ラーメンレポート発表会コミュの我馬の新しい店

モンガさんその他４．５名の方々がそろって、我馬の新しい店を褒めてるから、ワテも出かけました。

２月２８日午前１１時３分前に、我馬皆実町店へ到着。
開店前の気合いを入れてる最中らしい。少々お待ちくださいと外のベンチへ掛けろと言う。勿論ムチャクチャ丁寧語で語られるから、こそばゆいだけでなく、ソウルフルには聞こえない。つまりはうわべだけのようだ。NYから帰国して丁度１年が過ぎた。どうも最近のというか３３年間離れていたから、日本の事情が全然分からないし、このようなバカ丁寧さには辟易する。ずっと以前やはり広島で、とある喫茶店に飛び込みで入った。かなり高めのテーブルで、ボックス席の様な所で、上品な若いウェイトレスが、跪いておしぼりを差し出して来た。テーブルの角に彼女の顔が当たってしまいそうだった。コリャーちと堪らんととりあえずは、受け取ったが、コーヒーを持って来た時も同じ動作でスゴく不自然だけでなく、顔の上までコーヒーを持上げて置くという至難の業をやってるから、思わず「頼むから跪かないで、普通にして下さい。わしゃ王様でも大臣でもないよー。」とのたまわった。それでも止めない、いや止められないらしい。その店のやり方だそうな。ムッタク馬鹿げてる。

さて、コクのある豚骨スープと、魚介系スープとを混ぜた豚骨スープがあって、混ぜスープの「じゃじゃ馬」で行った。ほんじゃが、朝一で来て一人で貸し切り状態なのに、１０分以上も掛かってやっと出て来る。しかし、良ーく考えてみると、一番の客だから非常に丁寧に作っていただいたのかも？？？　カウンターの目の前でつくってるのだが、視線の高さからでは見えなくなっていても、料理人の動作から何となく、その丁寧さがうかがえた。これで一気に期待が膨らむ。ところがウェイターのバカ丁寧な言葉使いに加え、箸立ての箸まで抜いてくれたのだ。勿論悪いとは思わないが、バカ丁寧と丁寧の差がお分かりになる方でないと、この話はしてもしょうがない。でも何のために箸置きがあるのか？　わざわざ取ってくれるのがお客に対しての丁寧さならば、ちゃんと袋に入った割り箸を持ってくる方が正解だと思う。高級なラーメン屋にするなら、それなりのバランスを考えた方がイイのではないかなあ？　おそらく客が満杯時にはそんなサーヴィスはしてくれないだろうから、朝一の客としてもてなしてくれたのだろうけど、過ぎたるは、、、の話でした。

ようやっと、ラーメンの味の話まで来ましたね。一口に言うと私の感想は、マズかった。スープの味は旨かったが、これを書いてる今も、食後２時間後も唇にはスープの脂がぺたぺたと感じられます。食べてる間はこの脂は感じなかったのだが、帰り道の２号線の交差点辺りからどうしてなんだと考えたが、サッパリ分からない。あとは具が全く合わないですね。特に茹でたキャベツのごわごわ感とメンマの太さは、細麺とのバランスが考慮されていなかった。これも考え過ぎのラーメンでしかないのかなあと思います。