![[公式]ソリティア BATTLE ROYAL](https://logo-imagecluster.img.mixi.jp/photo/comm/4/34/6160434_111s.jpg){kind=logo}
「生姜」
１．いつだって悪いのはボク紅生姜
２．ガリ漬けて年金保険プランＢ
３．〆に出す心積りや生姜めし
４．恋をしろとジンジャエールがけしかける
５．紅しょうがですとひょっこりあらわれる
６．いてえよーいてえんだよーおろしがね
７．六月のジンジャエールの聞き上手
８．頑張らなここは生姜の砂糖漬け
９．しょうが擦る指先母のひとり言
10 やっかいなふるい記憶に生姜糖
11 だんまりの喧嘩の後の生姜天
12 新生姜漬け込む梅雨の来ぬ前に
13 ひとかけの生姜 負けてはいられない
14 牛丼の生姜にエールもらってる
15 言い分はどちらにもない紅生姜
16 いつの間にやら私擦られておりました
17 新生姜パキッと噛んで言う別れ
18 密談をしながら齧る生姜板
19 人間の臭みに生姜パウダーふりふりね
20 行儀よく飾りのようにガリがいる
21 生姜からアドバイスしてもらう夏
22 梅ラッキョ生姜漬けたぞドンと夏
23 本日は生姜の役を演じます
24 そんな事言うても生姜あらへん
「ある」
1．アリバイはあるが失うものがある
2．ユンさんがニッと差し出す裏メニュー
3．抜け道が確かあるはず滝の裏
4．まっすぐの山の上には雲がある
5．何かあるユラユラ水も揺れている
6．プライドはパンツの横に干してある
7．温かな味噌汁になるネギがある
8．ブルーシートいつまでもある屋根あまた
9．やわらかな布団に眠る夜はある
10 ある恋の方程式はタンジェント
11 あるだけで充分おむすび頬張る
12 両方に言い分のある梅雨の晴れ
13 あるものはあるととんぼが飛んでいる
14 友ありき十年ごしのほうれい線
15 今あるものを少し磨こう光るかも
16 あると思ってた余生あやしくなってきた
17 読書会再開しますかりんとう
18 ある程度できる積りじゃいたけれど
19 あるあると頷く燃えつきた愛が
20 あとどのくらいあるのか枡で量る
21 あるように見せる風をいっぱい孕ませて
22 昨日まで確かにあった幻肢痛
23 ある愛の詩が流れる四畳半
24 そばにある薬これから来る薬
雑詠
1．やさしくはできぬ私もずぶ濡れだ
2．行き過ぎて静かに戻る夏の位置
3．原点にかえるトンビが鳴いている
4．そんなこと言いましたかと水流れ
5．ていねいに包んで中を光らせる
6．サンリオのいちご新聞によれば
7．新月の夜に切り出すピアノの木
8．きらいきらいきらい ずっと好きだった
9．この年になって微風のありがたさ
10 忘恩の去年蒸しかえす油蝉
11 ほっほっほ敬老パスで奈良京都
12 蚊を潰すための両手になっている
13 風鈴がチリンと鳴っている隙間
14 真の味お箸で食べてみなけりゃネ
15 一抜けて二抜けて鳥の声を聞く
16 温湿布して梅雨晴れを過ごしている
17 洋行のおとうちゃんたら優しいね
18 ごろ寝して人の部分を撫でている
19 緑陰に微笑老婆の入りて出ず
20 水無月の虹追いつめてみませんか
21 ガラ携でコソコソ電話するオバン
22 微笑みを絶やさぬワニの今朝のパン
23 海は凪 ただよっている刃あり
24 しあわせだった頃を知ってるペアグラス
＊ご自分の句をご確認ください。訂正などありましたら。メッセージで速やかに
抹茶宛にご連絡ください。
１．いつだって悪いのはボク紅生姜
２．ガリ漬けて年金保険プランＢ
３．〆に出す心積りや生姜めし
４．恋をしろとジンジャエールがけしかける
５．紅しょうがですとひょっこりあらわれる
６．いてえよーいてえんだよーおろしがね
７．六月のジンジャエールの聞き上手
８．頑張らなここは生姜の砂糖漬け
９．しょうが擦る指先母のひとり言
10 やっかいなふるい記憶に生姜糖
11 だんまりの喧嘩の後の生姜天
