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長行チャペル通信コミュの若木牧師の牧会日記2006年5月の巻

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   若木太郎牧師の牧会日記 2006年5月の巻

 今日から日記を書く。そう決めた。だが、どんな形式で書くのかと聞かれると困る。まあ、メモ程度で良いとしよう。推敲なしである。悪文と独善の見本になることだろう。しかもこれは公開の日記だ。読者に不快感を与えてはいけない。そう思うと結局、当たり障りのないものしか書けない気がする。それでも書こう。最大の利点は痴呆防止になるからである。そこでこの一週間を振り返って思い出すことを書くことにする。日記は事実の羅列ではなく、筆者の気持ちの流出であるということにして。 (2006年5月2日)

4月25日火曜日
「深い味わいと思いを秘めて鯉のぼりを見る」
もう25日のことが思い出せない。老化は完全に始まっている。ただ、博さんと聡さんの結婚式に備えて長行チャペル内外の掃除をしたことは思い出す。花壇の手入れもした。その他に・・・。そういえば、前日4月24日の魔の月曜日の出来事が甦った。しかも、少しの悔恨とほろ苦い思いを持って。
 昨日は幸いに教会の同居人、韓国人の娘さん柳さんも権さんが福岡市に行っていて不在で良かった。本当に良かった。いたなら二人とも驚いたことだろう。事件(事故)の発端はこうだ。今年は有難いことに長行チャペル関係の家庭に慶事が多い。このミクシィに度々登場しているように「歩君」が生まれた。岡さん宅には孫の「寛」君が生まれた。川夫妻には「遼君」が生まれた。そこで若木牧師は考えた。長行チャペルの前庭に鯉のぼりを揚げよう。この男児達が健康に育ち、やがて人生の大滝をも登切って、時が来れば天国にまで飛翔する人生を送るようにとの願いをこめて。イエス様への祈りのシンボルとしての鯉のぼりである。そこで、24日の月曜日の朝、夜明けを待って作業に取り掛かった。昨年の教会バザーで確保した鯉のぼり一式を倉庫から取り出してきた。ポールを組み立て教会の屋根との間にロープを張り、吹流し、真鯉、緋鯉、そして子供の鯉を取り付けることにした。

 何かにつけて心配性の人(わが伴侶)に見つかれば、さぞ五月蝿いことになると思い、作業は静かに進めた。朝食前に大方の作業は終わり、朝食後の8時過ぎに最後の作業、ロープを張ることになった。嗚呼、悲劇はそのとき起きたのだ。教会の屋根には避雷針があり4本の針金の支柱で支えている。その支柱の針金が25年も過ぎて腐っているとは知らず、その支柱にロープの一端を結ぼうかと思って作業を進めた。ところがロープと支柱の針金が絡み、バランスを失った避雷針は屋根の上に大音響と共に倒れたのである。「ドーン」一瞬何が起きたのか分からなかった。あとは読者の想像力に任せよう。とにかく別な方法で鯉のぼりは高く張られたロープの間で泳ぐことが出来た。
 
 やはり正直に書こう。夕方、いつも世話になっている山建に電話した。幸い近くの徳力に仕事で来ていたので、社長、専務、そして見積もりに来ていた下請けの電気屋さんも連れて直ぐに来た。開口一番、「怪我がなくてよかったですね。避雷針はいま降ろせます」と。3人がかりで降ろした。結構重い。牧師館の裏庭まで運んで記念に保管して置くことにした。「屋根瓦の修理の見積もりには明日の朝、瓦屋さんをやります」と専務が言った。社長はいつものように無口である。電気屋さんは「配電用の電柱の最上段に避雷針用の電線が張ってありますから、避雷針はもう要らないでしょう」と言った。
 そして25日の火曜日の夕方、顔馴染の瓦さんが来た。「この形式の瓦はなかなかないんですよ。割れているのは4枚だけです。費用ですか、そうですね。工事はふたりで1日懸かりますので、人件費と材料代で0万円ぐらいでしょう。山建さんの方に請求しますから。なにせ人件費が高いですからね。何時出来るかって、そうですね、瓦が見つかり次第、工事にかかります」と言って帰った。
 
