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パイボールドコミュの犬が死ぬということPart1

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これは店のブログに2月20日にUPしたものです
少しでも参考になれば、同じことが繰り返されませんように…という気持ちで載せさせて頂きます


去年の2月22日、うちのやんちゃ坊主・天空(てんくう・Mダックス)が虹の橋を渡って行きました
まだ4歳という若さでした


2月16日に足と腰の骨を骨折するという事故に見舞われ…
預けていた時に起きた事故でした
連絡をもらい、即迎えに行きK病院へ向かいました
K病院は、ワクチン・フィラリア・健康診断などで普段からお世話になっている病院
ただ、私はN病院へとかかりつけを変えようと考えていた矢先でした
少し遠いのですが、24時間体制で設備も整っていて、先生の評判もとても良いとN病院の話を聞いていたからです
もう少し早くにN病院にかかりつけを変えていたら…


K病院へ着き、レントゲンを撮ってみると骨折、手術が必要、ただ命に別条があるほどの手術ではないので大丈夫との説明を受けましたました
手術が必要なら本当はN病院が良かったのですが、命に別条はないとのことだったのでそれを信じることに
後にこの言葉は見事に裏切られるのですが…
説明を受けている間は、涙が止まりませんでした


その日の夕方から手術予定との話だったので、7時半ころに病院に再度行くとまだ、手術中
待合室でひたすら無事に手術が終わることを祈りました
結局終わったのは9時40分過ぎだったと思います
聞いていた予定時間よりもかなり時間がかかりました

天空はまだ麻酔が効いた状態でしたが、意識はあり尻尾をブンブン振ってこっちに来ようともがいていました

「無事に手術は終わりました!命に別条はありませんので安心して下さい^^」

と院長は言いました
ほっと胸を撫でおろし、その日はお礼を言って帰りました


その日から亡くなるまでの6日間

私は朝9時と夕方4時の日に2回面会に行きました


手術翌日
元気に尻尾も振り、ご飯も完食
とても元気で術後とは思えないとの説明

2日目
なんだか元気がない様子
ご飯の食いつきもよくないとの話

3日目
さらにぐったり…
私が行っても顔を少し上げる程度
ご飯を食べないとのこと
生の牛肉を持って行き少しだけ食べる

4日目
ご飯を全く口にせず…
目もトロンとして生気が感じられず…
ストレスが原因でご飯を食べないとと思われる為、明日退院させます
夕方迎えに来て下さいとの説明をうける

5日目
夕方迎えに行く
明らかに様子がおかしい
私の目から見ても歯茎も真っ白になり貧血状態だとわかるものの院長は「貧血は起こしていない」との説明
検査をした結果、数値的にとてもお帰し出来る状態ではないと説明
専門用語ばかりばかりを並べたてる説明のため把握できず…
一旦K病院を後にするが、やはり心配になり再度病院へ
私は…このコはもう無理だ…と判断
こんなとこで最期を迎えるなんてあまりにかわいそう過ぎる…そう感じた私は
生きれる可能性が低いのであればうちに連れて帰りたいと話す
院長は「可能性はわかりません、なのでお家には帰せません」とのこと

6日目
病院は休診日
点滴の交換に来ると話をしていたので、朝8時半からK病院駐車場で車内でTRAVISと待機
13時を過ぎても院長は現れず…
院長の緊急用の携帯に電話
あからさまに面倒くさそうな口調で

「状態は変わりません。数値も変わりません。病院へは行きますが時間は教えられません」

と一方的に話をした後、電話を切られる
一旦TRAVISと散歩に行き、14時半、再びK病院駐車場へ戻る

その間、N病院へ電話
天空の状態を話し、転院したい旨を説明しました
N病院の副院長が対応して下さり、話を親身に聞いてくれました
この病院に預けていたら…と後悔の念で涙が止まりませんでした
N病院の副院長は、天空の状態を一番に考え、転院に際することで手伝えることがあれば手伝うということまでおっしゃってくれました
ただ、動かせる状態かはわからないので今の主治医の先生と相談するようアドバイスを頂きました

