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in.the.韻コミュの韻のある詩

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いきなりで恐縮ですが、トピをたてさせて頂きますね^^;
今後とも宜しくお願いします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○歌舞伎町

雪解けの季節を待ち
氷の張った湖で
泳いでいるのは
ワカサギの幼生

雪が降りしきる中
ネオンの光る繁華街
飛んでいたのは
若過ぎた妖精

コメント(5)

尖塔を立て
薪をくべて
木の精を待っている
時の淀み
焦げる石畳
わだかまってゆく
驕りの火

戦闘の殺陣
魔鬼を追い出して
火の鳥は舞っている
朱鷺の詠い
溶ける姿見
暖まってゆく
踊りの日
「霧雨」

氷のこころにあらわれつつ
春の雪に気付かずに
ひねもすに歩みをとめぬ
美しき彼女

孤児の逢瀬を想いつつ
黄昏に染まる川向こうに
ひたむきに眠りに凍らぬ
悲しき顔よ

ぬれた草は堤に
熟れたくだものは茎に

子鬼のここちをあらわしつつ
過去の征きに傷つかずに
よもすがら垣根もとどめぬ
忍びの青よ
ひとりの風よ
「紅閨歌」

褥の羽毛の重量感
替えのこころを 重ねつつ
育まれぬ後裔を
想いに焦がさぬ 渓の親

奇想の夢の豆鉄砲
賭けの言葉を 紡ぎつつ
縮められぬ口径を
威力に変えざる 兵の児や

化粧の色の花言葉
今彼にはよくわかるのだ
強められぬ後衛を
怖れに凍える 京の娘を

樵の斧の音を聴き
森の木々が伐り倒されつつ
突き崩されぬ光景を
姿にとどめぬ 嬰の月
「秋風」

空気が情感を欠いてゐる
湿気が退いてゆく気配
気配は湿気を退ける

意思が諦念を書いてゐる
文字に受肉する想い
想いに生み出された重いもの

籠の雀が啼いてゐる
転転として定まるところなく
定めて定まらない籠

意志は蜻蛉を描いてみる
清流に集まる生気の流れ
生気の流れが清流となる

芥子は幾何模様を画いてゐる

こっちの水は甘いぞ
○[漢詩]五言詩

彼   孤   請   悲
処   復   斗   来
清   観   酒   乎
泉   別   歌   明
漂   離   頌   彊


【書き下し文】
悲しいかな明彊(めいきょう)
斗酒と歌頌を請ふ
孤にしてまた別離を観る
彼処に清泉漂ふ


【和文】
明るい土地は悲しいものだ
酒が沢山欲しい…歌も歌いたいね
…一人の筈なのだがさらに別れがあるのか
清い泉はずっと遠くに漂うものらしいな

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