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映画評論(ゲイのみ)コミュの2008年ベスト&ワースト

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●実録連合赤軍・浅間山荘への道程

若松孝二の力作。この映画が今という時代に突きつけるものはとても大きいと思う。モデル系イケメン揃いなのもプラスα。

●トウキョウソナタ(写真左)

家族を描いた秀作はいくつかあったけれど、個人的にはこれがベスト。黒沢清の新境地にしてその経歴の中でのベストの1本。親に隠れて米軍に入隊する長男を演じる小柳友がカッコよい。

●ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

ポール・トーマス・アンダーソンの最高傑作。アカデミー賞の監督賞は彼にあげたかったですね。

●4ヶ月、3週と2日

冷戦末期のルーマニアを舞台にして、ある女性の堕胎騒動について描く力作。


今年は映画祭で観た作品に忘れがたいものが多かったです。ミニシアター不況の深刻化によりこれらの傑作群がまったく公開の見込みがない、というのが悲しいところ。

●ゴモラ

東京国際映画祭で上映されたイタリア映画。カンヌ映画祭でグランプリ受賞。
マフィアが様々な産業を牛耳り、いかに人々の生活に影響を及ぼしているかを描いた社会派の力作。ギャングに憧れる10代の男の子、中国人に違法な形でデザインを教えるアパレルデザイナー、不法廃棄物の処理に関わるビジネスマンたちなど、複数のエピソードが交錯して重厚なドラマを作り上げていく。とにかくパワフル!

●スリー・モンキーズ

これも東京国際映画祭で上映されたトルコ映画。同じくカンヌで監督賞を受賞。
選挙を間近に控えたある政治家が交通事故をおこすが、出所後も面倒を見ることを引き換えに自分の運転手に罪を被ってもらう。残された妻は夫がいない間、次第に政治家と深い関係を持つ。大学受験に失敗して、両親に反抗的な一人息子は彼らの関係に気づくが・・・。

ある事件をきっかけにバラバラになった家族が、再び絡み合い、破滅していく様を抑制された描写で淡々と描き出していくもの。
色調を抑えてモノクロのようなタッチで捉えた映像、細かい効果音や音楽の使い方など、あらゆる点において繊細さを発揮して、一瞬たりとも目を離すことができない。

●静かな光(写真中央)

スペイン・ラテンアメリカ映画祭で上映されたメキシコ映画。去年のカンヌで審査員賞を受賞。
メキシコのある州で自給自足の生活を送るある宗教一派の人たちを描く。彼らは戒律を守り、電気や水道も引かず、生活の大部分を自然な営みに合わせて、農業をしながら暮らしている。そこの1人である中年男のジョアンは妻子と一緒に平凡な生活を送っていたが、ある時若い女性と関係を持ってしまう・・・。

その土地に生きる人々の姿を自然主義的なタッチで描いていく。淡々とした描写の連続なので、やや忍耐を要するかもしれないけれど、とにかく映像の持つ力が凄い。

●頭のない女

同じくスペイン・ラテンアメリカ映画祭で上映されたアルゼンチン映画。
裕福な歯科医であるヴェロニカは、ある時一瞬の脇見運転で何かを轢いてしまう。はたしてそれは動物だったのか子供だったのか。その経験は彼女を怯えさせ、精神状態を不安定にさせてしまう・・・。

閉塞感のある1人の女性の心理状態を禁欲的な演出スタイルで淡々と描いたもの。主演のマリア・オネットが実に素晴らしい。

●木のない山

東京フィルメックスで上映された韓国映画。
ある幼い姉妹が母親の身勝手な理由により叔母の元に預けられる。二人は母との再会を熱望するが、アル中気味の叔母は彼女らの面倒をみることができない。仕方なく姉妹の祖母の家に彼女らを連れて行くが・・・。カナダ在住の韓国人女性監督による傑作。どこにも歓迎されない孤独な姉妹を繊細なタッチで捉えているけれど、感傷を一切排したある意味冷徹で強度な視点がこの映画を類いまれなものにしていると思う。子供の視点から見た細部の描写が実に素晴らしい。

韓流の失速が話題になっているけど、他にも『許されざるもの』『黒い土の少女』『ブレス』『シークレット・サンシャイン』という秀作もありましたな。

●バシールとワルツを(写真右)