 先にボイラーが壊れ、今また落雷ならぬ人災で屋根瓦割れる。「コレモ又御手ノ中ノ出来事カ」と胸中に少しばかりの反省と、悔悟の念を抱きながら「高く泳ぐや鯉のぼり」と口ずさみ若木牧師は満足そうに鯉のぼりを見つめていた。
 合間を見て菜園を耕し、夏野菜の植え床の準備をした。夜、北九州信徒聖書学校のカリキュラムを考えた。聡さんの結婚式のプログラムの内容を決定した。パソコンで作成してカラーで印刷した。

4月26日 水曜日
 午前中、祈祷会の出席者は岡さん、下さん、牧師夫妻、松さん、中さんの6人。夜の祈祷会は牧師夫妻と浅さんの3人。サムエル記上13章を読んで祈る。

4月27日 木曜日 
 午前中、結婚式の茶話会の会場つくる、会堂内の不要品を撤去し椅子などを並べ変える。チャペルの花壇も気になる。作業をしながら、河家の家庭集会の聖書箇マタイ7章を考えた。
午後、河家の家庭集会。1時、河さんが来るまで迎えに来て下さる。牧師夫妻、本さん、岡さんと一緒に行く。豪さんは自転車で行く。1時半集会開始。牧師夫妻、河夫妻、丸さん、岡さん、本さん、豪さんの8人。讃美として新聖歌を2曲、マタイ7章後半を読み学ぶ。集会時間約1時間。集会後に美味しい茶菓を頂き、親睦の時を持って散会した。参加 何時。夕方、福岡から金さんの車で柳さんと権さんが帰ってきた。福岡での様子を聞き、これからの長行チャペルの予定を話す。
 
 夜、結婚式の奨励の言葉を考えた。信徒聖書学校のカリキュラムのことが頭から離れない。教団事務所から「第55回教団総会議事録」と「教会通信55号」が送られてきた。読む。良いこと、悪いこと、残念なことが書いてある。特に、現在の教団委員会は「教団機構改革」を先送りすると決めたらしい。大変残念である。


4月28日 金曜日 
 今日は多忙である。今日はひとりで三役を演じなければならない。朝8時半、金さん、柳さん、権さんと聖書日課を読んで祈りの時を持った。
 
 9時から第一役目の心臓病患者兼糖尿病患者になる。小倉記念病院の受診予約日である。バスで行こうと思っていたら、雪(長女)が丁度出勤時間であったので同乗させてもらい病院へ。有難いことである。ガソリン代と言って0円渡した。9時半小倉記念病院の総合受付に着く。いつものように右手で患者カードを受付機械に挿入し、左手で総合受付表を受け取る。一番窓口で保険証の確認を受ける。それから何回か廊下を曲がって糖尿内科の受付窓口に受付標と予約カードを出す。診察までには2時間半後くらい待たなければならない。が、その前に出すものを出さなければならい。血液検査の血と尿である。受付係りは「若木さん、今日は循環器科の方も採血がありますから、この伝票と採尿コップを持って、循環器科に先に行って下さい。若木さんのカルテは循環器科に回してありますから。そちらを先に受診して、またこちらに来て下さい」「そうですか、分かりました。ところで私の糖尿の主治医の永女医さんは5月末でこの病院を退職して千葉の実家の病院に帰られるそうですが、糖尿内科は閉鎖だそうですね。他の病院か医院を紹介するからと言われていますが、今日紹介状を貰えますか」「はい、紹介状はパソコンに既に入っていますから、直ぐ出来ます。心配いりません」「宜しくお願いします」。平身低頭である。
 
 廊下を幾つか曲がり、心臓病センター外来の受付に行った。いつものように待合所は外来患者で溢れている。「この伝標を持って二階の検査室に行き、採血して貰って下さい。ああ、それから採尿もね。受診は糖尿を先にしますか、心臓を先にしますか」「心臓を先にします」「それなら採血が済んだら、ここに又来て下さい。主治医は浦先生でしたね」
 エレベーターで本館2階の検査室に採血に行く。小倉記念病院は私にとっては別荘みたいなものであるからまごつかないが、はじめての人にはわかり難いことだろう。この病院では何科の受付に行っても、「お名前と生年月日を言って下さい」が開口一番である。これも事故防止のためだろう。本人確認が厳しくなった。よい事である。・・・・・。

