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都市計画・都市再生コミュの都市再生とリノベーション

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 リノベーション(修復、改造)が昨今の都市再生のトレンドになってきていますよね。長屋や町屋などをカフェやショップに転用したり、オフィスビルを住宅として利用したりと、今あるまちの資源を有効に利用してまちの活性化を促そうという動きが活発に起こっているといえます。
 日本の建築に関しては、耐久性や保存性の問題もあって、リノベーションを行うよりも潰して建て直した方がコストパフォーマンスが良い場合もありますし、省エネやバリアフリーなどの現代問題とうまく噛み合わない場合もあります。
 それでも、再開発事業がしばしば非難を受ける中で、上記に挙げたようなリノベーションによる再利用は肯定的に捉えられ、僕自身「リノベーションすれば、少なくともそれは無条件に素晴らしい!」と思い込んでしまいそうになってきており、それに危険を感じています。
 
 昨日、偶然それに関連した事柄に言及している論考を読んだのでその箇所について紹介します。

『再生という言葉に対して、エボリューション(evolution)という言葉がある。これは、展開、発展、進化を意味する。都市は厳密には元に戻らないものであり、元あった状況に類似した新たな状況が生まれることはあっても、元あった状態になるわけではない。そのような点から考えると、都市再生とは、都市を新たな状態に移行させることになる。つまり、都市を再構築することであると考える。』

コメント(11)

あんまり考えなしに思ったことだけをとりとめもなく・・・。

木造建築物に関しては、まだまだ改装や補修を行えば利用可能な
モノが多いように思います。建築が専攻ではないので詳しくは
分かりませんが、木造の方がコンクリ造より耐久年数が長いのは
確かなようです。

そういった前提と、近年のまちのコアとなりうる建造物を活かす
という方向性の両方が合わさって現在のような状況にあるのでは
ないかと思います。

ただ、木造建造物のリノベーションをする際に、コンクリや鉄骨で
補強するの、あれはどうなのかなあ?とは思って眺めています。
繋がりが理解できませんでしたorz

経年変化に対応させていくと捉えたらいいのかなぁ?
どうも。ややこしい事書きまして…。

最近、リノベーション建築が賑やかで、触れ込みには必ずと言っていいほど「都市再生」って出てきますよねぇ。そういうの見てると、ついうっかり「都市再生とはリノベーションすることだ!」って万歳三唱しそうになってしまってて、そんな折りに、リノベーションも含めた都市再生のあり方についての文章を読んでわかりやすいお手本的文章だなぁと思ったのです。

「リノベーション?=都市再生??」って陥った時は、「かならずしもそうじゃなくてエボルーション!」って修正しようと思います。

まぁあくまでタイトルは「都市再生とリノベーション」なんで僕の発言とかそんな気にすることなく、どうぞその辺りで何でも話してください!
はじめまして。私の専攻は社会学なのでそういった立場からの書き方になりますがご了承ください。

ササWOWOWさんのお話はいくつかの軸があるように思われますので,強引に整理するとリノベーション/再開発事業を駆動する論理には主に以下のようなものがあると便宜的に捉えられます。
・リノベーション
 - 経済(e.g. オフィスビルを住宅として利用)
 - 文化(e.g. 長屋や町屋などをカフェやショップに転用)
・再開発事業
 - 経済
 - 政治

この対比のなかでリノベーションは(少なくとも表面的には)資本や政治の論理だけでなくとりわけ市民的生活の「文化的伝統」を重んじているように見えるため,感情的にプラス評価されやすいのかな,と思います。ところが,工学的な面から見ると必ずしもいいことばかりじゃないよ,というわけですよね。だからササWOWOWさん的には特に文化的イメージの虚偽性が問題だ,ということではないかと(違ってたらごめんなさい)。