12 新生姜漬け込む梅雨の来ぬ前に
13 ひとかけの生姜 負けてはいられない
14 牛丼の生姜にエールもらってる
15 言い分はどちらにもない紅生姜
16 いつの間にやら私擦られておりました
17 新生姜パキッと噛んで言う別れ
18 密談をしながら齧る生姜板
19 人間の臭みに生姜パウダーふりふりね
20 行儀よく飾りのようにガリがいる
21 生姜からアドバイスしてもらう夏
22 梅ラッキョ生姜漬けたぞドンと夏
23 本日は生姜の役を演じます
24 そんな事言うても生姜あらへん
「ある」
1．アリバイはあるが失うものがある
2．ユンさんがニッと差し出す裏メニュー
3．抜け道が確かあるはず滝の裏
4．まっすぐの山の上には雲がある
5．何かあるユラユラ水も揺れている
6．プライドはパンツの横に干してある
7．温かな味噌汁になるネギがある
8．ブルーシートいつまでもある屋根あまた
9．やわらかな布団に眠る夜はある
10 ある恋の方程式はタンジェント
11 あるだけで充分おむすび頬張る
12 両方に言い分のある梅雨の晴れ
13 あるものはあるととんぼが飛んでいる
14 友ありき十年ごしのほうれい線
15 今あるものを少し磨こう光るかも
16 あると思ってた余生あやしくなってきた
17 読書会再開しますかりんとう
18 ある程度できる積りじゃいたけれど
19 あるあると頷く燃えつきた愛が
20 あとどのくらいあるのか枡で量る
21 あるように見せる風をいっぱい孕ませて
22 昨日まで確かにあった幻肢痛
23 ある愛の詩が流れる四畳半
24 そばにある薬これから来る薬
雑詠
1．やさしくはできぬ私もずぶ濡れだ
2．行き過ぎて静かに戻る夏の位置
3．原点にかえるトンビが鳴いている
4．そんなこと言いましたかと水流れ
5．ていねいに包んで中を光らせる
6．サンリオのいちご新聞によれば
7．新月の夜に切り出すピアノの木
8．きらいきらいきらい ずっと好きだった
9．この年になって微風のありがたさ
10 忘恩の去年蒸しかえす油蝉
11 ほっほっほ敬老パスで奈良京都
12 蚊を潰すための両手になっている
13 風鈴がチリンと鳴っている隙間
14 真の味お箸で食べてみなけりゃネ
15 一抜けて二抜けて鳥の声を聞く
16 温湿布して梅雨晴れを過ごしている
17 洋行のおとうちゃんたら優しいね
18 ごろ寝して人の部分を撫でている
19 緑陰に微笑老婆の入りて出ず
20 水無月の虹追いつめてみませんか
21 ガラ携でコソコソ電話するオバン
22 微笑みを絶やさぬワニの今朝のパン
23 海は凪 ただよっている刃あり
24 しあわせだった頃を知ってるペアグラス
＊ご自分の句をご確認ください。訂正などありましたら。メッセージで速やかに
抹茶宛にご連絡ください。
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コメント(11)
「生姜」
８．頑張らなここは生姜の砂糖漬け
５．紅しょうがですとひょっこりあらわれる
７．六月のジンジャエールの聞き上手
特選
２．ガリ漬けて年金保険プランＢ
08/ こんなもんで乗り切れる場面はある。
05/ そこに居たのは知っている。名乗られても困る。
07/ 雨の午後のジンジャーエールが言わせてしまう。
特選
02/ この展開が意外で強烈で何か納得。
プランＢに現実味がある。
「ある」
6．プライドはパンツの横に干してある
23 ある愛の詩が流れる四畳半
24 そばにある薬これから来る薬
特選
17 読書会再開しますかりんとう
06/ パンツにはプライドがないのだ。
23/ 「ある愛の詩」と「神田川」。純粋だった日々。
24/ 今ある病の上に明日くる患い。
特選
17/ かりんとう、が凄い。この読書会に参加してみたい。
雑詠
3．原点にかえるトンビが鳴いている
4．そんなこと言いましたかと水流れ
6．サンリオのいちご新聞によれば
特選
13 風鈴がチリンと鳴っている隙間