こちらも東京フィルメックスで上映されたイスラエル映画。
映画監督であるアリは、ある男から毎晩猛犬に追われる夢を見て悩まされていると聞き、それが自分も従軍した80年代初めのレバノン戦争に関係があるのではと疑う。戦争についての記憶を失っているアリは、かつての戦友たちに聞いて回る。ドキュメンタリーをアニメーションで描くというユニークな試みが成功した大傑作。自由奔放なイマジネーションのもと、イスラエル軍がパレスチナ難民を大量虐殺した事実に迫っていく。観た後、しばらく席が立てないくらいの衝撃があった。

ワーストはいくつかあるけど、とりあえず『レッド・クリフ Part1』

コメント(32)

ベスト
「WANTED」遊び感覚一杯の劇画映画。

ワースト
最近のだと「地球が静止」、「レッド・クリフ」
ベストはSean Penn主演のMilk。Sean PennがHarvey Milkになり切っていて、役者としてあっぱれでした。Sean Pennは、そう言えば、監督したInto the Wildも素晴しかったです。
Brad PittとCate BlanchettのThe Curious Case of Benjamin Buttonも、大河映画って感じで、良かったです。
邦画だと、「ハンサム☆スーツ」と「パコ都魔法の絵本」と「ICHI」が楽しめました。

ワーストは、、、、
う〜ん、なんだろう、、、、年の初めに見た映画で気に入らなかったのは、もう記憶に残っていない、、、ワーストというんじゃないけれども、期待していたものと比べてがっかりしたというんだったらWALL-Eかも。
邦画のワーストは「251 生存者あり」でした。
僕のベスト3は
1位「テラビシアにかける橋」
2位「28週後...」
3位「ウォンテッド」

1位の「テラビシア〜」は、ファンタジーでありながら現実世界がしっかりと描かれている素晴らしい作品で、たくましい少年へと成長していくラストシーンはとても感動的でした。

いっぽうワースト3は
1位「プルミエール 私たちの出産」
2位「ヨコヅナ・マドンナ」
3位「D−WARS」

1位の「プルミエール」は、自分では出産を経験することができないので(子供をつくるという選択肢自体ないので)、映画で疑似体験を!と思って観に行ったんですけど、僕の場合、癒しも感動もまったくなかったです。
劇場公開された映画を今年32本観ただけなので母数が少ないんですが、今年も邦画が面白かったと思いました。面白いと感じるところが同じになりやすいんでしょうかね。

自分的お勧め映画
1.陰日向に咲く
2.アフタースクール
3.告発のとき
4.イーグルスアイ
5.ザ・マジック・アワー

ガッカリ度が大きかったのは大作「レッドクリフpart1」。中国では興行収入記録作ったとかでしたけれど、100億円も使ってこれかよ、と思いました。宮崎駿さんの「崖の上のポニョ」も、かつての濃密さや大胆さが薄まった感じを受けました。
ベスト

THE BUCKET LIST

BEFORE THE DEVIL KNOWS YOU'RE DEAD
アフタースクール

ワースト

SHUTTER

ホームレス中学生

JUMPER
ベスト 『つぐない』

     久々に、映画的な映画を見たっ という気にさせてくれました。

ワースト 『252 生存者あり』

     週刊文春の星取り表で、あの品田雄吉さんでさえ、
    辛い点をつけていたので、もしやと思いましたが、やっぱり、
    悲惨な映画でございました。『感染列島』はどうやろ〜。
ベスト
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
ダニエル・デイ・ルイスの圧倒的な存在感が、成功し高みに昇る男の狂気と孤独を見事に表しています。

『ダークナイト』
極めて暴力的な描写でありながら、格調高い映像美で、徹底的に且つ哲学的に悪を描き切ったアメコミ映画の最高峰。ヒース・レジャーが演じた今回のジョーカーは映画史に残る新たな悪役だと思う。

他には『つぐない』、『潜水服は蝶の夢を見る』、『ノーカントリー』。


ワースト
『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』
ソ連軍のアフガニスタン侵攻を撤退させた主人公の動機はもとより、ジュリア・ロバーツ演じる女性との関係性も希薄。トム・ハンクス他の豪華な俳優を起用しながらも、その演技力をまったく引き出せていない。脚本も演出も退屈極まりない。
自分が観た中では、ザ・マジックアワー、リアル鬼ごっこ、ハンコック、面白かったです。