 時間が来た。もう深夜である。この続きはまた5月4日に書こう。執り合えずペンならず、筆ならず、パソコンから離れることにする。

(補遺)5月4日に書こうと言ったが書けなかった。今になっては4月28日の分を完成させるエネルギーはない。ただ補遺の形で補っておこう。心臓病患者役は午後1時ごろで終わり、1か月分の薬を処方して頂き、新しい糖尿病の医院を紹介して貰って帰宅した。
 二役目は北九州信徒聖書学校の校長役、夕方、北九州YMCAの教室に出かけ、教師会を開き、2006年度のカリキュラムなどを決め、夜7時から、入学志願者の面接を行った。2名の通学生と3人の通信生が与えられた。感謝である。三役目は牧師役。明日の博さんと聡さんの結婚式に備えて最後のチェックをした。

 今日は5月29日である。日記を書くと張り切ったものの、結局は続かずに5月末を迎えた。折角の決心だから5月の主な出来事のメモだけでもしておこう。

        2006年5月の出来事。

5月3日水曜日
 若木牧師、韓国の金さん、柳さん、権さん、西さんの5人で、熊本教会で開催された教区青年部の「伝道に励もうという集会」に参加した。若、柳、権の3人は福岡空港までバスで行き、下関から来る西さんと合流し、そこから金さん運転の車で11時までに熊本に着く筈だった。が、見通しが甘かった。小倉を出たのは8時だったが黄金週間の渋滞に巻き込まれ、なんと熊本教会に着いたのは12時40分である。既に午前の集会は終わり、五月晴れのもと、教会の庭で、60人ばかりの参加者がまさに昼食を食べようとしていた。とにかく昼食には間に合った。感謝。午後の集会には3時まで参加し、柳さんが阿蘇山を見たことがないというので、見せて上げることにした。ここらは若木牧師の故郷であるのでガイドは要らない。裏道も多少は心得ている。しかし、正規の国道を行くのが阿蘇登山には良い。多少の渋滞はあったが5時ごろ中岳の火口に立つことができた。柳さんが喜ぶのが嬉しい。
 「これから、福岡に帰るが、私の故郷に来たのだから、これから内牧に下り、それから外輪山を越えて菊池渓谷に近い私の生家に寄り夕食を食べて、菊池温泉に浸かってから帰ります。小倉到着は多分深夜でしょう。良いですか」。誰も異議はない「それでは菊池の若木牧師の故郷へ」。6時ごろ生家に着くまだ明るい。電話で依頼しておいたので70歳になる兄嫁が山菜中心の美味しい夕食を用意して待っていてくれた。実家を継いだ兄は25年前に逝き、農業はやめたが野菜は作っている。本当に美味しかった。しかし夕食も早々に生家を辞し、菊池温泉に近い長姉宅に顔を出してコーヒーを馳走になる。七城温泉に浸かる。長湯の柳・金さんには「温泉は1時間以内で」と宣言し、10時に菊池を出発した。金さんの名運転で高速道路を駆けぬけ、小倉に着いたのは深夜12時前だった。

5月7日 日曜日
 10時半からの主日礼拝の出席者は28人。第2テモテ書4章1-5節より「使命を全うする」と題して説教した。
 
5月12日 金曜日
 北九州信徒聖書学校の入学式を午後7時から持った。本科生2名、通信生3名、研究科2名、専攻科1人の入学者があり、9名の在校生になった。それぞれが聖書を学ぶ志しを持って入学された貴重な存在である。

5月14日 日曜日
 母の日の礼拝である、長行チャペルの婦人会の皆様にカーネションの花束を贈った。13名。箴言31章より聖書が示す理想の婦人像について説教した。懐かしい讃美歌510番「幻の影を追いて」を讃美した。礼拝後に各会の例会と役員会を開いた。

5月21日 日曜日
今日は復活節第6主日である。礼拝では2テモテ4章6節―7節の御言葉、「わたしは、すでに自身を犠牲としてささげている。わたしが世を去るべき時はきた。わたしは戦いをりっぱに戦いぬき、走るべき行程を走りつくし、信仰を守りとおした。今や、義の冠がわたしを待っているばかりである」をテキストにして説教した。
 これは人生の最後を迎えた使徒パウロの言葉である。彼はこの世を去って天国に移される覚悟を語っている。また彼は自分の人生を回顧して?信仰の戦いを戦い続けた。?走るべき人生の行程を完走した。?信仰を最後まで守り通した。?いまや義の冠が待っている、という。私たちもかくありたいものである。