03/ まよったら河原へ行ってみよう。川は流れている。
04/ 無責任な水が流れている。
06/ 文春を読んだ後はいちご新聞に戻ろう。
特選
13/ 文春といちご新聞の隙間には
無責任なチリンが鳴っている。
「生姜」
入選
７．六月のジンジャエールの聞き上手
17 新生姜パキッと噛んで言う別れ
23 本日は生姜の役を演じます
特選 なし
コメント
7/ 六月が動くかもと思ったが、梅雨の頃だからこそしっとりとじっくり聴ける。
シュワシュワと立ち上る泡を見つめながら。
17/ すっぱり感が出ていてよい。
23/ ピリリとアクセントになる役？それとも刺身のつまのようなもの？
「ある」
入選
5．何かあるユラユラ水も揺れている
15 今あるものを少し磨こう光るかも
21 あるように見せる風をいっぱい孕ませて
特選
1． アリバイはあるが失うものがある
コメント
5/ 何かあるを冒頭に持ってきたのがお手柄。
15/ 「今あるもの」に感動！
21/ 張り子の虎。
特選1/ 言い得て妙なり。人妻と一緒だったり、賄賂の受け渡しだったり。いろいろ失うものがなにかを連想させられる。
この題で気になった「ある」の使い方。 10/「ある恋」18/「ある程度」23/「ある愛」は少しニュアンスが違うのではないかと…。ただし、出題はひらがなの「ある」だから「或る」「在る」「有る」どれでもいいのかもしれないが。私が作句するときには「或る」は思い浮かばなかったので、逆にああ、こんなのもありかと…。
雑詠
1．やさしくはできぬ私もずぶ濡れだ
13 風鈴がチリンと鳴っている隙間
18 ごろ寝して人の部分を撫でている
23 海は凪 ただよっている刃あり
特選
12 蚊を潰すための両手になっている
コメント
1/ 他人のことなどかまってられない！正直でよろしい！
13/ 味のある隙間。何とも言えぬ風情だけれど曲者だ！
18/ 立っていれば人でなしのことが多々あるけど、ごろ寝していれば警戒心が希薄に、どこを撫でても人だったりして…。
23/ ゆめゆめ油断はすまじ！「海は凪」の冒頭がいい。
特選12/ 神に柏手を打つ両手もあるけど、この度は…。深いことを言っている。
入選
７．六月のジンジャエールの聞き上手
17 新生姜パキッと噛んで言う別れ
23 本日は生姜の役を演じます
特選 なし
コメント
7/ 六月が動くかもと思ったが、梅雨の頃だからこそしっとりとじっくり聴ける。
シュワシュワと立ち上る泡を見つめながら。
17/ すっぱり感が出ていてよい。
23/ ピリリとアクセントになる役？それとも刺身のつまのようなもの？
「ある」
入選
5．何かあるユラユラ水も揺れている
15 今あるものを少し磨こう光るかも
21 あるように見せる風をいっぱい孕ませて
特選
1． アリバイはあるが失うものがある
コメント
5/ 何かあるを冒頭に持ってきたのがお手柄。
15/ 「今あるもの」に感動！
21/ 張り子の虎。
特選1/ 言い得て妙なり。人妻と一緒だったり、賄賂の受け渡しだったり。いろいろ失うものがなにかを連想させられる。
この題で気になった「ある」の使い方。 10/「ある恋」18/「ある程度」23/「ある愛」は少しニュアンスが違うのではないかと…。ただし、出題はひらがなの「ある」だから「或る」「在る」「有る」どれでもいいのかもしれないが。私が作句するときには「或る」は思い浮かばなかったので、逆にああ、こんなのもありかと…。
雑詠
1．やさしくはできぬ私もずぶ濡れだ
13 風鈴がチリンと鳴っている隙間
18 ごろ寝して人の部分を撫でている
23 海は凪 ただよっている刃あり
特選
12 蚊を潰すための両手になっている
コメント
1/ 他人のことなどかまってられない！正直でよろしい！
13/ 味のある隙間。何とも言えぬ風情だけれど曲者だ！
18/ 立っていれば人でなしのことが多々あるけど、ごろ寝していれば警戒心が希薄に、どこを撫でても人だったりして…。
23/ ゆめゆめ油断はすまじ！「海は凪」の冒頭がいい。
