てんみくろんの会コミュの小豆島に来て、すでに１０日！

写真左ー門の前から
中央ー玄関前の睡蓮鉢
右ー中庭

もう１０日も経過したなんて、にわかには信じがたい暮らしの中～
それくらい時間の進みが速くて、環境つくりがおっついていかないのです。
それでも、やっとすべての段ボールを開けて目鼻がついてきたみたい・・・・・
とは言え、まだ、破れている網戸の補修や窓磨きなど細部への掃除は手付かずのままだし、畑の土つくりなどなど、やりたいことが数知れず・・・・・

でも、心はすこぶる開放されています＾＾
朝は鶯の声、窓を開ければ目に入ってくるのは緑の畑や松や庭石、美味しい空気、雨の音もしなやかで、簾越しの光も柔らかく・・・・

同居人の千草さんは、１０年来の友人で、私と陰陽真逆と言っていいほどの掃除好きですので、彼女の動きを観察しつつ、大いに納得し、真似をしてみる～＾＾
新しいわたしつくりが始まっています。
どんなわたしに成長？していくのか、楽しみなんですよ＾＾

彼女が連れてきた猫４匹は、最初かなりの騒動を持ち込みましたが、最近やっと落ち着いてきたみたいだし（近所の猫たちとの縄張り争いは収まったものの、本能はどうすることもできず、ねずみ、蛙、蛇、やもり、とかげなどなどを捕獲してきます＾＾；）、わたしも玄関先の睡蓮鉢にメダカを１０匹を入れて、楽しんでいます。（どうぞ猫たちに食べられませんようにと祈りつつ・・・・）

とても静かな空間に暮らすことになり、仕事と暮らしのバランスをとり始めてもいるところです。
岐阜では、まったくと言っても良いほど料理することがなかったのですが、ここではわたしが料理担当（千草さんは掃除担当）になっていますので、毎日小豆島ならではのメニュー作成にトライしています。
地物の魚が豊富ですし、うどんは絶品、醤油も格別な美味しさ、小豆島産のバージンオリーブオイル（値段が高すぎて、それほど使用できませんが・・・）、それに香川県の自然農取り組みが優れているのか、野菜もなかなかのものです＾＾

先日１００坪の敷地に４本のＢＥＰミューアを埋設しました。

やっとＰＣの前にも座れる環境が整ってきましたので、徐々に小豆島便りを書いていけそうです。

畑はお手伝いに来てくださったＸ氏によると、土が固くて大変だとのことですので、焦らず草刈からはじめています。
草ぼうぼうの状態で荒れていますが、それでも自分たちの自由にできる環境なので、新しくここの畑を対象に土壌用発酵水を作って遊ばせてもらい、どんな野菜や花が成長してくれるのか、うふふふ～って感じ♪
幼子が新しいおもちゃを与えられたような、妙に嬉しい心～＾＾

近況としてのご報告は、トンビと野ウサギ・・・・
５月３０日、神奈川から来てくださったＲ・Ｋさん、Ｘ氏と共に太陽の神殿に行き、その後名古屋に出かけるために福田港へ車を走らせている時、突如フロントガラスにクローズアップした両翼を広げている鳥が現れました。
フロントガラスと鳥との距離は５～１０ｃｍくらい・・・・
一瞬時間が止まりました。
わたしの呼吸も止まりました＾＾：
鷹かと思われましたが、トンビです。
近距離で車と併走している時間が、どのくらいだったのかはわかりません。
一端空高く舞い上がってくれましたが、その後すぐに数回、降りてきては道案内をしてくれるかのように車道近く飛んでくれました。

そして、５月３１日、名古屋での「てんみくろんの会」終了後福田港に着いたのが午後１０時４０分、千草さんの迎えの車に乗り家路に向かっている夜の車道に野ウサギが・・・・
またしても車の前方５～１０Ｍのところをぴょんぴょん跳ねて先導？してくれる。
反対車線にも出てしまい、危険なので気が気じゃない。
「危ないから、帰りなさ～い。」と二人で声をかけますが、遊び仲間とでも思っているのでしょうか、併走を止めてくれません。
そうこうしている時、反対車線にヘッドライト・・・・
「あ～～～～～～ぁ、危ない！！！！！」
その野ウサギの姿はやって来た車の下に消えてしまいました。
またしても一瞬、呼吸が止まります。
無の時間が流れ、野うさぎが元気な姿を見せてくれた時の喜びというか、ほっとした感覚・・・・
そのまま森に帰るだろうと思ったのですが、やはりわたしたちの車の前をぴょんぴょん併走をはじめます。

人と自然が共に環境を分かち合って暮らすことの実態というか、片鱗を経験させてもらいました。
どうすればいいのかなぁ～
自然の中、共存・共生して暮らすことの大きなテーマと対面してしまいました。
どちらもが豊かで安心して暮らせる環境って言葉で言うのはたやすいですが、実際に具体的に何が出来るのかを思うと、途方にくれてしまいます。

小豆島生活は、始まったばかり～
すべてはこれからで～す＾＾