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ネアンデルタール人コミュのオオカミ

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 オオカミが天敵だったネアンデルタール人
 オオカミを飼いならしたクロマニョン人

 狼はなぜ狼と言うのか?考えた事はあるだろうか?おおかみには狼、大神、と二つ表記方法がある、この二つの語は違う意味も持つが共通する意味も持ち合わせている、何故だと思われるだろうか?自分はオオカミを辞書で引いたとき最初は悩んだ、なぜに狼を大神とも表すのだろうか?

 それは、人類の進化においてウイルスや細菌といった現代人においての天敵以前、最後に打倒した外敵であったからだとおもう。人類進化の系譜において猿から霊長類へと進化したことで人類史が始った、そして猿人⇒原人⇒旧人⇒新人(現代人)へと進化したとする人類の進化説は主に「単一起源説」と「多地域進化説」に分けて論じられている。オオカミの話とは直接関係は無いが自分は後者である「多地域進化説」派に傾向している。多地域進化説については下記リンクを参照していただきたい。

 進化の系譜の図表説明、単一起源説と多地域進化説
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=3276805&comm_id=178188

 人類は進化の過程においてクロマニョン人と言われる現代人(ホモ・サピエンス)の祖が誕生した段階でそれまでのネアンデルタール人にとって強力なライバルであり猿人の頃はまだ天敵でもあったであろうオオカミを逆に飼い慣らし、イヌとして狩猟にも役立てることに成功した。
 
 これは、それまで狩猟採集生活を行っていた人類が農耕牧畜民族へと進化する為の大きな足掛りとなった。おおかみの家畜化により人類は同種意外の種を育てるというスキルを手に入れた。この「育てる」という精神が、その後の農耕文化の発展に大きく寄与したことであろうと思われる。

 このように人は人類史上最後の生存競争相手であったオオカミに物理的に、ではなく精神的に勝ち従属させる事で食物連鎖の頂点に立ち、物理的にではなく精神的に勝ったことによる余裕から最後のライバル相手オオカミの健闘を称え敬い追悼の念さえも抱く余裕があったことからオオカミを指す語の中に「カミ」の概念を封じ込めたのではないだろうか。
 
 ネアンデルタール人の前頭葉(岡森利幸)
http://www.geocities.jp/minase_bungei/g22.html
 この中ではクロマニョン人は醜悪なネアンデルタール人を好まないであろうから通婚の例は少なかったであろうと予想されているが、ネアンデルタール人の雄が温和なクロマニョン人の雌を欲情の対象とし強姦した例の多さについては触れていない。そして多かれ少なかれ誕生したであろう混血児は、それぞれの環境に適応できず世代を超え生き残れなかったのでは?と類推しているが、事実はどちらだろうか...?!自分は混血児が全て生き残れなかったというと、そういうことはないのではと思う。

 そして、この「育てる」という能力(育てるという能力は先天的なものであり歴史上ではまず雌に備わり雌特有の遺伝となる、それに遅れること?万年ついに雄にも備わった)この能力の保有者が何かの間違いで非保有者に育てられPTSD等になるなどのことより奪われてしまうというようなことはあっても、元々能力そのものが無い者に備わるということは、まず無いと言っていいだろう突然変異も含めた遺伝的進化、特に精神的進化の発現は数百万年単位の時間を要する)この能力が備わるという進化が、子育て能力をも有したY染色体が近現代に至るまでの数万数千年もかけ子育て能力を持たぬY染色体を排除しようとする長きに渡る戦いの幕開けであった。しかし「育てる」という精神は同時に他者を認めるということにもなる、他者を認める精神性は時として他者を認める能力の無い精神保有者との争いにおいて、とても脆弱である、敵や他者までにも、その獲得した能力である男系遺伝性父性的育児能力を単に「育て利用する」というだけに留まらず、種としての進化能力さえも引き出そうとしたり利用し合ったりして助け合おうとした精神はとりかた次第では矛盾的に悪に対しての甘さとも見て取れる、この甘さが生んだのが「種の滅ぼし合い」を懐柔しカースト制度に代表される階級社会を構築した一因であると自分は思う。

 そして、育児能力の無い遺伝子の混血によって、無辜に真っ当に育てられることに欠け苦しめられた多くの児童のためにも、この戦いに負けぬよう「男系遺伝型父性的育児能力の無い者」を見極め選別する能力を備えた精神を持つ必要が現代人には急務であると思われる。