インディジョーンズ・クリスタルなんとか、崖の下のポニョ、私は貝になりたい、面白くなかったです。
私の洋画ベストは
1位「ダークナイト」
2位「ノーカントリー」
3位「つぐない」
4位「Happy-Go-Lucky」(「秘密と嘘」のマイク・リー監督の新作・米国で鑑賞)
5位「潜水服は蝶の夢を見る」(フランス映画)
6位「Burn After Reading」(コーエン兄弟監督の新作・米国で鑑賞)
7位「魔法にかけられて」
8位「Ghost Town」(B級ロマンコメディだけど好きです・米国で鑑賞)
9位「HANAMI」(ドイツ映画祭)
10位「REC-レック](スペイン映画・怖かったけど最高でした!)
「インディ・ジョーンズ」「アイアンマン」「バンテージ・ポイント」などの大作を見て結構楽しんだが、私の厳しい評価は上記どおりです。今年行った北アイルランド映画祭やドイツ映画祭の作品を数本見て、それぞれ秀作ばっかりで良かったんです。

邦画ベストは
1位「おくりびと」
2位「マジックアワー」
3位「ハンサムスーツ」
4位「母べえ」
5位「ハッピーフライト」
6位「築地魚河岸三代目」
7位「僕の彼女はサイボーグ」
8位「容疑者の献身ーX」
9位「陰日向に咲く」
10位「アフタースクール」
蔵原惟よし監督特集を見て印象に残った1本は石原裕次郎主演の「憎いあんチクショウ」でした。

ワーストは「イーグル・アイ」です。

皆さんのように沢山は観てないんだけど、、、。

今年のお気に入りは
「潜水服は蝶の夢を見る」と「ぼくの大切な友達」かな?
「ノーカントリー」もあの緊張感がイイダス^^。


ちと、う〜ん?って感じだったのは
「マイブルーベリーナイツ」かな?
そんな悪い作品ではないと思うんだけど、、、、。
やっぱり女優さんと歌手は舞台が違うな〜って感じだす。
ノラジョーンーズは全然可愛いんだけど、ハリウッドの女優さんと並ぶとね〜、、、。って感じだす。





今年は忙しくて映画を全然観に行けなかったのですが、観た映画の中でとりあえずつけようと思います。

良かった映画…「クライマーズハイ」「DIVE!!!」「ザ・マジックアワー」
ワースト映画…「まぼろしの邪馬台国」「神様のパズル」
BEST・かどうかはおいて置くとして
「アフタースクール」「ブーリン家の姉妹」「WALL-E」は良い映画でした。

反対にヤバメの映画は比較的避けて通れた年でしたが
↓だけは運悪く観てしまいました
「神様のパズル」

文句なしのワーストです。
ベストは、
○「ダークナイト」
 ヒースの演技や、ただのアクションじゃないストーリー展開、素晴らしかったです。

○「SEX AND THE CITY」
 ドラマを全部観たので、久々に4人の姿が観れてうれしかったのと、サマンサの最後の台詞がよかったです。

ワーストは、
○「ハプニング」
 M・ナイトシャマラン監督は好きなのですが、このストーリーの荒さにはびっくりしました。どうしても「シックスセンス」と比べてしまう自分もいて、今回はかなりの駄作でした。この監督、もういい作品は撮れないのでしょうか?
残念です。

○「P.S.アイラブユー」
 盛り上がりに欠ける映画。予告で期待しすぎて、つまづいた作品です。
ヒラリー・スワングが、頑張ってかわいらしくしていたのが印象的でした。

○「魔法にかけられて」
 この映画も期待していたのですが、微妙でした。
実写とアニメの組み合わせ、やはり無理があったような気がします。
曲も微妙でいまいち引き寄せられなかったです。



洋画ベスト10です。
01.テラビシアにかける橋
02.ダークナイト
03.君のためなら千回でも
04.ミスト
05.魔法にかけられて
06.バンテージ・ポイント
07.セックス・アンド・ザ・シティ
08.イントゥ・ザ・ワイルド
09.WALL・E ウォーリー
10.インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

邦画ベスト10です。
01.西の魔女が死んだ
02.ぐるりのこと。
03.しあわせのかおり
04.おくりびと
05.歩いても 歩いても
06.青い鳥
07.アフタースクール
08.容疑者Xの献身
09.あの空をおぼえてる
10.百万円と苦虫女

