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REDЯUMコミュのJUICE MAGAZINE「YUMI&KAZI」インタビュー。

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11.11のライヴで完全復活するレッドラム
“TOKYO”という新たな名曲がまた一つ誕生

 1996年、バンド結成。99年に1stアルバムを発表。その後、会場限定盤も含め16枚の音源を発表するが、'06年に無期限の休養に入る。'04年に脱退したSOTOの復帰含め、約1年ぶりのバンド復活を告げるNewシングル(3曲入り)は、日本の音楽シーンで数ある“東京”に歴史を刻む名作。


■今回〈東京〉ってコンセプトで3曲のシングルですが。

KAZI:“東京”って曲に好きな曲が多かったのと、SOTOさんが戻ってくるのもあって、みんな東京の人じゃないけど、東京で出会って音楽を演ってるのが不思議だなぁと。今回はそれぞれが思い浮かべる〈東京〉で曲や詞を書こうと。

■地方出身者の思う東京ですね。いつ頃上京しました?

KAZI:高校卒業してすぐだったので、もう16年目ですね。
YUMI:長い(笑)。私は19の時、14年目ぐらいですね。

■KAZIさんは音楽をやろうと思って出てきたんですか?

KAZI:そう、「やる」って言って出てきましたねぇ。
YUMI:私もです(照笑)。一回、横浜で就職したんですけど、やっぱり歌を歌いたいと思って、東京には何かあるんじゃないかと出てきたんです。
KAZI:当時は幻想でも「東京に行かないと始まらないだろ」っていうのがあった。実際は来てから上手く行かずに、なかなか始まらなかったけど(一同笑)。まず、どこよりも先に新宿ロフトに行きました。「何年後かはここに出る」って。

■ではREDЯUMは東京で始めたバンドなんですね。

KAZI:そうです。SOTOさん以外はバイト先で知り合って。
YUMI:東京に出て来なかったら知り合えなかった4人。

■活動休止の今、振り返ったりもしたんですね?

KAZI:休止してた1年くらいの間に、それぞれが人生を考えたと思うんです。「自分って一体、何だろう?」って。長いかもしれない人生で(苦笑)、REDЯUMを続けていくのであれば、少し休むくらい大した事ないかと、一回バンドを離れて見つめ直すという。また集まった時、それぞれ得たモノを持ち寄ってやろうと。やっぱりSOTOさんもやりたかっただろうから、「もう一回やろう」って俺が言ったら、「それはもちろん、やりたい」と。色々な問題は誰でもあるから、みんなで補ってREDЯUMを続ける方を選ぼうと。

■“TOKYO”はKAZIさんの16年の歳月が滲み出た重い曲で、哀愁すら漂ってますね。

KAZI:「もう大人だし」をテーマに作ったので。「若者が出来ないようなアダルトなやつをやろうぜ」って。

■特に〈東京で暮らして、いつか誰かと散っていく〉って部分の詞が重いです。

KAZI:僕も重いと思いました(笑)。いつまで東京にいるかも分からないし、いつかは地元に帰るかもしれない。……街を歩きながらとか車に乗ってる時に、よく聴くんですけど、そういう時のサントラになれば。「仕事帰りに家までのバスで聴いて良かった」って言った友達もいたし。

■こういうリアルな東京を歌った歌はあまり無いと思います。東京を幻想的に描いた歌は多いですけど。

KAZI:多分、上京して2〜3年なら、そうなったと思う。ましてや「東京は楽しいぜ!」って曲は書けないし(笑)。
YUMI:最後の〈傘を貸してください〉というのに救われる。

■2曲目“under neon”はREDЯUMだから演る感じですね。

KAZI:REDЯUM節みたいなのは出てると思う。
YUMI:バックと歌がすごく対極にある。詞は、新宿の歌舞伎町の場末のストリップ劇場で、ポールがあって女の人が踊ってるような。「眠らない街、新宿」みたいな感じ。自分達の知らない所に、そういう風景があるんじゃないかと。イメージです(笑)。妖しい感じも東京の裏の顔なのかなと(笑)。

■3曲目“翳りの街”がまた染みますね。

YUMI:仮タイトルが“大都会”(笑)。『太陽にほえろ』で、最後にボスがこうやってる感じ(笑)。

■こういう歌モノって、少し前の“ウツクシイカゼ”も名曲ですが、自然にやるようになったのはいつ頃からですか?