 そして、この男系遺伝型父性的育児能力は未知の可能性をも育てようとする能力といえる。それまでオオカミの生息地を避けて暮らしていた人類はクロマニョン人の時代となりし後、彼らは外敵であり天敵であったオオカミを餌付けし飼いならし役に立てたという進化は人類史において、とても貴重な挑戦の結果であったと思う。Y染色体部分にはY染色体にしか由来しないタイプの母性育児性が進化により備わった者とそうでない者があるように、もちろん母系遺伝型の独り立ちするまでを最低限の目標とする母性的育児能力にも相対する者があるが雄のそれに比べそもそも雄の愛の対象となり得にくいため少ないと思われる。

 しかし注意しなければならないのは混血と純血の比が現実として育児を担当し子と一緒にすごす時間が多い育児担当は雌であるという現実と絡めると実数よりも雌の育児不能によって起こる深刻なケースが表面化しやすいということである。雄の育児放棄、育児拒絶、無関心、虐待などの場合は雌の場合との総数の多さに比べ深刻な実害があるのは虐待にほぼ限られるのでもしそういった不能な者を父に持ってしまっても雄は元々雌に比べ育児を担当する機会や時間が短い、だがそういった雌にも育児能力が不能であって拒絶や放棄、無関心とは言っていられない社会がここにはある、育児能力を備えておらぬ雌が子供と接する時間が長期間に渡った場合の子供の受ける被害も想像に耐えないものがある。

 男系遺伝型の子育て能力の無いY染色体は世襲はするので一見全く育児能力が無いとも思えるが配偶者に母系遺伝型育児性があった場合X染色体は生殖の際、交差するので男系遺伝の未知の能力なども創造し育て上げようという育児性は持っていなくても母性本能的な育児性を持つ場合も考えられる、逆に育児能力の備わったY染色体は必ず純血において世襲する。それはY染色体は生殖の際に交差をしない。故ならば、X染色体は交差といい、異質なX染色体と遺伝情報の交換をしてまう性質を持つ。純血が保たれるのはY染色体だけである。
 
 女系遺伝型母性的育児能力(普通に言うと母性本能)はX染色体により雌には太古より備わっていた能力であるので男系遺伝型父性的育児能力の無いY染色体の雄であっても必ずしも子育て際の虐待などの悲劇とならないと思われる、それが混血をより進めてしまう暗因となったのであろう。Y染色体に男系遺伝型父性的育児能力が無くとも雄の半分はX染色体であるため体が雄であっても育児に支障をきたさない程度の女系発現である女系遺伝型母性的育児能力が暗に作用しているからであると思う。

 育児能力の無い雄は現代社会生活において最悪である。XX共に子育て能力が無かったり片方に無い雌もまた育児能力が負に作用するので、核家族等の世代間交流により救われる機械の少ないと思われる空間で同居させてしまうと辺り周りをはばからず児童虐待を引き起こす。農業などの機械化によってそれまで日本人口の90%もいた農業従事者の中から余剰した労働力が都市部に集中し全国規模で核家族化が進んだのは上記のような被害を多く引き起こしてしまったことであろう。勿論、一番幸福な家庭は夫婦共に双方の染色体中に各々に適した育児能力の備わった関係が最も望ましいと思う。そして、そういった関係を極力築けるような知恵を人類はこれから養っていかなければならない。

 アムッド人とその人類進化上の意義
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/1997Expedition/06/060300.html
 精神のエクスペディシオン
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/1997Expedition/index.html

 ん〜だいぶこじつけといわれると辛いですが、そうだとも思いません?多少もっともらしくいいすぎになっちゃっていますけど....。


 余談
 オオカミ、この名詞はもしかしたら、噛み付かれる恐怖から“噛み”の意味でカミと発音していて(オオは大、“とても”とか“大きいイメージ”でしょ)クロマニョン人の発生したばかりの当初は、まだ自分達人類よりも食物連鎖の上にいたわけだから、その上の存在をカミと発音したことの名残が現在も多くの言葉「上」「守」「髪」「紙」として残ってるんですね。

上    上座など“うえ”の意味合い
守    昔の偉い人は“○○の守”という意味あい
髪の毛  人間の体の一番上に生えている毛だから
紙    昔は今と違って紙はとても貴重な物であった

コメント(1)

途中よく判らなかったけど
日本語って そんな昔から あったんですか

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