ワースト作品は洋画が「ジャンパー」、
邦画が「少林少女」です。
細かく突いていくと、何が良いか悪いか分からなくなるので、良くも悪くも記憶に残った映画をあげます。


・バンテージ・ポイント
 同じ時間帯を別々の視点で何回も見せるという演出で、人が簡単に騙されることを暗に象徴する作品だと思います。意図したかどうかは知りませんが、メディア・リテラシーの大切さが分かります。

・大いなる陰謀
 話の流れは退屈だけど、この映画が伝える意味を考えた時に、静かに心に残ります。こういった作品が日本映画には無いのが残念。それこそこの映画が伝えたい本質のように思います。

・ミスト
 こんなにラストが衝撃的な映画は初めてといっても間違いない作品だと思います。原作のラストとは違うラストにしたようですが、これは成功していると思います。ネタバレになるので書きませんが、これは考えれば考えるほど傑作です。

・ナルニア国物語第二章
 前作よりも質はかなりいいと思います。話は普通の想像通りの映画ですが、次に繋がるいい終わり方でした。
個人的にはハリー・ポッターやロード・オブ・ザ・リングよりも親しみやすいです。

・山桜
 2008年で最も爽やかなエンディングの作品でした。台詞がそんなに多い映画ではないけど、思い出そうとすると、情景が鮮やかに浮かんでくるので、監督の撮り方がすごくうまいのだと思います。

・クローバーフィールド
 映画って撮り方によってこうも面白くなるんだと思いました。話を説明すれば、ゴジラとそう変わらないと思うのだけど、これは同じ部類の映画では無いですね。

・カンフーパンダ
 アメリカのアニメはどうしても日本のアニメとの違いを意識してしまうのだけど、これは日本のアニメを見ているようで、すんなり受け入れることができた個人的に珍しいアニメです。逆に日本アニメの動きの弱さがよくわかります。

・ダークナイト
 これはどこどこが良いとか言うより、どこも突き崩す部分が無くて、同じモチーフでこれ以上のものは作れないだろうと思うほど、完成されていると思います。エンドロールに入った時の衝撃はダントツ。

・おくりびと
 死を扱った話だから、生というのが際立ってくるのだろうけど、本当に生を大事に思えるようになる心温まる映画でした。

・宮廷画家ゴヤは見た
 ドシンと心に重く残る映画です。こんなに重い話でも受け入れられるのは脚本と演出が本当に良いからだと思います。日本の中途半端な歴史物とは比べようが無い。(この映画は歴史物ではないけど。)ナタリー・ポートマンがこんなに凄い女優だと知らなかったです。ブーリン家のナタリーも良かったけど、こんな演技が出来るとは。


(ある意味)良
・D-WARS
 最初はやっちまったな〜と思いましたが、途中から、これはかなり突出したB級映画だと思いました。B級映画という枠にすら収まらない伝説的な作品かもわかりません。もう頭文字のDをとって、D級映画とカテゴリーを設けたいぐらいです。



・ジャンパー
 話のスケールが小さければ、人物設定・背景も浅はかで面白みが全くない。
ご都合主義的でどうとでもなる話だから、続編はありえない。

・紀元前一万年
 こんなタイトルでありながら、歴史的背景を全く無視していると情報を掴んでいたので、そこまでするなら何かしら凄く描きたい話があるんだと、期待していったら、何も話という話が無かった。マンモスとピラミッドを描いただけの映画。

・隠し砦の三悪人
 リメイクしてまで何がしたかったんだろうと思わずにはいられない作品。オリジナルもそんなに面白くないけど、もっと考え込んで、脚本を練ってほしかった。松潤がまるで役にあってないのに、ジャニーズを入れないと客が呼べないと思うぐらいの脚本なら、わざわざリメイクする必要は無かったと思う。

・ハムナプトラ3
 まるで何も心に残らないという意味で、逆に心に残る映画。

・フライング・ラビッツ
 スポーツを題材にした映画で一番やってはいけないミスを犯した映画。ミスとすら呼んではいけない過ち。

・ハッピーフライト
 たくさん取材して書き上げた作品がこれ?ってぐらい呆気にとられる作品。何を楽しめば良いのか全くわからない。

・252 生存者あり
 まだ学生映画を見ている方がマシ。D-WARSみたいにあそこまで遊ぶなら許せるけど、真面目に作ってこれなら救いようが無い。多分、製作陣は何も考えていないで作ったのでしょう。
ベストな作品