特選12/ 神に柏手を打つ両手もあるけど、この度は…。深いことを言っている。
「生姜」
８．頑張らなここは生姜の砂糖漬け
頑張ると言いつつ、お砂糖が入るところが人間らしくて好き。
18 密談をしながら齧る生姜板
この密談漏れていそうで面白い。
23 本日は生姜の役を演じます
脇から見るのも大事です。
特選
２．ガリ漬けて年金保険プランＢ
生姜から、年金保険に飛ぶんですね。
「ある」
5．何かあるユラユラ水も揺れている
期待かしら 。
24 そばにある薬これから来る薬
どんな薬にご厄介になるのでしょう。現実です。
特選
6．プライドはパンツの横に干してある
笑わせていただきました。
「雑詠」
7．新月の夜に切り出すピアノの木
このピアノぜひ聴かせてください。
18 ごろ寝して人の部分を撫でている
ごろ寝まるごと私です。
特選
13 風鈴がチリンと鳴っている隙間
二人の隙間にもこうならば、、、、
８．頑張らなここは生姜の砂糖漬け
頑張ると言いつつ、お砂糖が入るところが人間らしくて好き。
18 密談をしながら齧る生姜板
この密談漏れていそうで面白い。
23 本日は生姜の役を演じます
脇から見るのも大事です。
特選
２．ガリ漬けて年金保険プランＢ
生姜から、年金保険に飛ぶんですね。
「ある」
5．何かあるユラユラ水も揺れている
期待かしら 。
24 そばにある薬これから来る薬
どんな薬にご厄介になるのでしょう。現実です。
特選
6．プライドはパンツの横に干してある
笑わせていただきました。
「雑詠」
7．新月の夜に切り出すピアノの木
このピアノぜひ聴かせてください。
18 ごろ寝して人の部分を撫でている
ごろ寝まるごと私です。
特選
13 風鈴がチリンと鳴っている隙間
二人の隙間にもこうならば、、、、
「生姜」
入選
17 新生姜パキッと噛んで言う別れ
11 だんまりの喧嘩の後の生姜天
４．恋をしろとジンジャエールがけしかける
特選
14 牛丼の生姜にエールもらってる
１７/何かはずみがないと言えない別れです。
１１/生姜天がふたりの間を取り持つことになるようです。
４/素直にしたがいます。
１４/エールをもらって頑張れると思います。
「ある」
入選
8．ブルーシートいつまでもある屋根あまた
9．やわらかな布団に眠る夜はある
6．プライドはパンツの横に干してある
特選
23 ある愛の詩が流れる四畳半
８/地震から１年経ってもまだ見かけます。
９/ぐっすりと熟睡できる夜があれば明日につながります。
６/きちっと干して清潔に保つプライド。
２３/懐かしい思いがしました。
「雑詠」
入選
23 海は凪 ただよっている刃あり
15 一抜けて二抜けて鳥の声を聞く
12 蚊を潰すための両手になっている
特選
5．ていねいに包んで中を光らせる
２３/緊張感のある句です。
１５/寂寥感ただよいます。鳥の声も心なしかさみしげ。
１２/蚊を潰すためには必要な両手、その一瞬を切り取っている句。
５/ていねいに包んであればその気持ちも加味されて確かに中身がいっそう
光ります。
入選
17 新生姜パキッと噛んで言う別れ
11 だんまりの喧嘩の後の生姜天
４．恋をしろとジンジャエールがけしかける
特選
14 牛丼の生姜にエールもらってる
１７/何かはずみがないと言えない別れです。
１１/生姜天がふたりの間を取り持つことになるようです。
４/素直にしたがいます。
１４/エールをもらって頑張れると思います。
「ある」
入選
8．ブルーシートいつまでもある屋根あまた
9．やわらかな布団に眠る夜はある
6．プライドはパンツの横に干してある
特選
23 ある愛の詩が流れる四畳半
８/地震から１年経ってもまだ見かけます。
９/ぐっすりと熟睡できる夜があれば明日につながります。
６/きちっと干して清潔に保つプライド。
２３/懐かしい思いがしました。
「雑詠」
入選
23 海は凪 ただよっている刃あり
15 一抜けて二抜けて鳥の声を聞く
12 蚊を潰すための両手になっている
