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加藤周一コミュの日本のくせ

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富永仲基。インドのくせは、ありもしない超現実的なことをいうこと。真にうけると大変。中国のくせは、白髪三千丈みたいに誇張して言うこと。さて、日本のくせは、やたらと隠すことである。この隠すというくせは泥棒などもいたすことで、くせの中でも甚だ劣れるものなり、と。加藤周一さんが紹介。

検察は、無実のひとに有利な証拠を隠し、役人は情報公開請求に対して、黒塗り、のり弁にして返す。江戸時代の富永の観察がもしも正しければ、そのくせの特徴は今日まで、連綿と続き、最早、伝統と化していると言って良かろう。物事の是非をぼんやりと曖昧にし、責任の所在や問題の核心を隠す。

目下、世間の耳目を集めている、例の記者会見場においても、その隠すというくせは存分に機能しているようにお見受けした。因みに、そのくせについて書かれた富永の本の題名は、翁の文である。

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