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川柳月組コミュの3月投句一覧

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お待たせしました。3月投句一覧です。
よろしくお願いします。

【本】  

1 台本どおりにはいかぬ元家族    
2 サクラサク きゅっきゅと括る参考書   
3 そうきたかこうきたか本の荒波    
4 『おらおらでひとりいぐも』よ 同じ主義      
5 『若い人』に会いたくなって父の書庫  

6 この本はきっと重ねたままだろう    
7 台本の余白に呼ばれ回り道  
8 虫の本ひらく少年うずくまる        
9 難しい本だわ水に浮くかしら    
10 一冊が思い思いの海ひらく      

11 本家まで巻き込んでゆく春嵐   
12 とうさんとネンネのまえのえほんよむ  
13 終活の本の処分がままならぬ     
14 じいちゃんはひとりひとりの本ひらく    
15 天下泰平活字の海で平泳ぎ         

16 本の中にはハッピーエンド咲いている   
17 スイートルームで大人の絵本見ているの 
18 絵本からわたしの海が見えてくる   
19 すれ違うスタンダールを抱く人と   
20 職退いて買う犬の本 猫の本       

21 読み終えた本の若草色掴む   
22 半生記 僕は怪傑黒頭巾          
23 読むだけで痩せる読むだけで飛べる   
24 本気で咲きます私に気が付いて    
25 絵本には続きがあって天気雨   

26 よれよれの岩波文庫遺されて     

  
【雑】   

1 雑にこなした今日ではあるが空に星   
2 雑草につかまり流れまいとする  
3 雑然が落ち着く場所になっている    
4 花道が雑な造りで蹴躓く       
5 雑踏の中の孤独へ入り込む 

6 雑用の中にいっぱい光るもの    
7 始末屋の連れにつっかう大雑把    
8 雑念がのんびりお散歩している    
9 雑菌を吐く うちの困ったおばあちゃん   
10 雑談のところどころに産みつける 
  
11 母の愛 雑然としてネグレクト    
12 雑草と言われたままになっている      
13 「珍しい犬ね」 ミックスだからこそ        
14 立ち上がる夾雑物があればこそ   
15 彼の人はわたしを雑に履いている     

16 捨てられる雑多なものということで   
17 ヨガマット今日の先生ちょっと雑  
18 雑念を払った 何も無くなった  
19 雑踏でやっとワタシを取り戻す     
20 複雑にからんだ紐をほどく空  
     
21 雑駁に生きて来たかも よかったのかも     
22 私のへそくり雑費で処理してる   
23 複雑な黄色の前に立ち止まる   
24 雑然が「そろそろ春になりたい」と   
25 雑食ですが何か問題ございます?  
  
26 雑草に非ず はこべら犬ふぐり      


【さらす】

1 玉ねぎをさらす ついでにわたくしも  
2 何をさらしてさくらさくらのまんなかを    
3 寒風に晒して美味にしてあげる     
4 さらしたらシャキッとしたよおいしいよ  
5 齢重ねりゃ悲鳴もあげる蝶番   
      
6 陽春にさらす秘めごと紫木蓮       
7 程々に内をさらして円の中      
8 羊たち さらしてしまう裏側を       
9 猫抱いてネットにあげてゆく名前    
10 大根をさらす皺皺になるまで   
   
11 海風にさらす身の内身の固さ   
12 私を水にさらして多数決     
13 背をさらすまさか背中は撃たれまい   
14 手の甲にそれぞれの老いさらしつつ     
15 晒すほどしたたかそんな布になれ   

16 嘘も実(まこと)もさらし流れる浅い川  
17 裏切った男をさらす漂白剤    
18 めいわくのかからないようさらしたい    
19 存分にさらしたツラに化粧水      
20 煩悩を投げて門前さらし飴   
     
21 全身をさらすぺろぺろ舌を出し   
22 こいつもこいつもわたし中で晒し首    
23 忘れたい 水でさらしているきのう     
24 遺言書再三に目をさらしてる  
25 晒してる所は痛くない所  

26 パンパンパンと明日を晒している   

コメント(12)

【本】  

18 絵本からわたしの海が見えてくる   
25 絵本には続きがあって天気雨   
21 読み終えた本の若草色掴む   
特選
22 半生記 僕は怪傑黒頭巾          
  
  18/原点となる「私」の海を絵本に見つける。
  25/めでたしめでたしの後に天気雨のような続編がある。
  21/表紙の色も読後の印象も若草色の本。トリコになっている。
  特22/五十年、黒頭巾のトリコになっている。


【雑】   

18 雑念を払った 何も無くなった  
12 雑草と言われたままになっている 
23 複雑な黄色の前に立ち止まる   
特選
21 雑駁に生きて来たかも よかったのかも  