洋画
☆ダイアリー・オブ・ザ・デッド
☆僕らのミライへ逆回転
☆ダージリン急行

邦画
☆俺たちに明日はナイっス
☆パコと魔法の絵本
☆その日の前に


ワーストな作品
洋画
…私がクマにキレた理由
…アメリカン・ティーン
…フローズン・タイム

邦画
…ブタがいた教室
…蛇にピアス
…20世紀少年
去年はあまり映画観れなかったのですが・・・
僕のベストはこんな作品です。

邦画
1『ぐるりのこと。』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=861746596&owner_id=6140584
2『おくりびと』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=960165102&owner_id=6140584
3『接吻』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=969819548&owner_id=6140584

洋画
1『4ヶ月、3週間と2日』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=881070414&owner_id=6140584
2『ぜんぶフィデルのせい』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=790144220&owner_id=6140584
3『ブレス』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=864884278&owner_id=6140584
あまり映画見てないのですが、とりあえず記憶に残ったものを。

「闇の子供たち」
「ぐるりのこと」
「歩いても 歩いても」
「4ヶ月、3週と2日」
「ダークナイト」
「SEX AND THE CITY」
「つぐない」
「幸福な食卓」
「シークレット・サンシャイン」
「ハピネス」
ノーカントリー

容疑者Xの献身・・・嗚咽して泣いてしまいました

闇の子供達・・・・衝撃を覚えました。ダンスインザダークを観た時と同じ重い気持ちになりました。

イントゥ・ザ・ワイルド・・・人生は自分で選ぶものだ、と考えさせられました。

ミスト・・・・・人間模様、面白かった。集団心理の怖さ!

PS アイラブユー・・・気楽でハッピーな状態で観たので、優しい気分になれました。時に映画ってこういう気分にさせてくれる。

映画というのは、見る時の環境や気分や体調、年齢で大きく変ると思います。
それほどたくさん見た訳ではないですが、見た中で印象に残っているものは…。

●『クローバーフィールド』
1人称カメラ版ゴジラっていう発想と、お金と技術をかけてそれを再現している所が凄い。2001.9.11に崩れるビルディングの映像垂れ流しを目の当たりにして、youtubeには無限に素人動画が蓄積されていく2008年だからこそ出て来た表現だと思う。無駄なヒロイズムやお涙ちょうだいもバッサリ切り捨てて、最後まで何が起きているか全貌がはっきり分からないまま巻き込まれていく緊迫感が凄いリアルだった。今年見た映画の中で、一番2008年の時代や気分を切り取った映画。

●『ダーク・ナイト』
バットマンシリーズは小学生の時に腹筋にハァハァしてた記憶しかないぐらいなんだけど、周りのあまりの評判の高さに見に行ったら、噂通り凄い映画だった。どこをどうとっても最高級。映像だけ見ても男の子心をくすぐられまくるかっこよさ。(個人的には病院をバックにナース姿のジョーカーのシーンがベスト!)内容的には奥が深すぎて哲学的で重くて…しばらくどんよりしてしまうぐらいの内容だけど、今のアメリカでこれが大受けして、日本ではほとんど受けないという現状はどうなのかな…と日本人としては少し落ち込む。(日本人は分かりやすいものしか受け入れる余裕がなくなってきたのかな…。)

●『崖の上のポニョ』
最近の宮崎駿のぶっ飛んだ映画にはついていけなくなりつつあったけど、ポニョはシンプルに楽しめた。何より前半、ポニョが宗佑に会いに行くまでがすごく明快で大胆でドキドキできた。「会いたい!」という思いだけであそこまで巻き起こしてしまう、乙女性の爆発!!!ある意味すごく暴力的なんだけど…。あの大嵐のシーンは見ていてすごく爽快だった。

●『イントゥ・ザ・ワイルド』
ラストシーンの「幸せというのは人と分け合ってこそ…」的な言葉がとっても心に残っている。主人公はひたすら文明や物質・お金を拒否し続けて自然の中に入って行って1人になろうとしていくけど、そこでたくさんの人に出会って心を通わせていく。その人とのつながりがこの映画の大きなテーマなんだと感じた。結局主人公はそれも拒否してしまって最後は1人になってしまうけど。すんごい地味な映画だけど、自分の心のどこかにずっと残っていく映画だと思う。

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