5月23日 火曜日
 午前10時、北九州市民クリスマス実行委員会が小倉中央教会で開催されたので出席した。「第31回北九州市民クリスマス」の骨格が決まった。
 午後1時から同じ会場で「九州聖市化運動北九州セミナー」を開いた、私と岡敦先生が世話人であるのでセミナーの司会をした。講師として韓国聖市化運動の事務総長、鄭鐘元先生がソウルから来て下さった。通訳は安先生である。20名ほどの参加者があった。夕方5時に終わった。その後、若木、岡敦の両世話人が鄭、安の両先生を紫川河畔のレストランに招き、ささやかな夕食会を持った。話が弾み、日韓の教会の違い、韓流ブーム、今後の聖市化運動の進め方など話題は多岐に及んだ。

5月29日 日曜日
 第2回コイノニヤ会を開いた。以下は長行チャペル便りに書いた報告文である。これを引用して、日記に代えたい。

「5月27日(土)の夕方から28日(日)の昼まで、第2回コイノニヤ会を「かぐめよし(頂吉)少年自然の家」で開催しました。コイノニヤ会は、日頃忙しくしている私たちが、教会以外のところで、親睦と礼拝を持つ集まりです・第1回は4年前に玄海青年の家で開きました。今回の参加者は、韓国からのゲスト5人も含めて、一泊した人が16人、28日だけの参加者が9人の全部で25人でした年齢も0歳から70代までの、まさに主にあるファミリーでした。
 27日夕方5時に現地に集まりました。「自然の家」の玄関には、「ようこそ、小倉教会」と大書した歓迎看板が置かれていて、何となく嬉しくなりました。早速入所式を済ませて夕食。男性は入浴して、7時から広い体育館で夜の集会。讃美タイム、改めての自己紹介、そして金さん、李さんのピアノと韓国の伝統楽器でゴスペルから冬ソナのテーマ曲まで鑑賞して、楽しいひと時を過ごしました。集会後女性は入浴、就寝は10時でした。
 翌日28日は起床6時45分。私は5時ごろ目が覚め、一人で森林と渓谷に囲まれた施設周辺を散策していたら、まるまると太った狸に出遭いました。自然が豊かです。朝食を済ませ9時から朝の集会。讃美タイム、小木野先生の目の手術をしたときの体験談、昨日に続いての近況報告など。10時からはキャンプ場で野外礼拝。残念ながら途中で雲行きが怪しくなり雨が降りそうなので、急いで屋内に移動して礼拝を終えました。
 礼拝後は体育館でボール・ゲームに興じ、美味しい昼食を頂いて午後1時に解散しました。参加された皆さん、韓国からのゲストの方々、施設の職員、レストランの方々に心から感謝します」。

5月29日 月曜日
 今日は牧師の休日。菜園の手入れをした。5月の日記を纏めた。雑用をした。夜、岡先生と恒例の将棋を指した。8時から11時まで3時間。10回ぐらい指して1勝も出来なかった。
平均勝率は2勝8敗ぐらいであるので残念。

5月30日 火曜日
 柳・権さんのふたりは鳥栖教会の伝道応援に1週間の予定で出かけた。午後、第3回CCC委員会のために岡敦牧師に同乗させて頂き、福岡Hバプテスト教会に行った。

5月31日 木曜日
 10時半から祈祷会。牧師夫妻、岡、池、浅の5人。サムエル記上18章を読んだ。

 これで5月の牧会日記は終わる。

コメント(4)

はあああ。よく打ったね。

あまりに長すぎて感想とかかけないじゃん。
凝り性だよね。父は。

私、最近自分が凝り性ってことに気が付いたよ。
かなりのね。
おっとおおお、牧師先生に失礼なお言葉を・・・・。失礼しました。

ここはひとつ身内ということで・・・・・・・。
今気が付きましたが…、moriちゃんは若木先生のお子さんなんですか??
初めて知りましたよ〜。
それじゃあ、生粋のクリスチャンホーム育ちですね。
すごいなぁ。

昨日の礼拝で息子を話題にしていただいたとか…。
ありがとうございます。
息子は自然に神様を信じるようになっていますが、夫がまだまだ…。
クリスチャンホーム目指して、長期戦でがんばってます。
てへ、そうで〜す★

ちゃきちゃきのホームですよ〜。
凝り性な親子っす(笑)

きっと全てに時がある、季節がある・・・・ですね!
いつかきっとなれるといいですね。
長期戦でね!!

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