そして16時過ぎ…
やっとK病院の院長が病院に顔を出す
奥から天空を出してきて診察台に上げた時、前日よりも少し元気に尻尾を振っていて
その姿を見て「昨日よりよくなってますよね?」と言うと信じられない言葉が…

「毎日見てるからわからない」

は??????お前毎日見てんだからわかんだろ!!!!!!
しかもお前医者だろ!!!!!!
って思いました
天空を撫でると皮と骨がくっついてしまっているんじゃ?というくらい硬い…
脱水症状…
院長に聞くと「今、水はセーブしてるからね」とフードボウルに蛇口からジャーっと水を適当に入れ持ってきました
セーブしている割には適当な水分量だな…という気持ちになりました
すごい勢いで水を飲んであっという間になくなり、水をおかわりしました
2杯目なのにすごい勢いで飲み続けている途中「はい、終わりね」と水を取り上げました
そして私に

「このコは生まれつき腎臓が悪いね」

と一言
は???お宅で今まで健康診断をしてきて1度もひっかかたことがないんですけど!!!
何を今さら???
なんだかひっかかるものがあり、私は診察台にいる天空と携帯で写メを撮り(これが一緒に撮った最後の写真です…)
「もし、万が一のことがあった場合は何時でも構わないので絶対に連絡を下さい!!」
と3回も念をおして帰りました

7日目
ご飯を食べないと言っていたので、手作り食&はと麦茶を持って病院へ
病院へ入ると看護婦さんや勤務医の先生の様子がおかしい
こちらを一切見ようとせず…
院長に呼ばれ、診察室へ

「残念な結果なんですが、天空ちゃん亡くなってしまいまして。朝の3時に見た時には生きてたんですけど、5時に見たら死んでしまっていて。天空ちゃんも頑張ったんですけど、残念です」

は?????頭真っ白です
くっさくて安っぽい臭いのシャンプーで洗われていました
頼んでもいないのに…勝手に洗われてしまったせいで天空の匂いなんて微塵も残っていません…
くっせーシャンプーの臭いだけ
私には悪臭に感じました…

そして涙が溢れ、私は泣き出しました
すると院長が私に言った言葉は

「ほら!そうやって泣くでしょ!だから連絡しなかったんです!!来る途中に事故でも起こしたら大変ですからね!」

ほれ見たことか!と言わんばかりに言われました
その言葉が悔しくてさらに涙が出てきました
手術室に移動させられ、また専門用語を並びたてた説明をし、最後に

「もともと腎臓が悪かったんですね」

と言いました

もう説明なんて聞いてられず、泣き崩れるしかできませんでした

そしてお会計の時ひっかかることが
お金が1100円足りなかったんです
そこで、私が自宅に取りに行くというと
「いいから!いいから!これでお会計しちゃって」と先生が足りない分をポケットから出しました
普通、医療費をディスカウントなんて…

そして、火葬場の紹介をし「係の人から連絡させますから」と言うと、私の荷物を持ちどんどん車まで持って行き、荷物を積み込むと
「それじゃ!気をつけて」
と病院の中へと戻って行きました

しばらく助手席に横たわっている天空を眺めボー然としていましたが、「お家に帰ろう!」って
家に戻りN病院へ連絡をし、亡くなったことを伝えました
副院長は
「お力になれず…すみません…」
私は、話を聞いて頂けたことに感謝している旨を伝え電話を切りました
そしていっぱいのお花を買って
天空は花に囲まれスヤスヤと眠っているようでした
その日は安らかに眠っている天空と一緒に過ごしました

8日目
朝から火葬場に行き、お骨を拾って一緒に自宅に戻り…

9日目
朝8時に携帯が鳴りました
電話の主はK病院の院長…
電話に出ることをためらい出れなかったのですが、かけ直しました
すると院長は
「もう天ちゃんは焼きにだしましたか?」
私が「はい…」と答えると
「あと病院の帰りに事故でも起こしていないか心配だったもんで」
と言われ…カチンときた私は
「そういう時は意外に冷静に運転ができるものなので大丈夫です!」
とはっきり言ってやりました

電話を切った後…沸々と怒りが込み上げてきました

死んだ時には連絡の1つもよこさなかったくせに…
何が事故を起こしてないか心配だ…ふざっけんな!!!!!!!!
大きなお世話だ!!!!!!!!!!!
そして、ふと前日に友達に天空が亡くなったことを報告した時のやり取りを思い出しました
彼女も少し前に愛犬を亡くしています