特選
5．ていねいに包んで中を光らせる
２３/緊張感のある句です。
１５/寂寥感ただよいます。鳥の声も心なしかさみしげ。
１２/蚊を潰すためには必要な両手、その一瞬を切り取っている句。
５/ていねいに包んであればその気持ちも加味されて確かに中身がいっそう
光ります。
【生姜】
5 紅しょうがですとひょっこりあらわれる
7 六月のジンジャエールの聞き上手
11 だんまりの喧嘩の後の生姜天
特選
8 頑張らなここは生姜の砂糖漬け
５／まさかの紅しょうが。なんで、今、ここに？ のお呼びでない感が可笑しい。
７／このジンジャエールなら梅雨最中のもやもやも、さっぱりと受けとめてくれそう。
11／「だんまり」は生姜天にかかるんですね。喧嘩の後に黙々と噛みしめる生姜天の俗がユーモラス。
特選／「ここは」が効いている。ここぞというとき「生姜の砂糖漬け」はそんじょそこらのドリンク剤より元気が出そう。「頑張らな」に実感がこもる。
【ある】
7 温かな味噌汁になるネギがある
13 あるものはあるととんぼが飛んでいる
23 ある愛の詩が流れる四畳半
特選
24 そばにある薬これから来る薬
７／なんでもない１シーンが、こんな風に十七音で切り取られると、背景にすっと奥行きが出る。ていねいにつくられた味噌汁のいい香り。
13／あるものはある。哲学的にしてひょいと軽やか。
23／昭和レトロ。あの頃はよかった？
特選／着想と書き方にうなる。「ある」と「来る」の対比。「これから」にぎくり。
【雑詠】
1 やさしくはできぬ私もずぶ濡れだ
11 ほっほっほ敬老パスで奈良京都
3 原点にかえるトンビが鳴いている
特選
13 風鈴がチリンと鳴っている隙間
１／恋愛のこじれを想像。その先のドラマがみたい。
11／ほっほっほ。なんともほっとする一句。
３／トンビにもほっ。あんまりむずかしく考えるな、ってことかな。
特選／そして風鈴にもほっ。思いがけないところから聞こえてきたチリンにしばし癒される。
5 紅しょうがですとひょっこりあらわれる
7 六月のジンジャエールの聞き上手
11 だんまりの喧嘩の後の生姜天
特選
8 頑張らなここは生姜の砂糖漬け
５／まさかの紅しょうが。なんで、今、ここに？ のお呼びでない感が可笑しい。
７／このジンジャエールなら梅雨最中のもやもやも、さっぱりと受けとめてくれそう。
11／「だんまり」は生姜天にかかるんですね。喧嘩の後に黙々と噛みしめる生姜天の俗がユーモラス。
特選／「ここは」が効いている。ここぞというとき「生姜の砂糖漬け」はそんじょそこらのドリンク剤より元気が出そう。「頑張らな」に実感がこもる。
【ある】
7 温かな味噌汁になるネギがある
13 あるものはあるととんぼが飛んでいる
23 ある愛の詩が流れる四畳半
特選
24 そばにある薬これから来る薬
７／なんでもない１シーンが、こんな風に十七音で切り取られると、背景にすっと奥行きが出る。ていねいにつくられた味噌汁のいい香り。
13／あるものはある。哲学的にしてひょいと軽やか。
23／昭和レトロ。あの頃はよかった？
特選／着想と書き方にうなる。「ある」と「来る」の対比。「これから」にぎくり。
【雑詠】
1 やさしくはできぬ私もずぶ濡れだ
11 ほっほっほ敬老パスで奈良京都
3 原点にかえるトンビが鳴いている
特選
13 風鈴がチリンと鳴っている隙間
１／恋愛のこじれを想像。その先のドラマがみたい。
11／ほっほっほ。なんともほっとする一句。
３／トンビにもほっ。あんまりむずかしく考えるな、ってことかな。
特選／そして風鈴にもほっ。思いがけないところから聞こえてきたチリンにしばし癒される。
【生姜】
＜入選＞
16 いつの間にやら私擦られておりました
いつの間にか誰かに擦られて生きている。
気がついた頃には、もう遅いのだが
それも仕方のないこと。
23 本日は生姜の役を演じます
生姜が必要なときには生姜に
そうでないときにはまた別のものに
楽しければそれもいい。
＜特選＞