  18/夢中になれたのではなく、夢中と言うものも無くなったのだろう。
  12/雑草と言われるいわれはないが何やらそんなままになっている。
  23/信号か、菜の花タンポポか。黄色にもややこしいのがあるのだろう。
  特21/雑駁!万歳である。


【さらす】

6 陽春にさらす秘めごと紫木蓮 
25 晒してる所は痛くない所        
22 こいつもこいつもわたし中で晒し首    
特選
11 海風にさらす身の内身の固さ  

  06/季語が二つあるのはいけない。秘事を陽にさらすのは良い。
  25/たしかに、突かれても痛くないように。 
  22/あいつもこいつもではアカンのかと思いつつ、
    私の中では晒したことにはならんのではないかと思いつつ。
  特11/身も心も海に風にさらせばゆるくなれる。
【本】
9 難しい本だわ水に浮くかしら

「わ」「かしら」が何ともおきゃんな雰囲気をかもちだしている

15 天下泰平活字の海で平泳ぎ

24時間好きな時に好きなだけ本に触れられる至福

「特選」
20 職退いて買う犬の本 猫の本

大半のひとが行き着く所




【雑】
2 雑草につかまり流れまいとする 

ズルイ気がするけれど雑草の強さにはかないませんから

6 雑用の中にいっぱい光るもの

主婦をバカにしてはいけません。発明工夫は主婦が生み出す

「特選」
10 雑談のところどころに産みつける 

出来る上司のお手本


【さらす】
8 羊たち さらしてしまう裏側を

大人しいと思わせておいていざという時に驚くなかれ
   
4 手の甲にそれぞれの老いさらしつつ

先日自分の手の甲を見て老いを感じたばかりでした。タイムリー過ぎます

25 晒してる所は痛くない所

まだ無理しているうちは欲がある証拠でしょう


「特選」
7 程々に内をさらして円の中 

社会で上手に渡り歩くための術。時には演技も必要です
【本】  
入選  
7 台本の余白に呼ばれ回り道  
9 難しい本だわ水に浮くかしら    
25 絵本には続きがあって天気雨 
特選  
2 サクラサク きゅっきゅと括る参考書

コメント
7/「余白に呼ばれ」がいい。私もその言い回しに呼ばれました。
9/比喩が面白い。
25/子供の絵本の続きに大人の絵本があって、めでたし、めでたしとはいかない。雨模様にもなる。
特選2/「きゅきゅっと括る」に受験生の心情がよく表れている。まずはお目出度いから特選に!   


【雑】   
入選
1 雑にこなした今日ではあるが空に星   
3 雑然が落ち着く場所になっている    
8 雑念がのんびりお散歩している    
特選
18 雑念を払った 何も無くなった 

コメント
1/雑でもなんでも一日が暮れて空を仰ぐ余裕、そして星を見つける。結構なことです。
3/私も同じです。
8/絵が見えるようで…。
特選18/思わず笑ってしまった。ほんと、雑念で成り立っていたのだわ。 

【さらす】
入選
13 背をさらすまさか背中は撃たれまい   
21 全身をさらすぺろぺろ舌を出し   
特選
25 晒してる所は痛くない所 

コメント
13/それは甘いのでは?まさかが起きるのが今の世の中。
21/きっと全身はさらしていないんだ。ぺろぺろ舌を出しているところに本当の全身があるんだわ。
特選25/ 21の句のまったく反対。痛いところは晒さないの。どちらを特選に頂こうかと迷ったが、結局私の趣味でこうなりました。 
【本】
3 そうきたかこうきたか本の荒波
23 読むだけで痩せる読むだけで飛べる   
特選
2 サクラサク きゅっきゅと括る参考書  

3/言い回しが面白く読書の楽しさが伝わる。
23/その気になっていろいろhow−toものを読みましたが。
特選句
合格の嬉しさが「きゅっきゅと」に現れていて楽しい。

【雑】
10 雑談のところどころに産みつける
23 複雑な黄色の前に立ち止まる
特選    
18 雑念を払った 何も無くなった  

10/たわいない話の中に大切なコトがかくれているものだ。
23/黄色はフクザツ立ち止まれずにいられない。
特選句
18/雑念ばかりで生きている私には、とても痛い句です。

