横浜ハランベコミュのカテンベ君の近況(スケジュール)

早川千晶さんの日記より

いろいろ心配おかけしていてごめんなさい。
私は無事ピースボートから帰ってきました。
ピースボートでは、６日間の講座、ライブ、ワークショップ、座談会など、盛りだくさんの毎日で、とても素晴らしいたくさんの出会いをいただきました。心から感謝です。
カテンベのことでもみんながすごく心を寄せてくださり、チャリティグッズも完売。涙ちょちょぎれました。
さて、ナイロビに帰ってきてからすぐにカテンベの出発準備をはじめました。取り急ぎ、この日記上で恐縮ですが、心配くださっていた皆さんに報告せねばと思い、取り急ぎの報告として書かせていただいています。詳しいことはまた追ってブログに書きます。
カテンベがビザを取得するためには、ケニアの保健省、外務省、最高裁判所から承認をもらわねばならず、さらに、適合性検査の結果もどうしても必要ということです。外務省と裁判所のほうは、昨日と今日でなんとかなりました。適合性検査のほうは、ケニアでは検査ができる設備がなく、南アまでサンプルを送らねばならず、今日サンプルを送りました。
これらの手続きすべて完了するまでケニアを出国できないので、スケジュールを立て直しました。
９月７日出発です。
インド（コーチン）到着は、９月８日。
このインドの病院を８月５日に見学させていただいてきました。
先生方にもお会いしてきました。
なんとも素晴らしい先生方で、とてもよくしていただいています。この病院では、週に５～６件の腎臓移植手術をしているそうです。

８月１４日の夜中にナイロビに帰ってきて、１５日は朝一でカテンベに会いに行きました。カテンベの顔が変わっていました！　毎日、リハビリの体操をしているそうです。顔がまるでボクサーのように（笑）とぎすまされていました。
とってもいいかんじです。
充実したいい顔をしていたので、すごく嬉しく思いました。
妹のメジラは水疱瘡にかかってしまい、かわいそうな状態になっていました。
メジラの水疱瘡が治ったら、一度カテンベのために外出許可をもらい、できたら家に１泊させてあげたいなと思っています。インドに出発前に、家族水入らずで過ごせる一夜があるといいなと思います。

応援してくださっている皆さん、ほんとにありがとう。心から感謝です。インド洋の船の上でも、何度も何度も、思いました。あの、カテンベが危篤だった日々、もしも応援してくださっている人々がいなかったら、私たちは乗り越えられなかったと思います。カテンベ自身も言っていました。みんなに支えられて再びもらえた命だって。
カテンベがどんどんいい顔になってきているのを見て、しみじみと命の不思議を感じています。きっと手術は成功すると信じています。
死の淵からよみがえってきたカテンベは、なんだかすごく変化してきているように思います。
どうかこれからも見守っていてください。よろしくお願いします。心からの感謝をこめて　早川千晶