６．いてえよーいてえんだよーおろしがね
おもしろい書き方だと思う。
一度「題」になってみる。
そのことから何かがはじまる。
【ある】
＜入選＞
5．何かあるユラユラ水も揺れている
「ジェラシックパーク」の
コップの水を思ったりする。
想像することはおもしろい。
21 あるように見せる風をいっぱい孕ませて
それは「風」でしかないのだが
何かあるように感じさせてくれる。
表現とはこんなことかもしれない。
＜特選＞
24 そばにある薬これから来る薬
「そば」と「来る」に注目した。
日常における「薬」の存在感。
このリアリティ―がいい。
【雑詠】
＜入選＞
1．やさしくはできぬ私もずぶ濡れだ
生きるのに精一杯の高齢者。
それでも何とか関わってほしいと
思ってはいるが。
5．ていねいに包んで中を光らせる
大切に思っていることが伝わる
ていねいはいい。そのていねいが
見えないものを光らせる。
＜特選＞
12 蚊を潰すための両手になっている
気持ちが一つになっているのがいい。
そこには惹かれるものがある。
たとえ「蚊」であろうとも。
＜入選＞
16 いつの間にやら私擦られておりました
いつの間にか誰かに擦られて生きている。
気がついた頃には、もう遅いのだが
それも仕方のないこと。
23 本日は生姜の役を演じます
生姜が必要なときには生姜に
そうでないときにはまた別のものに
楽しければそれもいい。
＜特選＞
６．いてえよーいてえんだよーおろしがね
おもしろい書き方だと思う。
一度「題」になってみる。
そのことから何かがはじまる。
【ある】
＜入選＞
5．何かあるユラユラ水も揺れている
「ジェラシックパーク」の
コップの水を思ったりする。
想像することはおもしろい。
21 あるように見せる風をいっぱい孕ませて
それは「風」でしかないのだが
何かあるように感じさせてくれる。
表現とはこんなことかもしれない。
＜特選＞
24 そばにある薬これから来る薬
「そば」と「来る」に注目した。
日常における「薬」の存在感。
このリアリティ―がいい。
【雑詠】
＜入選＞
1．やさしくはできぬ私もずぶ濡れだ
生きるのに精一杯の高齢者。
それでも何とか関わってほしいと
思ってはいるが。
5．ていねいに包んで中を光らせる
大切に思っていることが伝わる
ていねいはいい。そのていねいが
見えないものを光らせる。
＜特選＞
12 蚊を潰すための両手になっている
気持ちが一つになっているのがいい。
そこには惹かれるものがある。
たとえ「蚊」であろうとも。
「生姜」
入選
７．六月のジンジャエールの聞き上手
11 だんまりの喧嘩の後の生姜天
特選
23 本日は生姜の役を演じます
７／ジメジメの6月にジンジャエールが爽やか。聞き上手がいい。
11／だんまりの後に好物の生姜天がピリリと効いて。
特選句
２３ 生姜の役を演じる人、きっといい人に違いない。
「ある」
入選
17 読書会再開しますかりんとう
6．プライドはパンツの横に干してある
特選
13 あるものはあるととんぼが飛んでいる
17／かりんとうにつられて行ってみるか。
6／私のプライドはこの程度という開き直りでしょうか。
特選
13／何事もなかったようにいつものように飛ぶとんぼ、
たんたんと生きることを教えてくれている。
「雑詠」
入選
6．サンリオのいちご新聞によれば
15 一抜けて二抜けて鳥の声を聞く
24 しあわせだった頃を知ってるペアグラス
特選
13 風鈴がチリンと鳴っている隙間
6／楽しさがキャラクターと共に伝わる
15／私もひとり静かに鳥の声を聞きたくて
24／ペアグラスが知ってくれている 「幸せ」しんみりとする
特選
13 隙間からチリンと風鈴 爽やか
入選
７．六月のジンジャエールの聞き上手
11 だんまりの喧嘩の後の生姜天
特選
23 本日は生姜の役を演じます
７／ジメジメの6月にジンジャエールが爽やか。聞き上手がいい。
11／だんまりの後に好物の生姜天がピリリと効いて。
特選句
