偽ダッシュ村開村計画コミュの2011.12.24（土）クリスマスイブ合宿

寒田の冬は寒い

ましてや初老の男が４人
クリスチャンでないといえど、イブに集うとなるとその度合いは増す

日が暮れる前に入村し、ポンプを設置し焚き火と露天風呂の火を熾すのは
いつも週末庵先生である

私はといえば、通勤路に蒔ストーブの店があることを最近知り
寄っては見たものの心地よさに長居をしてしまったのと
コンビニとホームセンターでririkoさんに怒られないようしめ縄と
プラスチック製の鏡餅を購入したため１９時に到着してしまった
駐車場からの上り坂を息を切らせながら上がるが、
通いなれた道とはいえ真っ暗、眼を凝らしながら進んでいくと
足元の感触が不意に変わった
積雪だ

標高で言えば数十メートルも違わないのに、ふもととは全く違った
焚き火の明かりがほっとさせる
落ち着くまもなく、風呂につかる
露天風呂周りのデッキは落ち葉と雪が積もっていたが、
風呂の中はもちろん別世界
蒔で炊く風呂は湯もちがする、というのは科学的にはどうなんだろうか
風呂を出ても不思議と湯冷めしない
あとの二人を待つ間週末庵先生と焚き火周りで暖をとる
やはり焚き火は夜に限る
はぜる音とともに、火の粉が生まれたての螢のように空に舞いすぐに消えていく

そうこうしていると村長と棟梁が平均年齢を上げにやってきた
いきなりにぎやかになる

棟梁自慢の刺身とオリジナル丼、村長が奉行を務めるたこ焼き
週末庵先生持参のニワトリのあし
寂しさを演出するために私が買ってきたコンビニの安ケーキ
他の２人は棟梁のつけるふくひれの燗をいわれるがまま何杯も飲み干す

無双窓の隙間からボタン雪が見えた
ホワイトクリスマスだ
親父どもがはしゃぐ、雪だるまを作る、

無精とも洒落とも区別のつかぬ髭面が
都会の喧騒を否定しつつも、若干の羨望をもって
渋さとは程遠い苦笑いを浮かべる

「誰もこんねぇ」
お約束の言葉をつぶやきながら
夜は更け、酔っ払いは眠りについた

翌朝は蕎麦の実をごみと分離する作業を
行い、昼前には撤収となった

今年もお世話になりました
来年はもっと華やかなクリスマスイブを過ごしたぁ～～い！！

来年もよろしくお願いします
よいお年を　　　　　　　　　　　　　　by村民一同

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 12月29日 22:53

へぇ。。。クリスマスイブの夜に男前４組！！
なんだかぁ～怪しい臭いがしますね。

当初は翌日大掃除へ伺う予定でしたが
毎年恒例のキムチ漬け＆忘年会の準備で
前日からの仕込みに、当日朝からの作業。

夕方からは、来客人のために鍋２回と餃子３回焼いたら
さすがにクタビレテ早々に退散。

寒いし、多分雪だし、今年２月の村へのシャリシャリ氷の県道を
思い出して、布団の中で思案している内に
二度寝してしまった次第です