昨年11月に新婚旅行でイタリアへ行ったときのことです。ローマのスペイン階段の前で自由解散となり、添乗員さんに「真実の口まで徒歩30分で着きますよ。」と聞いた私たちは地図を片手に二人で歩き出しました。目標になる広場があってそこを右に折れるとたどり着けるはずだったのですが・・・。1時間ちかく歩いているのに着かない。それもそのはず、私たちは違う広場で右に曲がったのでした。なんだか裏路地に入ってゆき、すこしひらけた場所に出て目の前には立派な建物。しかもがたいのいい男性が数人、私たちの行く手を阻んだのです。な・なんなの？と思っていたらその人たちは要人警護だったらしく、建物から出てきた男性を囲んで去っていきました。あとで地図を見てわかったのですが、その建物は国会議事堂として現在も使われている宮殿だったみたいです。その後ようやく目的地にたどり着いたのですが、すでに門は閉じられていたのでした。確か、スペイン階段から2時間ほどかかりました。不安と歩き疲れで主人とは喧嘩するし、デジカメ用に購入した予備のSDカードは落として紛失するし・・・。さんざんな目に遭いました。けど、ローマの路地をうろうろしたおかげでツアーとは違う雰囲気を感じることができたから、これはこれでよかった！と思ってしまうところが方向音痴がなおらない原因ですかねぇ（笑）。それにしても、なんで地図を見ながら迷うんでしょうね！？
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