２３ 生姜の役を演じる人、きっといい人に違いない。
「ある」
入選
17 読書会再開しますかりんとう
6．プライドはパンツの横に干してある
特選
13 あるものはあるととんぼが飛んでいる
17／かりんとうにつられて行ってみるか。
6／私のプライドはこの程度という開き直りでしょうか。
特選
13／何事もなかったようにいつものように飛ぶとんぼ、
たんたんと生きることを教えてくれている。
「雑詠」
入選
6．サンリオのいちご新聞によれば
15 一抜けて二抜けて鳥の声を聞く
24 しあわせだった頃を知ってるペアグラス
特選
13 風鈴がチリンと鳴っている隙間
6／楽しさがキャラクターと共に伝わる
15／私もひとり静かに鳥の声を聞きたくて
24／ペアグラスが知ってくれている 「幸せ」しんみりとする
特選
13 隙間からチリンと風鈴 爽やか
生姜
入選
５．紅しょうがですとひょっこりあらわれる
16 いつの間にやら私擦られておりました
8 頑張らなここは生姜の砂糖漬け
特選
２．ガリ漬けて年金保険プランＢ
5，ひょっこりが効いた
16 気づきが面白い
8 頑張らな のながいい。そして鼓舞するのが生姜の砂糖漬けというのが
おかしい
特選2 生姜をつける年代と年金 そのプランBがなんといも愉快
ある
入選
9．やわらかな布団に眠る夜はある
17 読書会再開しますかりんとう
特選
24 そばにある薬これから来る薬
9なんだか、ほっとする。夜がでなくて夜はがいい。
17 再会とかりんとう 脈絡はないけど。摂津幸彦の句
的な読みだと りんとう さんが質問しているというようにも。
特選
24 これから来るという暗示が微妙に怖い
雑詠
入選
6．サンリオのいちご新聞によれば
1．やさしくはできぬ私もずぶ濡れだ
11 ほっほっほ敬老パスで奈良京都
18 ごろ寝して人の部分を撫でている
6 なんとも言ってないけど、いちご新聞憧れていたものです
1 私もご同類という、拒否のかたち
11 痛快で、元気が出る一句
18 どこなんでしょうか、と想像たくましく
入選
５．紅しょうがですとひょっこりあらわれる
16 いつの間にやら私擦られておりました
8 頑張らなここは生姜の砂糖漬け
特選
２．ガリ漬けて年金保険プランＢ
5，ひょっこりが効いた
16 気づきが面白い
8 頑張らな のながいい。そして鼓舞するのが生姜の砂糖漬けというのが
おかしい
特選2 生姜をつける年代と年金 そのプランBがなんといも愉快
ある
入選
9．やわらかな布団に眠る夜はある
17 読書会再開しますかりんとう
特選
24 そばにある薬これから来る薬
9なんだか、ほっとする。夜がでなくて夜はがいい。
17 再会とかりんとう 脈絡はないけど。摂津幸彦の句
的な読みだと りんとう さんが質問しているというようにも。
特選
24 これから来るという暗示が微妙に怖い
雑詠
入選
6．サンリオのいちご新聞によれば
1．やさしくはできぬ私もずぶ濡れだ
11 ほっほっほ敬老パスで奈良京都
18 ごろ寝して人の部分を撫でている
6 なんとも言ってないけど、いちご新聞憧れていたものです
1 私もご同類という、拒否のかたち
11 痛快で、元気が出る一句
18 どこなんでしょうか、と想像たくましく
【生姜】
５ 紅しょうがですとひょっこりあらわれる
11 だんまりの喧嘩の後の生姜天
13 ひとかけの生姜 負けてはいられない
5 紅しょうがの立ち位置がいいですね。
11 どんよりした空気にピリリッと生姜が効きます。
13 負けてはいられない。ストレートな気持ちが好きです。
【ある】
12 両方に言い分のある梅雨の晴れ
13 あるものはあるととんぼが飛んでいる
特選
21 あるように見せる風をいっぱい孕ませて
12 梅雨の晴れ間が美しいですね。
13 とんぼだからこその世界。あたりまえのようで、とても深く。
21 ゆったりと気持ちがいいなぁ。深呼吸したくなる句。
【雑詠】
18 ごろ寝して人の部分を撫でている
12 蚊を潰すための両手になっている
