた事を示す、いくつもの青黒い「あざ」。


 「カズ、もう注射はいいんだよ。しなくていいんだよ」




 それでもカズは何度も腕を前へ突き出していた。



  

 その目はもう、そこにいる母の姿を捕らえてはいない。遠くを見つめてた....。





 その日の午後、医師から「人工呼吸器」をつける指示が出た。

 これはもうカズの声を聞く事が出来ない事を意味している。

 
 父と母は必死に話しかける。
 「カズ!! カズ!!!!!」



「あ....あぁ...」


  母がカズの耳元に口を近づけ、囁いた。




 「愛してるよ、カズ」





 「あぁ.....オラも」


  カズは最後の力を振り絞るかの様に、か細く小さな声で答えた。







  さらに悪化するカズの小さな体。
  呼吸はもうほとんど出来ていない。
  心拍数は少しずつ落ちている。

  「カズ!!! カズぅ!!!!!!!」


医師の必死の心臓マッサージ。
  手応えはあまりない。

  母はもう溢れる涙をどうする事も出来ない。
  ただ我が子の名を、心の底から呼び続けるだけ。



  
  その時だった。
  母は近くにいた看護婦におもむろに『はさみ』を持たせた。

   

  「自分の髪を切って。」



  カズはお母さんに抱きつくのが好きで、抱っこの時はいつも母の髪を撫でていたのだという。


  「カズに持たせるの。」

  そういうと看護婦に自分の髪を切るよう、指示した。

  戸惑う看護婦。



  「はやくして!!! 間に合わなくなる!!!!!!」


 その無造作に切られた髪をカズに握らせる。




  医師はほんの僅かな可能性がある限り、心臓マッサージを止めなかった。

  家族は名を呼び続ける。




  「抱かせてください。」


  最期の時は自分の腕の中で、と約束をしていたらしい。

  医師は心臓マッサージを止め、カズの体に付いたたくさんのチューブ類をはずし、母の腕の中に委ねた。



  「カズ、カズ....。」



   
  返事はない。


  
 「カズ、愛してる。カズ...。」






  家族の叫ぶ声だけがこだまする。







 「オラもって言ってよ、カズ.....」










  家族に見守られる中、母の腕の中でカズは、その生涯に幕を下ろし
た。


  その手の中にはしっかりと、母の髪が握り締められていた.....。


 





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