オチが当たり前のキレイごとになってしまい申し訳ないのですが,「進化」という言葉を使うのならば,「進化」とは本来「発展」とか「より良い」という発想とは無縁で「環境への適応のための変化」くらいの意味ですから,資本,政治,文化,技術といった都市計画を取り巻く多様なファクターの中でそれらをどう上手く調停していくのかが問題となるといえるのではないでしょうか。長くなってすみません…。
良く分かりました。ありがとうございました。
都市再生=都市を再構築する=evolution
ってことですね。なるほど〜。
renovationは、修理とか修復って意味が強いですしね。
ども。この手の話では、リファインって言葉が好きですね。

以下はその説明。

すべての分野で施設が不足していた20世紀はすでに終わり、「床が余る時代」を迎えた21世紀は、建物を新築し続けることに大きなブレーキがかかっています。また環境保護の意識が高まるなかで、大量の建築廃材を放出するスクラップ&ビルドの発想にも厳しい目が向けられています。いま求められているのは、建物に巧みに手を入れて長寿命化し、長い時間をかけて使い続けるヨーロッパ型の「石の建築文化」。そこに登場してきたのが「リファイン建築」です。老朽化した建物の80%を再利用しながら、まったく新しい顔と用途を持った建物に生まれ変わらせることを可能にするリファイン建築は、まさに21世紀をリードする先進の建築技術といえるのではないでしょうか。高齢化など新たな行政ニーズへの対応が迫られているにもかかわらず、自治体の財政は厳しくなる一方です。民間でも、築後30年以上経過し老朽化した大量のマンションや賃貸ビルなどが、資産価値の低減に悩まされています。建て替えの1/2のコストで建物を生まれ変わらせることのできるリファイン建築こそ、こうした諸問題を見事に解決する画期的な手法となることでしょう。
済みません。
リファイン建築がよく分かってないので教えていただけるとありがたいのですが・・・

ヨーロッパの石の建築文化は、地震のほとんど起こらない地域性をもって成立していると考えています。
翻って日本は極めて地震の多い国で、ご存知の通り、耐震性や免震性が大きく求められています。

リファイン建築っていうのは、そういった耐震性・免震性を十分に担保しながら実施可能なものなのでしょうか・・?

ヨーロッパの友人たちと、日本の地震がヨーロッパで起きたら、ヨーロッパの建造物は崩壊するね なんて話をよくするものですから、ついつい気になってしまいました。
ども。難しさはありますが、耐震性・免震性を十分に担保しながら実施可能だと思います。補強することによって。その辺の技術は進歩しているらしいです。構造の専門ではないので詳しくは知りませんが。

工事単価をたたかれ続けながら新築を続けるのには、そのうち無理が生じる気がするので、リファイン流行るんじゃなでしょうか。
函館のすずめです。↓函館の事例
http://www.ehako.com/news/news/4596_index_msg.shtml
事例ありがとうございます>すずめさん

なるほど>kantaさん
可能なら間違いなく流行ると思いますよ。
視点は既に、スクラップアンドビルドより、如何に長い期間もたせていくかとに変わりつつありますしね。
土木でも変わってきているはず。。。
リファイン:洗練すること re-fine
コレ良い言葉ですね。

今この再利用建築がトレンドとして時流に乗っていることのひとつの大きな役割として、都市に手を加えようとする際にこうした再利用の考え方が、まず第一に考慮すべき選択肢になる(経済性、法的条件、環境性、防災性…との兼ね合いを含めて)ということが挙げられるのかなぁと思いました。

こういうものの良さのひとつに、再利用することで、その物件が元の姿の匂いを思わせて、それが新しい用途の魅力になることがあると思いました。オフィスビル→住宅への転用でも、元々オフィスとして使われてきた建築であるためにどうにも変えることができずに残ってしまう特性があって、それがその住宅の個性につながる、これはゼロから思うように作ると実現できない性質ではないかなぁと思います。不自由さは捉え方次第で可能性になる、というのを示している好例ではないかと。
こういう再利用の考え方をもっとマクロに、都市に適用できればおもしろそうかなぁとぼんやり考えてみたりしました。

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