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横浜ハランベコミュの早川さんよりカテンベのご報告

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日本ツアー2006秋での、カテンベ関連のご報告です。

今回の日本ツアーでは、カテンベ救済への呼びかけもさせていただきながら日本各地を回りました。ご協力くださいましたすべての皆さんに心から感謝です。そして、一緒にツアーの全行程を回ってくれた近藤ヒロミさん、横浜でのハランベーライブを主催してくださったきむくんと横浜ハランベの皆さん、チャリティで出演してくださったアーティストの皆さんやスタッフの皆さん。街頭募金に一緒に立って声をからして泣きながら呼びかけてくれたみんな。イベント会場でチャリティグッズの販売を手伝ってくれたみんな。カテンベ募金の日本窓口を引き受けてくれている上に、今回の日本ツアーでも車の運転から物販から何から何まで手伝ってくれた輝君。車を貸してくれたり、寝床を提供してくれたりしてくれたみんな。ほんとに名前をあげていたらきりがないくらい、たくさんのたくさんのみんなに助けていただきました。心から感謝です!ほんとにほんとにありがとうございました。

今回の日本ツアーで集まったカテンベ募金の合計は 
788,389円 と US$ 300 と 1796ksh
ポストカードやキーホルダーなど、チャリティグッズの売り上げは 179,400円
この全部の合計は、967,789円 と US$ 300 と 1796ksh
となりました!

本当にありがとうございました!

この大切なお金を持って、私は10月20日にケニアに帰ってきました。
その他、通常のカテンベ基金の日本窓口、アマニ・ヤ・アフリカのほうに振込みいただいていた分も含めて、近日中に最新の会計報告をブログにUPしたいと思います。

10月23日(月)に、匡哉と緊張しながらこの大切なお金をケニアシリングに両替しに行き、病院に手術費用のデポジットの払い込みをしてきました。すべてのお金を合わせて、ギリギリ、手術費用のデポジットに間に合いました。本当にギリギリでした。間髪セーフというかんじです。本当に皆さんのおかげです! これで何とか、10月26日(木)に腎臓移植手術を受けることができます。
この手術のあと、カテンベは一生、拒絶反応を抑える薬を飲み続けなければならないし、一生を通じて医療費がかかります。これまでの入院費のツケがあと30万シリング(約50万円)残っており、これを支払わないと退院をすることもできないため、このお金もこれから何とかしなくてはならないのですが、とにかく急を要するのは手術でした。とにかく10月26日に手術を受けるための費用の支払いを間に合わせることができて、本当によかったです。今はひたすら、手術の成功に向けて気持ちを集中させたいと思います。そのあとのことは、追い追い考えていきたいと思います。

カテンベは、匡哉と私がいない間のこの1ヶ月を、本当によくがんばって乗り切りました。とても寂しかったと思うけれど、私たちがなぜ日本に行くか、その意味も彼はとてもよく理解していました。だから寂しくても弱音を吐かずにがんばっていました。私たちが留守中には、ナイロビに留学中の広永智子ちゃんが毎日のように遊びに行ってくれて、カテンベを励ましてくれました。智ちゃんに感謝です! 
私たちが留守をしていた一ヶ月の間に、カテンベはとても体力をつけていました。運動もがんばっていたみたいです。風邪をひかないように細心の注意を払い、栄養をつけて、体操しながら手術に備えてがんばっていてくれました。今ではゆっくりだったら階段を上り下りすることもできるようになりました。昨日は匡哉を車椅子に乗せて、それを押して、あっち行ったりこっち行ったりして笑っていました。
昨日、病院で匡哉とカテンベと私とでぼーっとしているとき、カテンベが、「10月に手術をして良くなるのだと神様が言ったんだ。だから僕は手術は10月になると知っていたんだ」と突然、言いました。「10月じゃなきゃダメだったんだ。それより早くても無理だったんだ」と言います。
実際、7月のはじめから体調を崩して危険な状態になり、その後、8月、9月とずっと体力が回復せず、血液検査の数値も悪くて心配していました。今、見違えるようにパワーアップしたカテンベの姿を見て、これが手術の時期としてはベストのときだと確信しました。3ヶ月の入院生活はつらかったと思うけど、手術のためにベストのコンディションに持っていくことができてほんとによかったです。
お母さんも、とても落ち着いた精神状態で、良い笑顔を見せています。今日はラマダン明けのお祝いの日ですので、そのお祝いをしてから手術にのぞめてよかったです。
さぁ、いよいよ手術だ!と、カテンベは指折り数えています。
「手術まで、あと何日。」というかんじで。やる気まんまん、です。
がんばるぞ!という意気込みが、カテンベの笑顔から伝わってきます。これは絶対に成功すると私は信じています。
10月26日木曜日のナイロビ時間午前8時に手術開始です。私たちはその日、午前7時にカテンベに合わせてもらい、それからカテンベとお母さんは手術室に向かいます。ナイロビ時間午前8時は、日本時間の午後2時です。どうか皆さん、祈っていてください。
どうかよろしくお願いします。
カテンベが元気に走り回れる日が来ますように! みんなで心に思い描いて、力を送ってください! よろしくお願いします!
早川千晶