【さらす】
2 何をさらしてさくらさくらのまんなかを
6 陽春にさらす秘めごと紫木蓮
特選
25 晒してる所は痛くない所 

2/「何をさらして」が気に入りました。
  「さくらさくらのまんなか」もいい。
6/紫木蓮の秘め事、うまい見つけだと思います。
特選句
25/無難に無難にと暮らしていると こうなりました
【本】  
9 難しい本だわ水に浮くかしら    
水に浮いたら私にも分かるのかしら。面白いですね。
2 サクラサク きゅっきゅと括る参考書   
桜は、満開。もう参考書は要りませんね。
22 半生記 僕は怪傑黒頭巾          
怪傑黒頭巾でしたか。困難をのりきっておいででしたね。
特選
20 職退いて買う犬の本 猫の本       
そうこれからは、猫ちゃんわんちゃんと上手くやっていきましょう。

【雑】   
3 雑然が落ち着く場所になっている    
私のことです。
4 花道が雑な造りで蹴躓く       
穴など開いていませんように。
2 雑草につかまり流れまいとする  
雑草の力を信じましょう。
特選
10 雑談のところどころに産みつける 
雑談だって無駄ではありませんよね。

【さらす】
9 猫抱いてネットにあげてゆく名前    
軽い気持ちで、晒しては怖い怖い。
7 程々に内をさらして円の中      
程々が難しい。
16 嘘も実(まこと)もさらし流れる浅い川  
所詮わたしも浅い川で上手に隠したつもりなんですがね。
特選
2 何をさらしてさくらさくらのまんなかを    
さくらさくらのまんなかに惹かれました。


【本】
10 一冊が思い思いの海ひらく

思い思いの海が気に入りました。

17スイートルームで大人の絵本見ているの

羨ましい…いいないいな(笑)

9難しい本だわ水に浮くかしら

きっとわたしの水には浮きないと
思うけど…惹かれる句です。
本と水がいい感じ。

特選
18 絵本からわたしの海が見えてくる

素晴らしい!
わたしも海が見たいのに現実しか見えません。

【雑】
18 雑念を払った何も無くなった

私も雑念だけで生きてます。
同感なので入選。

19 雑踏でやっとワタシを取り戻す

居場所が無いんだよね。
雑踏で安心できるなんて悲しいけど、
気持ち分かります。

5 雑踏の中の孤独へ入り込む

孤独が歩いてます。街中で。

特選
2 雑草につかまり流れまいとする

雑草にもつかまっちゃうんだね。
必死さが伝わってきます。

【さらす】
15 晒すほどしたたかそんな布になれ

はい、分かりました…が、難しい。

23 忘れたい 水でさらしているきのう

昨日をさらしちゃうんだ。
凄いので入選。

特選
2 何をさらしてさくらさくらのまんなかを

そうそう晒さなくちゃ王道は歩けません。
隠していては駄目。
気持ちがいいので特選でーす。






    7  台本の余白に呼ばれ回り道

           余白 が 好きです

   25  絵本には続きがあって天気雨

           それから それから・・・

  特選
    
    1  台本どうりにはいかぬ元家族

            きっと そうでしょうとも



   8  雑念がのんびりお散歩している

           ひとりも楽し

  16  捨てられる雑多なものということで

           わたしもその タグイ

  特選

    26  雑草に非ず はこべら犬ふぐり

           ささやかに ちゃんと 生きているのです

さらす

  7 程々に内をさらして円の中

          どなたとも 一応 仲良し

 17 裏切った男をさらす漂白剤

          そうしてやりましょうよ

  特選

    25 晒してるところは痛くないところ

         妙に実感 デス  

【本】

<入選>
18 絵本からわたしの海が見えてくる
      「海」をどうイメージするかはその人の自由。
       そして、そのイメージから新しい「海」が生まれる。

21 読み終えた本の若草色掴む
      「若草色」がさわやかでいい。
       また「掴む」から読み終わったうれしさが伝わってくる。

26 よれよれの岩波文庫遺されて
       たぶんこれはお父さんの「文庫」なのだろう。
       とても処分する気持ちになれない「よれよれ」

<特選>
9 難しい本だわ水に浮くかしら
      「水に浮く」かどうかで「難しい本」の価値を決める。
ありえないことのおもしろさを、あるかもしれないと書いてみる。
       そのおもしろさから何かが生まれる。


【雑】

<入選>
6 雑用の中にいっぱい光るもの
       それが見えたら人生楽しくてしょうがないでしょうね。
       句もいっぱいでき、こんなに苦労することもない。

2 雑草につかまり流れまいとする
       きっと「雑草」は助けてくれると思います。
       もちろんお礼なんかも必要ありません。

23 複雑な黄色の前に立ち止まる
      「複雑な黄色」が新鮮でした。
      「菜の花の黄色」ああ、そして「黄色いさくらんぼ」

<特選>
17 ヨガマット今日の先生ちょっと雑
      「先生」今日はちょっとおかしいですよと思いながら
       それ以上問わない。そこがこの作者の人間のできたところ。
       それをまたわかっているのが「先生」のできたところ。