特選
5．ていねいに包んで中を光らせる
18 ごろ寝であきらかになる人の部分。おもしろいです。
12 視点をかえると、日常が特別な景色になります。
5 ていねいをおざなりにしている日々が恥ずかしい。
５ 紅しょうがですとひょっこりあらわれる
11 だんまりの喧嘩の後の生姜天
13 ひとかけの生姜 負けてはいられない
5 紅しょうがの立ち位置がいいですね。
11 どんよりした空気にピリリッと生姜が効きます。
13 負けてはいられない。ストレートな気持ちが好きです。
【ある】
12 両方に言い分のある梅雨の晴れ
13 あるものはあるととんぼが飛んでいる
特選
21 あるように見せる風をいっぱい孕ませて
12 梅雨の晴れ間が美しいですね。
13 とんぼだからこその世界。あたりまえのようで、とても深く。
21 ゆったりと気持ちがいいなぁ。深呼吸したくなる句。
【雑詠】
18 ごろ寝して人の部分を撫でている
12 蚊を潰すための両手になっている
特選
5．ていねいに包んで中を光らせる
18 ごろ寝であきらかになる人の部分。おもしろいです。
12 視点をかえると、日常が特別な景色になります。
5 ていねいをおざなりにしている日々が恥ずかしい。
【生姜】
（入選）
7 六月のジンジャエールの聞き上手
10やっかいなふるい記憶に生姜糖
23本日は生姜の役を演じます
（特選）
18密談をしながら齧る生姜板
7ジンジャエールは確かに聞き上手の
ような気がします。
梅雨入り前のジンジャエールですよね。
10その記憶、いつも生姜糖が溶かして
くれます。
23あら…生姜の役ですか？しんどい
ですね。
特選
18面白いです！密談と生姜板の組み合わ
せがなんとも…その上、齧っちゃうなん
て凄い！
【ある】
（入選）
5何かあるユラユラ水も揺れている
13あるものはあるととんぼが飛んでいる
20あとどのくらいあるのか枡で量る
（特選）
21あるように見せる風をいっぱい孕ませて
5そうそう…気配ですかね。事件は明日
おこります。
13オニヤンマですかね。毅然としていま
す。会津藩みたいな。
20たまには量らないとね。自分を見失い
ます。
特選
21こんな感じで生きてます。共感したの
で特選です。
【雑詠】
（入選）
1やさしくはできぬ私もずぶ濡れだ
13風鈴がチリンと鳴っている隙間
（特選）
2行き過ぎて静かに戻る夏の位置
1これまでは優しくしたけれど、もう
限界。甘えるな…ですかね。
13隙間がいいですね。闇の世界にいらっしゃい。
特選
2夏の位置が凄いです！
（入選）
7 六月のジンジャエールの聞き上手
10やっかいなふるい記憶に生姜糖
23本日は生姜の役を演じます
（特選）
18密談をしながら齧る生姜板
7ジンジャエールは確かに聞き上手の
ような気がします。
梅雨入り前のジンジャエールですよね。
10その記憶、いつも生姜糖が溶かして
くれます。
23あら…生姜の役ですか？しんどい
ですね。
特選
18面白いです！密談と生姜板の組み合わ
せがなんとも…その上、齧っちゃうなん
て凄い！
【ある】
（入選）
5何かあるユラユラ水も揺れている
13あるものはあるととんぼが飛んでいる
20あとどのくらいあるのか枡で量る
（特選）
21あるように見せる風をいっぱい孕ませて
5そうそう…気配ですかね。事件は明日
おこります。
13オニヤンマですかね。毅然としていま
す。会津藩みたいな。
20たまには量らないとね。自分を見失い
ます。
特選
21こんな感じで生きてます。共感したの
で特選です。
【雑詠】
（入選）
1やさしくはできぬ私もずぶ濡れだ
13風鈴がチリンと鳴っている隙間
（特選）
2行き過ぎて静かに戻る夏の位置
1これまでは優しくしたけれど、もう
限界。甘えるな…ですかね。
13隙間がいいですね。闇の世界にいらっしゃい。
特選
2夏の位置が凄いです！
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