友達:「死んだ後もしばらくは柔らかいし温もりが残っているから…それが辛いんだよね…」

私:「え??病院で渡された時からカチンカチンで冷たくて氷みたいだったよ」

友達:「そんなはずないよ!亡くなってそこまで硬直したり冷たくなるのは少なくとも半日はかかるよ!!
何時間かでそこまではならない!!!っていうかほんとに5時に亡くなったの?」

私:「先生は5時に見たら死んでた…って言ってた」

そのやり取りを思い出しました…
3時にも5時にも天空の状態を確認なんてしていない…
朝来たら死んでたんだ…
医療ミスだ…!!
わざわざこんなナーバスになっている時に、焼に出したかの確認をしてくるなんておかしい
よその病院に司法解剖に出していないかの確認だ!!!!
そう確信しました

そう思った私は、知り合いの獣医さん2人に確認すべく行動を起こしました
ただ専門用語ばかりの説明だったのでうろ覚え…ですが数値などははっきりと覚えていました


そしてわかったことは…
2人の方の見解は…皮肉にも同じものでした

私が最後に聞いた数値は、いつ死んでもおかしくない数値だったということ
もちろん私にそんな説明もありません

そして、骨折の手術自体は難しいものではなく、院長の言うとおりもともと命に別条はなかったということ
ヤバイ!なんで死んじゃったんだ?と病院側は動揺しているだろうとのことでした

死因の可能性として1番に考えられるのは急性腎不全による尿毒症
考えられる原因としては
手術の時間が長く、点滴ミス長時間の麻酔により腎臓機能が低下の可能性があるということ
または…
生まれつき腎臓が悪かったということ
でした
さらに、なぜこの状況下で水を沢山摂取させなかったのかが理解できない…ということでした

院長が私に

「このコは生まれつき腎臓が悪かったんですね」

といった理由がわかりました

確かに頻尿なコで、おしっこの回数は他のコより多かったのは事実
なので、年に1度、誕生日を迎える頃に1日かけての健康診断をしてもらっていたんです
どこかおかしいところはないか?健康なのか?

でも1度も引っかかったことはなく、全部正常値でした
その数値をわかっている上で、もともとこのコが悪いと平気で言えるあの院長…

きちんと真実を話さず、謝りもせず…危篤状態のコがいてもろくに様子も見ることもなく…

あんな病院で最期を迎えたのかと思うと本当に本当に悔しくてなりません…

もちろん、助けてもらったコもいることでしょう
ただ、あとでボロボロと出てきた話では死んだのに連絡をもらえなかった人が私の知るところでは4人もいました
そしてそのうちの1人の方は、ショックで半年間外出することすらできない状態にまで…

知り合いの犬猫のボランティアをなさっている方に天空が亡くなったことを伝えに行くと
「あそこの病院にだけは行っちゃダメだと…私言ってなかった?あそこだけはダメなのよ…殺されにいくようなものなのよ…」
と言われました…

K病院に連れて行ったから死んだ
他の病院だったら生きてた
そう断言はできません
他の病院でも、死んでいたかもしれない
ただ、少なからず今のような納得がいかない状況には…なっていない可能性のほうが高いとは思います

どういう最期があのコにとって幸せだったのか?
一人寂しく寒いK病院のケージの中で死ぬことがあのコにとって幸せな最期だとは私には思えません

私のことが大好きで、トイレにまでくっついてきて寝る時も腕まくらで

体が辛くて苦しくても、暖かい部屋で私とTRAVISに看取られて最期を迎えるほうがまだマシなような…そんな気がします

幸せな最期なんてないのかもしれません
私の勝手な独りよがり、自分がそうしてあげたかったというエゴでしかないのかもしれません

病院選びはとても大変です
評判がよくてもワンコや飼い主さんと先生の相性が合わなかったり
悪評高い病院でも「あそこの病院は親切で」という方もいます

本当に本当に難しいのですが「私と同じことだけは繰り返されてはいけない」と心より願っています



そして、この話には続きがあります

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