コメント(1)

今日は最後の透析でした。カテンベは準備万端! 手術に向けての意気込みもバッチリです。
カテンベのお父さん、マテラさんの息子のカリンガも、村からナイロビに到着しました。
腎臓提供者であるお母さんも入院しました。
今日は朝からキベラのマゴソスクールでは1時間かけての長いお祈りをしました。
9月に腎臓移植の手術を受けた、ルワンダ人のジェニアちゃん(ずっとカテンベの隣のベッドだった)と腎臓を提供したお母さんも応援に駆けつけてくれました。
手術が成功したジェニアちゃんは、とても血色よく、見違えるように生き生きとした表情をしていました。彼女はこれからあともうひとつ、心臓の手術が残っています。
今日はカテンベとジェニアちゃんとで話が盛り上がっていました。元気になって、何でも食べれるようになったよ!という話にカテンベは目を輝かせて、元気になったらあれもこれもやるんだ!と、たくさん夢を語りました。
もう二度と透析はしないんだ!元気になったら村に戻って学校に行くんだ!タイコも叩ける、歌も歌える、踊りも踊るぞ!サッカーもするぞ!走り回るぞ!バナナも、チップスも、スクマも、なんでも食べれるぞ!元気な腎臓でおしっこもたくさん出るんだ!と、カテンベはすごい勢いでしゃべりまくり、大声で笑いました。
そんな話のひとつひとつに、元気になったカテンベの姿が目に浮かんでくるようでした。
手術に向けて、輸血用の血液が必要なため、みんなで献血しました。
それからあと、夜までみんなでカテンベのベッドを囲んで、楽しい話をたくさんしました。
ひっきりなしに、病院の看護婦さんたちや、スタッフの方々がやってきて、励ましの声をかけてくれました。とても温かかったです。
「カテンベ、あなたは必ず元気になるからね。手術は必ず成功するからね。私たちはみんな祈っているけれど、あなたの心が一番あなたを助けてくれるよ。強い心を持って、強く信じるのよ。」
婦長さんがとても愛情あふれる声で、話しかけてくれました。カテンベは真剣な表情で、うなずきながら聞いていました。
さぁ、今日はカテンベはゆっくり寝なければ、と、立ち去る前に、リリアンとオティエノ先生がカテンベのベッドにひざまづいて、ルオ語でとても長いお祈りをしてくれました。
みんなで目をつぶって、心をひとつにしてお祈りをしました。
リリアンの祈りの声は涙声で、とても深い慈愛に満ちていました。
お母さんも、ひとかけらの曇りもない、とても落ちついた表情になっています。
カテンベの表情はとても力強く、さぁ、やるぞ!という心意気に満ちています。
このように最高の状態で手術にのぞめること、すべての皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
いよいよです。私たちは早朝からずっと付き添います。どうか祈っていてください。
早川千晶

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