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L'Arc〜en〜Cielの詩を考えるコミュの【自由への招待】

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ある隔離病棟の一室に縛られた女。
彼女を拘束している腕輪が外の世界へとワープし落とされる。
街の中でそれを拾い上げ、腕に嵌めてみる男。
すると突然腕輪は引力を受け、ある方向へと男を連れて行く。
彼は何かに掴まって必死に抵抗しようとするが、暴走を止める事はできない。
やっと引力が弱まると、今度は地面に"Please,help me."というメッセージが浮かぶ。
彼は冒頭の女の存在を思い出したかのように、自発的に腕輪を着け直す。
そして導かれる方向へ、自らの力で駆け出して行く。
ラストは隔離病棟の中で響く銃声・・・


歌詞とPVから浮かび上がってくるストーリーとして、まず引き離された男女が再会へ向かっていく、というものが考えられる。しかしそれでは「ねえ誰か 自由への招待を!」という台詞が浮いてくる。愛する人との再会のために、不特定の第三者へ懇願するような心情などありえるだろうか?

もう一つ疑問がある。それはPVの男が、女の存在を忘れていたことだ。

わけわからん・・・

しかしここで次のように考えると、歌詞の意味が一貫して捉えられる。
「拘束されている精神病患者のような女は、主人公の抑圧された『アニマ』だった。」という設定だ。もう少し簡単に、「歌詞の中の『君』=『なりたかった本当の自分』」としても良いかもしれない。

*ユング心理学の概念。男性は外の世界に向かっては男らしく振る舞う事が求められる。しかし自分の心とつきあって行く上ではむしろ自分自身に対して女性的な振る舞いが求められており、前者の人格像を「ペルソナ」、後者のそれを「アニマ」という。女性の場合はこれが全く逆になる。つまり自分自身に対して男らしく振る舞うこと。これが女性の強さの秘密じゃないのか・・・

ではこの設定を仮設して、歌詞を捉え直してみる。




暴走への誘惑 渋滞にて最悪
抑えてる状態 自由への招待

足取りは遅く 中指は早く
不機嫌な表情 手に負えない症状

→社会的に良しとされないような願望・欲求を無意識の内に抑圧してしまった心理状態の描写。


急いで 君への迷路を駆け回る(by アニマ)
どこへ行くかは勝手だけれど邪魔だけはしないでくれる(by ペルソナ)

→この段階でアニマは無意識下に沈められているので、意識的に制御できない。無意識の側から意識の側へ
 自己の統合を働きかけるが、それを拒もうとする意識の働きがある。


悲しいほど 君に 伝わらない
この気持ち 大切にトランクにつめて

→アニマは一度ペルソナへの呼びかけを諦めるものの、次の機会をうかがう。


目障りな休日 温厚な体質
今だけ特別 許せよ毒舌

→ここは結構ポイントになるところ。まずなぜ休日が目障りなのか?それは忙しい日常に埋もれて自己と向き合う事を回避してきたのに、休日ともなると無意識の働きかけによって自己嫌悪に陥るからだ。


なんて 目まぐるしい時の回転
飛び交う 街中の喧噪を追い越し少しでも君(=ペルソナ)に

逢いたいのに いつも 上手く行かない
でも願う 今日こそは狙いを定め
隙間を抜けて笑顔の彼方へ

→時が「回転」するという言い回しは、くだらない日常を繰り返すだけというニュアンス。外からのさまざまな刺激(仕事・家庭etc)を振り切って、内なる声に耳を傾けてほしいというアニマの願い。


もう二度と今は戻らない 追い越す過去
あざ笑うような未来見つめたまま

→この問いに対する答えは、各人が見つけ出さなければならない。それにしてもhydeさんはギターソロの前に重要なことを言うことが多いな。





アルバムの中でも内省的と言えるこの曲は、現代人が最も克服すべき課題を示してくれている。Awake for freedom!

コメント(6)

過去の写真・・・ありました!!見落としていました。
おそらく統合されたというより未分化な状態の象徴でしょうか?

逆方向に走り出している、というのはPVを見たところ微妙ですね。
ただ最初偶然に落ちてきた枷は、自らのコンプレックスを乗り越えるチャンスは、ある時突然に、そして必然的に布置されるということ。そしてそれを乗り越えるには自らがコンプレックスを認識し、自力で乗り越えることが必要であると。そういう構成でしょうね。

最後のシーンは辿り着く寸前で、監視社会に抹殺されるというBad Endだと思っていました。確かに聴いてみるとノックの音、という方が自然ですね。しかし彼女が眠りについており微動だにしないところは、ラルクらしいというかなんというか・・・

それと「この気持ちトランクに詰めて」のフレーズは、「この気持ち」が「目的地」に辿り着くまで使われることのないお荷物である、むしろ燃費を悪くするものである、というような書き方に、ただドライブを気まぐれで引用したのでないことがわかりますね。

それにしてもtetsuyaの楽曲は音からイメージが得られにくいので、解釈が難しいです。
逆走、していますね。
とすると最初はどこへ導かれていたんでしょうか?
枷が一度外れて"Please, help me."とのメッセージが刻まれる辺りは、PVの視聴者への説明のために差し込んだシーンにすぎないと思っていたのですが・・・

ひとつ思ったのはPVの撮影地として、最初は街中から郊外のようなところへ向かっています。これはまさしく喧噪から抜け出して行こうとしているのでしょうが、そこは現代人の宿命でしょうか。最後は再びビル群へと駆け出していくように見えます。

もし当初「逆走」しているとするならば、それは人が無意識の呼びかけに対して誤解し易い、ということへの注意と取れます。逃避するのではなく、あくまで日常の延長線にこそ本当の自分を築き上げていくべきである、と。

うーん、なんか無理くりな解釈しかできないのですが、どうなんでしょうか。

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