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NPO法人生涯青春の会コミュの地域型認知症予防プログラム

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?地域型認知症予防プログラムの特徴

 地域型認知症予防プログラムは、認知症を発症していない一般の高齢者を対象とした認知症予防を目的としたプログラムです。1グループ6人程度のメンバーからなり、週1回4ヶ月(全16回)で自主化を目指します。厚生労働省が18年度に提示した介護予防事業の枠組みでは、地域支援事業の一般高齢者施策( ポピュレーションアプローチ)の中で、地域活動の育成・支援として位置づけられる事業です。

地域型認知症予防プログラムの特徴

 1)認知症の発症を遅らせることが期待でき、かつ、多くの高齢者が好む活動である

 プログラムは、有酸素運動としてウォーキングプログラムが、知的活動としてパソコンプログラム、料理プログラム、旅行プログラムが用意されています。これらの活動は、認知症の発症を遅らせることが期待できるものです。また、余暇活動として高齢者に人気のある活動でもあります。高齢者が好む活動をプログラムとして用意しておくことで、多くの人が好ましい生活習慣を長期にわたって継続できる可能性が高いのです。

 2)週に1回、定期的に行う

 運動や知的活動を習慣化し、認知症の発症を遅らせる効果をあげるため、プログラムは原則として週1回定期的に行います。

 3)プログラムは小集団で行う

 認知症になりかけのときに低下するエピソード記憶、注意分割機能、計画力をより活発に刺激するため、またメンバー相互の信頼関係を構築して集団として自主的な認知症予防活動を継続していけるように、プログラムは6人程度の小集団で行います。

 4)健常な高齢者を対象とする

 ポピュレーションアプローチを前提としており、認知症発症のリスクの高い高齢者だけを対象としたハイリスクアプローチによるプログラムではありません。むしろ、認知機能が低下していない多くの健常な高齢者が、少数のリスクの高い高齢者を支えながら、自立的に活動を継続していくことを目指します。

 5)プログラムの目的が認知症予防であることを参加者が認識している

 プログラムの目的が認知症予防であることを参加者自身が認識しています。それによって参加者が、運動機能や認知機能を鍛える意義を理解し、目標を決めて行動を変えることを受け入れることができます。また、メンバーひとりひとりが認知症にならないことを目標とすることで、メンバー間での助け合いや役割分担が自然にできるようになります。

 6)自立的に継続していくことを目指す 

 参加者は、ウォーキングや知的活動を習慣化する方法を学んだ後、自立してプログラムを継続することを目指します。

 7)活動グループの組織化をはかり、地域にプログラムを普及させる

 活動グループがネットワークや組織を作り、認知症予防の啓発の担い手になることを目指します。たとえば、ミニコミ誌の発行や活動発表会の開催などを通じて、地域に認知症予防活動の啓発を行ったり、行政や市民団体と協力して後発グループの立ち上げを支援したりします。

 8)ファシリテーターが初期のプログラムの運営と自立後の支援を行う

 プログラム活動の初期は、行動変容の理論とグループワークの技法を学んだファシリテーターが活動を支援します。ファシリテーターは認知症予防に有効な活動方法についての情報を提供し、モデルを示します。また、プログラムが楽しくメンバー同士の信頼関係が構築できるように支援を行います。グループが自立した後も、時々活動をモニターして助言します。

 9)プログラムの行動評価と結果評価を行う

 ウォーキングや知的活動の行動目標を設定し、それが達成されたかどうかについて行動評価を行います。また、プログラムの結果評価として、集団式認知機能検査(ファイブ・コグ)を実施し、認知機能が維持されたかどうかを評価する。


★ 地域型認知症予防プログラムの概要
  ?地域型認知症予防プログラムの特徴
http://www2.tmig.or.jp/ninchisy/2gaiyou-2.html

コメント(1)

資料ありがとうございます。
何らかの形で活用します。

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