【さらす】

<入選>
1 玉ねぎをさらす ついでにわたくしも
      「たまねぎ」と同じようにはと思うわたしですが
      「たまねぎ」に負けるかもしれないと思うわたしでもあります。」

21 全身をさらすぺろぺろ舌を出し 
       犬か猫かと思いますが、そのさらし方にはとてもかないません。
       というよりはあこがれます。

<特選>
25 晒してる所は痛くない所
      「所」は場所をイメージするので「ところ」をおすすめしたいです。
       と言いながら特選です。
       そう簡単に白状しないのは僕もよくわかっています。
【本】

23 読むだけで痩せる読むだけで飛べる   
18 絵本からわたしの海が見えてくる   
特選
3 そうきたかこうきたか本の荒波    

23/買うときはそう思っちゃうんです…
18/まさに本を読むことの本質です。
3/荒波も本の中だからこそ楽しめます。


【雑】

16 捨てられる雑多なものということで   
2 雑草につかまり流れまいとする  
21 雑駁に生きて来たかも よかったのかも     
特選
10 雑談のところどころに産みつける 

16/捨てられる側としては、雑多とは思ってもみないことで。
2/雑草こそ強いと、なんだか胸を張る。
21/「雑駁」、いいですね。これでいろいろ救われて来たかも、ですよ。
10/怖い…。実は私もやっていますけど。


【さらす】

7 程々に内をさらして円の中      
25 晒してる所は痛くない所  
特選
2 何をさらしてさくらさくらのまんなかを    

7/とりあえずは円の中へ。程々がポイントですね。
25/そうやって痛いところは抱いている。
2/こういう目線を持つことが、すごいです。
【本】  

9 難しい本だわ水に浮くかしら 
22 半生記 僕は怪傑黒頭巾   
25 絵本には続きがあって天気雨 

特選
20 職退いて買う犬の本 猫の本 

9/魔性の女のつぶやき。
22/「僕は」とわざわざ表明するあたりの胡散臭さにニヤリ。
25/続きもまたなんてキュートな。
特選/ほっこりさせつつペーソスもにじむ句。「犬の本 猫の本」とは見つけられたり。


【雑】  

4 花道が雑な造りで蹴躓く 
14 立ち上がる夾雑物があればこそ 
25 雑食ですが何か問題ございます?  

特選
24 雑然が「そろそろ春になりたい」と   

4/雑な花道も味があってよし。蹴躓きっぷりも、さすがの役者。
14/作者にとっての夾雑物ってなんだろう。たとえばいささかの誇りとか。
25/ございません、ございませーん。なんでも喰らっちまってください。
特選/そして作者も、やっとゆっくりと春に。


【さらす】

7 程々に内をさらして円の中 
12 私を水にさらして多数決
18 めいわくのかからないようさらしたい 
25 晒してる所は痛くない所  

7/円の中におさまり続ける極意ですね。
12/水にさらして、最後は数にゆだねる? どういうシチュエーションだろう。その謎めきに立ちどまった。
18/「さらします」でなく「さらしたい」がクセもの。オール平仮名も得体がしれなくて。
25/では痛いところはどこか。
【本】        

19 すれ違うスタンダールを抱く人と 
    セピア色の写真を見るような懐かしい
    気分になりました。



23 読むだけで痩せる読むだけで飛べる 
「痩せる」は眉唾、「飛べる」はあるある!


特選  
25 絵本には続きがあって天気雨
「実はね……」 のどんでんがある。それが絵本? 
  



【雑】              
18 雑念を払った 何も無くなった 
ピイカンのような言いっぷりに気持ちがスッキリしました。


10 雑談のところどころに産みつける 
さりげなく、何気なく、きっちりと。
こういう技術、自分には無いだけに憧れます。


特選           
21 雑駁に生きて来たかも よかったのかも     
    帰し方を顧みて自分に出したOK。
    「来たかも」「よかったかも」の控えめが好もしい。



【さらす】
19 存分にさらしたツラに化粧水
    「手遅れかな……」の独言が聞こえて来そうな
    アッケラカンが面白い。
   

3 寒風に晒して美味にしてあげる 
   「してあげる」の上から目線と、溢れる愛情の
   表現にほっこりしました。         


7 程々に内をさらして円の中
   ちょっとだけ自己開示することが周りと
   スムーズに過ごせる術でしょうか?    


特選  
25 晒してる所は痛くない所 
   本当に痛い所は、滅多に表には出ないものですね。
   奥底の痛みを感じて痛いです。

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