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イスラム教コミュのこの悲惨な事件をどう思いますか

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イラン女子サッカー代表”イスラム教的な服装”のせいで出場資格停止に

6月3日、アンマン(ヨルダン)のスタジアム。女子サッカーのイラン代表チームの面々がピッチに姿を現した。
12年のロンドン・オリンピック出場を目指して、8カ月にわたり過酷なトレーニングを積んできた。この日のヨルダン戦は、アジア2次予選の重要な第1試合だった。
選手たちのユニホームは、長袖シャツに長ズボン、そしてヒジャブ(頭から首を覆うスカーフ)。イスラム教の伝統に従った保守的な服装だ。

国歌演奏が終わると、審判が突然宣言した──イランのユニホームはFIFA(国際サッカー連盟)の規定に違反しており、出場資格がない、と。
この瞬間、オリンピックの夢が断たれた。数人の選手は茫然とピッチに膝をつき、泣き始めた。
「愕然とした」と、キャプテンのニルーファー・アルダラン(25)は本誌に語った。「落胆を隠そうにも隠せなかった」

事件は大きな波紋を生んだ。接触プレーの際に首が絞まる危険があるのでヒジャブ禁止は妥当だとFIFAは言うが、
人種差別的・性差別的だとの批判が上がっている。この措置によりイスラム教徒の女子選手全般の出場資格が奪われかねない。

イランの女子サッカー選手は、これまでも十分過ぎるほどの障害にぶつかってきた。
この国の女性は、公の場で髪の毛と首、腕、脚を露出することが法律上許されておらず、保守派は公衆の面前で女性がスポーツをすることすら認めてこなかった。

長年の働き掛けの結果、05年にようやく女子サッカー代表チームが結成されたが、女性スポーツ選手への逆風はやんでいない。
イランの高位の宗教指導者であるアリ・サフィ・ゴルパイエガニは昨年、スポーツで女子選手がメダルを取るのはある種の「恥」だと言っている。

それでも、女子サッカー選手たちは努力を続けてきた。キャプテンのアルダランは、サッカーに囲まれて育った。
父親は代表チームのゴールキーパーだった。フットサル(室内サッカー)をプレーし始めたのは14歳のときだ。
「サッカーは私のDNAの一部。ほかのことをするなんて考えもつかない」

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/09/post-2254.php



オフィシャルを求めるFIFAが悪いのか、女性に過剰な服装を求めるイスラムが悪いのか。

なぜイスラムは、女性にここまでの服装を求めるのか?それは必要なのか?
なぜイスラムは、女性が活躍することを忌避する風潮があるのか?それは正しいのか?
なぜFIFAは、これまで散々使用してきたユニフォームを否定するのか?安全性はすでに実証されていないか?
なぜFIFAは、宗教問題を考慮しなかったのか?それを認めなければ、今後女子サッカーの発展は難しいのではないか?


色々な意見があるかと思いますが、イスラムに詳しいこのトピの方々は、この問題についてどう考えておられるのか、聞かせていただけると幸いです。よろしくお願いします。

コメント(8)

ヒジャーブに関しては今はスポーツ用のものも
ありますし
安全性を理由にした禁止には少々疑問を感じます。
それにサッカーに限らず、ヒジャーブをしてスポーツを
するムスリマなんて世界中にいますし。
また、仮に服装が規定に反していたとしても、それなら
なぜそれまでプレイする事を許し、国歌演奏後という
このタイミングで突然、出場資格を奪われるのか?

イスラムは女性の束縛はしていませんし、多少は条件がつくにせよ
その活躍も本来、忌避・嫌悪されるものではなかったはずです。
もちろん男性のような振る舞いや女性性を損なうようなこと、
女性としての役割に支障をきたすようなことはいけませんし、
時代の流れや慣習などにより女性が抑圧されてしまっている
現状があるのも事実ですが・・・。

ムスリマであってもスポーツはしても良いし、もっと
活躍の場も広がっても良いとは思います。
しかし、その活動をすることで例えば言動が男っぽく粗野になったり
品がなくなったり、ということもあるでしょうから、そういう意味でも
過度にスポーツに関して女性が抑圧されてしまうのかな、と
一側面では理解は出来ます。

いずれにしてもこのFIFAの対応は納得がいきませんね。
ニュースの内容からすると、対戦相手のヨルダンの女子チームはイランと同じイスラム圏なのに問題はなかったみたいだね。
イスラム教には多くの宗派があります。

そして、一部の宗派においては、女子の服装コードの問題以前に、女子がスポーツをすること自体が禁止されています。その宗派は、「サラフィー」派もしくは「ワッハーブ」派と呼ばれる宗派です。

これを国教として採用しているのはサウジアラビアと、かつてアフガニスタンを支配していたタリバン政権です。

タリバン政権は更に過激で、女子の教育すら禁止しておりました。

比較論ですが、イランの12イマーム派は、女子の服装コードにおいては国家による強制を行っていますが、彼らは女子の教育やスポーツを禁止するほどの過激派ではありません。