KAZI:最近ですね。“ウツクシイカゼ”もデカかったと思う。昔だったらスタジオで出来たとしても、みんなで「こんなの俺らじゃない」と言ってボツにしてたんですけど、出し惜しみとかは止めて演ろうよって。
YUMI:良い曲だしね。どんどん演っていったら、やっぱりREDЯUMの色になるんじゃないかなって。
KAZI:今回は演りたい曲調を演ろうと。自分達の考えとか、人から見たREDЯUM像じゃなくて。もちろん1st、2ndのいわゆるトリップホップも好きで、POTISHEADやMASSIVE ATTACKに感銘を受けて始めたし。今でもそれは4人の中にありますけどね。自分達は進化してるし。今はどういう形にしろREDЯUMになるから。

■以前からジャンルでなく、本当にREDЯUMでしかないですね。最近、REDЯUM界隈のシーンも出来つつありますし。

KAZI:マジですか!? そんなのあるんですか?(笑)。

■それは新宿ロフト、池袋CHOP、水戸ライトハウスとかで起きてますかね(一同笑)。――まずREDЯUMの今作を、少なくとも東京で暮らす人は必聴ですね。

KAZI:東京で暮らす人と、暮らしてた人と、これから暮らすかもしれない人も聴いてほしい。

■ワンマンライヴが1並びの日(11/11)にありますが。

KAZI:リハも良い感じで、かつての感じを取り戻してる。SOTOさんは2年半ぶりくらいだけど、全然ブランクを感じさせない。今回は全音源から1曲ずつチョイスする感じです。
YUMI:古い順から演っていくんです。
KAZI:だから最初から観れば、REDЯUMの変化が解って、歴史を見れるかなと。自然な流れで聴けると思う。
YUMI:やっぱり今の自分で歌うので違う感じになってて。昔の曲を演るのが逆に新鮮ですね。またこの4人のREDЯUMで演れる事も嬉しいし。だから自分も非常に楽しみです。

■必見ですね。今後の展望とかは?

KAZI:音源はどんどん作って、変わり続けたい。メンバーにも言ったのが「期待を裏切らず、予想を裏切っていこう」と。その時々で、みんなが面白いと思った事をやって。……今の世の中、暗い事ばかりじゃないですか?バンドをやってて楽しいですけど、そこで「楽しく行こうぜ」っていうのも聴くけど、もっとその現実を直視して、それでも生きてんだよっていう方が、やっぱリアリティを感じるし、そっちの方がグッとくるから。俺とかバンドブーム世代なので、ロックスター幻想みたいなのを持って東京に出てきたから、やっぱ「バンドやって売れて」ってあったけど、今はそういうの無いじゃないですか。俺らももうそういうのは捨てようと。音楽で食うんじゃなくて、音楽をやる為に食うっていう。その為に仕事をするのって素晴らしいと思う。――野心を失った訳ではないですけど。何かと不自由がある中で、音楽を演る事ってすごく自由じゃないですか。裸になっても何やってもいいし。こんな自由な中で生きてる事って、そんなに無いから。

■普通のサラリーマンだったら無いですからね。

KAZI:好きな仲間で集まって、スタジオで自分達だけの曲を作る喜びって他に無いと思うんですよ。SOTOさんがまた入った時に、改めてそれが蘇った。この4人で11年前に初めてスタジオに入った時に大雪だったんです。スタジオを3時間予約してたんですけど、車がスリップして4人で2時間半も車を押したんです。その時、俺はすごく嬉しかった。4人揃って初めての共同作業が(笑)、車を押したっていう。なんかその時の感覚が蘇ってきた。それが『TOKYO』に繋がってくるんですけど。あと直己(ex.THE BACK HORN)と祐也(無限マイナス、ex.COCK ROACH)という2人が全力で(ベースの)サポートしてくれたから今がある。SOTOさんが戻るって決まったら、2人ともすごく喜んでくれたし。

Interview&Text : 田代 洋一


JUICE→http://www.juicemusic.com/

コメント(4)

“音楽で食うんじゃなくて、音楽をやる為に食う”このコメント、胸の中央に
グッと来た。
朝日みたいに差し込んで来た強い光、意志。
(*u_u)さて、明日こそREDЯUM“TOKYO”を買いにゆきますぞっ♪
満を持して完全復活ですね!ぜひとも仙台とかの地方にも来て欲しいです。
碧道aomichi>ありがとう!!
「TOKYO」堪能してください!

ゆ。>完全に復活します!!
仙台必ず行きますよー
来年になりますが待っててください!
やっと読めました☆インタビューアップありがとうゴザイマス!!!
シングル『TOKYO』の第一印象が『大人の音楽』だったので、なるほど〜と、納得デス。

明日はいょいょ大切なライブの日ですね!行けなくてめっちゃ残念ですが涙思いっきり楽しんで下さ〜い☆

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