よって、イランは国策として、女子スポーツを、一定の服装コードを強制した上で振興しています。

今回のこの事件もその象徴でしょう。

なお、この女子の教育やスポーツを制限・禁止する「サラフィー」もしくは「ワッハーブ」派は、残念ながら、広くスンナ派イスラム世界に広がっており、信徒は増加しております。

ヨルダンにおいてもそれは同様で、ヨルダンは典型的な「サラフィー」もしくは「ワッハーブ」派が浸透しているスンナ派イスラム国家です。

しかし、国王政権自体は欧米に対するアピールとして「リベラル」であるポーズをとっており、政権側の一部エリート・リッチ層と、「サラフィー」もしくは「ワッハーブ」的な一般国民との乖離が激しい国です。

ですから、今回のサッカーチームのように、イスラム教の女子の服装コードから自由にスポーツを楽しめる「ヨルダン人」は、非常に恵まれたごく一部の「国民」に過ぎません。多くの一般国民は、イランの12イマーム派以上に過酷な女子への制限の元に生活を送っています。

一旦アップします。
さて、スポーツ競技と服装という論点ですが、特定のスポーツが、特定の服装コードを定めるというのはその競技の成立の歴史やプレーの内容やルールによって定められるものです。これは当然でしょう。

日本の大相撲は外国人プレーヤーを受け入れていますが、その競技の内容と歴史によって、プレーヤーには肌を露出した上で、マワシを着用し、かつ髷を結うことが定められています。この服装コードに従えないプレーヤーはプレーをすることはできません。

日本の大相撲に、イスラム圏出身のムスリムの外国人プレーヤーが参加するときに、ムスリムであるから宗教上、半裸を露出できないので、長袖・長ズボンの着用し、プレーが拒否されたとして、それはムスリムに対する宗教差別でしょうか?

また、大相撲に、インド出身のシーク教徒が参加したいとして、頭部の露出を拒否して髷を結わず、長髪を巻きつけた頭に布を着用し、プレーを拒否されたとして、それはシーク教徒に対する宗教差別でしょうか?

また、大相撲に、どこ出身でも構いませんが、オーソドックスのユダヤ教徒が参加したいとして、もみ上げの長髪をカットし、髷を結うという髪型を拒否したことにより、プレーを拒否されたとして、それはユダヤ教徒に対する宗教差別でしょうか?

また、フェンシングは前身を頭から足まで白いユニフォームで覆うことが義務付けられますが、ムスリムやシーク教徒とは逆に、肌を覆いつくすことが禁止されている(例えば上半身は全て露出しなければならない)宗教の信徒が、ユニフォームの着用を拒否し、プレーを拒否されたとして、それはその特定の宗教に対する宗教差別でしょうか?

全て、宗教差別ではありません。特定の競技において、全てのプレーヤーに対して等しく、特定の服装コードを定めることは宗教差別ではありません。

ムスリムの悪癖ですが、自分たちとは異なる文化やルールの世界に進出しようとして、かつ、自分たちのルールや文化は一切妥協せずにそれを求め、それが拒否されると、「ムスリムへの宗教差別だ」と騒ぐというパターンがあまりに目に余ります。

自分たちに自分たちのルールや定めや文化があるように、異なる文化の世界には、その世界独自のルールや定めがあるわけです。他者のそれは尊重しないが、自分たちのそれだけは尊重しろ、というのは筋が通りませんね。

今回の事件の真相はそういうムスリムの悪癖が根底にあるように思います。

ヒジャーブという服装コードを自らに課すのであれば、それが認められない競技や世界に参加する権利は諦めるべきでしょう。

ムスリムが自ら独自のルールである服装コードをサッカーに認めろというのが通るのであれば、例えば上半身の服の着用が禁止される宗教の信徒が、半裸のままピッチを駆け回ることも受け入れなければなりませんが?

ただしFIFAの対応にも問題があると思います。イラン側は最初からヒジャーブ着用ユニフォームを主張していたことは明白で、当日の試合開始時に分かったことではないはずです。そもそも、イランチームのトーナメントへの参加を認めるべきではなかったし、イラン側に対し、FIFAの指定する形式のユニフォームを着用してトーナメントに参加するのか、それを拒否してトーナメントへの参加を断念するのか、トーナメントの開始以前に白黒をつけるべきだったはずです。

いずれにせよ、ムスリムは、異なる世界において、自らの独自の文化やルールが尊重されるべきだと権利を主張するのであれば、他者のそれも同様に尊重するという謙虚な姿勢が必要でしょう。そして他者のそれを尊重できないのであれば、そもそも、他者の領域への進出は自粛し、自国に留まり、自分たちが「イスラム的」とか「伝統的」とすることだけを繰り返す以外には何もすべきではないと思います。

欧州においてムスリム移民への軋轢が広まっているのは、欧州のネオナチなどの過激右派という欧州側の問題のみならず、ムスリムのそのような他者の文化やルールや価値観を尊重しないのに、自分たちの権利主張だけはするという姿勢にも原因はあるはずです。
イスラム教徒の女性向け「スポーツ・ヒジャブ」に世界から注目 写真2枚 ファッション ニュースならMODE PRESS powered by AFPBB News http://www.afpbb.com/fashion/article/fashion-mp/2803268/7208261#blogbtn via @MODEPRESS

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